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機関誌『動労千葉』から  特急さざなみ廃止絶対反対! 3・7館山集会へ

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機関誌『動労千葉』から




3/7館山地域集会へ

3月7日(土)13時30分~





特急さざなみ廃止絶対反対!3・7館山集会へ

木更津支部組合員を始め30人で館山駅前大街宣!(3月4日)




NEW再稼働、戦争、首切り もうたくさんだ!
3・11反原発福島行動へ!







2月26日、3月ダイ改阻止、特急削減・廃止反対の銚子駅前大街宣と地域集会が、動労千葉の呼びかけで行われた。
あいにくの雨だったが、集会には85人が集まった。組合員と支援の仲間、地元の労組関係者、そして商店街からも店を閉めて一家で駆けつけてくれたり、店の従業員のほとんどが参加するなど、多数の市民が参加した。
日刊動労千葉2月4日号




許すな!3月ダイ改ー房総特急削減・廃止=ローカル線全面切り捨て





盗聴法改悪阻止! 3.21集会へ!

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2015年3月21日(土)午後6時半開場
セシオン杉並
 3階「第8~第10集会室」
(東京都杉並区梅里1丁目22−32)
○東京メトロ丸ノ内線東高円寺駅下車徒歩5分または新高円寺駅下車徒歩7分

詳細地図はこちら





中東参戦と「特定秘密」発動

 日本人拘束事件では、「有志連合」の一角として、空爆国支援を表明した安倍首相の中東演説強行および戦費拠出という戦争外交によって、後藤さんらが見殺しにされました。その一連の過程がすでに、「何が秘密かも秘密」の特定秘密のもとで進められた集団的自衛権の行使です。安倍政権の「反テロ戦争」=石油利権のための中東参戦が、一挙に治安弾圧を激化させています。

階級的労働運動派の歴史的登場

安倍政権による戦争と犠牲強要の政策に対する怒りがますます高まっています。何よりも、中曽根政権以来の改憲を狙った国鉄闘争潰しに対する解雇撤回闘争の不屈の前進のなかで、クビきり絶対反対、非正規職撤廃、外注化・民営化阻止で闘う動労総連合を先頭とした階級的労働運動派が登場し、フクシマの怒りと共に反原発闘争を進め、戦争・改憲阻止 宣言を発し、アメリカ・韓国・ヨーロッパなどとの強力な国際連帯を進めています。ここに、プロレタリア文学で労働者 の団結を訴えた小林多喜二の遺志を引き 継ぎ、治安維持法の歴史を乗り越える巨 大な展望があります。
階級的団結と国際連帯に依拠して安倍政権への広範な怒りと結合し、秘密法・盗聴法絶対反対の立場で大胆に運動を拡大していく中に、現代の治安維持法を打ち破っていく未来があるのです。

「大同団結」か「階級的団結」か

一方で、団結破壊攻撃に屈服したところから出てくる、「盗聴法絶対反対ではたたかえないから、盗聴拡大反対の一致点で運動を広げる」というような、いわゆる「大同団結」論は、闘う団結を解体して再び三たび治安維持法型弾圧に敗北する道です。
自民党政権への怒りを「大同団結」的に糾合した民主党政権の無残な崩壊の帰結として登場した安倍政権は、民主党の基盤をなした御用組合・連合を分裂させて完全な戦争翼賛=かつての産業報国会化を策動し、また日弁連執行部の新捜査手法導入賛成への転向をおし進め、盗聴 法改悪などをお膳立てしたのです。戦争情勢、「現代の治安維持法」情勢においては、もはや選挙の時だけ繰り広げられる野党共闘など無力であり、労働者民衆の階級的団結に依拠した鮮明な主張と闘いでこそ勝利できます。

「完黙・非転向」で弾圧と闘う

階級的労働運動派は、民主党政権時の国鉄闘争全面降伏「和解」=労働運動総屈服の策動を乗り越えて国鉄闘争全国運動を結成し、階級的団結を守り拡大してきました。この闘いが、治安弾圧を打ち破る力となっています。
労働者1万人結集を訴える11月集会のデモに参加した学生が不当逮捕された際には、獄内では「完全黙秘・非転向」で勝利し、京大では弾圧の手引きをした公安警官を摘発・追放する闘いが注目され、たたかいの前進を勝ち取っています。

戦争法・盗聴法阻止の決戦へ

私たちは今春、解雇撤回、外注化・大合理化の3月ダイ改と闘う国鉄闘争と反原発闘争を共に闘って労働者民衆の団結を広げ、安保関連法案阻止の大闘争と一体の4〜6月新捜査手法導入阻止のたたかいを切りひらきます。




戦争のための秘密法・盗聴法は廃止!
階級的団結と国際連帯で勝利しよう!

  イスラム武装勢力とは、そもそも米英仏が、石油利権のための帝国主義的な中東支配に対する、民衆の怒りを分断し圧殺するために育成し、それが破産した結果として登場したものです。

ソ連からのアフガン奪還と称してCIAが訓練したビンラディン一派が、「湾岸戦争」に怒って寝返ったのはあまりにも有名だし、「イスラム国」などは、イラク侵略戦争の暴挙に加え、反米シリア政府を転覆するためにサウジ反動王政などを経由して膨大な資金・武器を供与することなしには成立しえなかったものです。
「反テロ戦争」の本質は、生きるための民衆の闘いの分断・圧殺です。中東の労働者民衆は、中東侵略戦争と「イスラム国」の襲撃に対して、労働組合を結成して不屈の団結と闘いに立ち上がっています。

侵略戦争の泥沼を断固拒否し、国境を越えた労働者民衆の団結で戦争を阻止することに唯一私たちの未来があります。

労働者民衆の国際的団結のみが戦争を阻止できる





[転載]大阪 郵政労働者春闘討論集会開く 雇い止め阻止へスト方針

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大阪 郵政労働者春闘討論集会開く 雇い止め阻止へスト方針

  合同労組郵政非正規労働者部会、関西労組交流センター全逓労働者部会が呼びかけた郵政労働者春闘討論集会が3月1日、大阪市内で開催されました。集会は、中東侵略戦争に参戦した安倍政権を労働組合の力で打倒する関西郵政労働者の総決起集会として50人が結集し大成功でした。

 集会の直前、関西合同労組の拠点である新大阪局分会の中心・A組合員への雇い止め予告が通告され、Aさんの解雇を絶対に許さない総決起としても大成功しました。当該のAさんは、これまでの団交で「ミスや遅刻の原因の一切は民営化にある」と当局を弾劾し、集会でも「労災事故が続出し、当局はすべて現場の注意力不足として処理している。非正規の置かれている立場を変えなければ雇い止めも事故もなくならない。そもそも深夜労働のあり方がおかしい」と根本的に問題を提起しました。
 基調報告に立ったJP労組吹田分会の村山晃さんはまず「東京・八王子西局の解雇攻撃と同様に、今回の解雇の背景には郵政の破綻(はたん)を拠点破壊と団結つぶしでのりきろうとする資本の弱点がある」と提起しました。続いて、郵政の株式上場問題、オーストラリアの大手物流会社との合併問題について批判した上で、日本郵政社長・西室泰三の「戦後70年談話」検討有識者会議座長就任の動きについて「郵政資本はJR資本と一体で、安倍・西室の戦争と労組破壊路線に舵(かじ)を切った。これとの全面的激突に勝利しよう」と訴えました。
 富田林解雇撤回闘争の報告では、当該の裁判闘争と職場闘争が一体的に闘われ、新大阪局の闘いを生み出し、「団結をつぶせないまま民営郵政は大恐慌に突入せざるを得ず、勝利の展望を切り開いている」と確認しました。同じ職場の労働者を組織して参加した奈良の郵便局のBさんは「ノルマ強制は解雇攻撃である」と報告しました。
 新大阪局分会のA組合員への解雇攻撃は「恐慌の中の恐慌」下での郵政資本の転換があります。郵政非正規ユニオンを先頭とした全国の雇い止め・解雇撤回の闘いや、富田林局や新大阪局の闘いを通じて、この間、近畿支社内の雇い止めを全部止めてきた勝利的地平をひっくり返そうとの敵の思惑があります。
 それだけでなく「新人事・給与制度」「新一般職」導入と「スキル評価」で、正規・非正規関係なく「能力がない」「仕事が遅い」として労働者を解雇し、闘う拠点を破壊しようともくろんでいるのです。その切っ先が新大阪局の攻防です。動労西日本の中西剛副委員長にかけられている解雇攻撃と同じです。
 集会では新大阪局の闘いが、民営郵政を撃ち10割非正規化職化攻撃との「ガチの勝負」としてあることをはっきりさせ、最後に、新大阪局雇い止め阻止のストライキ方針を決定し、これまでにない団結の力をみなぎらせるものとなりました。
 団結を破壊し、労働者を総非正規職化と戦争動員にたたき込もうとする資本に対し、国鉄決戦を先頭に階級的労働運動の爆発で反撃ののろしを上げていこう! (関西・AH)

 
 

転載元: たたかうユニオンへ!

[転載]大結集の数が福島圧殺を打ち破る 小児がん激増の責任問い原発再稼働を絶対阻もう 

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3・11反原発福島行動'15へ 呼びかけ人の訴え

大結集の数が福島圧殺を打ち破る 小児がん激増の責任問い原発再稼働を絶対阻もう 

ふくしま共同診療所院長 布施幸彦さん




ふくしま共同診療所
◎福島市太田町20-7佐周ビル1階
 (JR福島駅西口より徒歩5分)
◎診療科目 内科/放射線科/循環器科/リウマチ科
◎ウェブサイト「ふくしま共同診療所」で検索

甲状腺検査を2年継続

 12年12月にふくしま共同診療所を開院して2年余りたちました。私は昨年11月に院長に就任し、週5日、診療所で診察をしています。
診療所で甲状腺エコー検査を定期的に受けているのは小さいお子さんが多いですね。年齢が低いほど放射能の影響を受けやすいので、親御さんは余計心配しています。
とりわけ心配しているのは、県の県民健康調査の1巡目の甲状腺検査でA1かA2判定だったのに、昨年4月に始まった2巡目の検査でBと判定された人たち。県から「2次検査を受けるように」という郵便物が届くけれど、説明はない。そういう人が、ちゃんと説明を聞きたくて来ます。
診療所で定期的に検査を受けている人は、被曝への危機意識が強い。県内産は食べない人、定期的に保養に行っている人もいます。「安全・安心キャンペーン」の中で4年間も続けているのはすごいことです。
だけど友達やクラスのお母さんたちとは、そういう話ができない。タブーとされている。
診療所は「避難、保養、医療」という原則を掲げ、保養活動のチラシを持って帰ってもらったりしています。保養先で子どもたちは放射能を気にせず遊び、免疫力も増強される。お母さんたちも保養先でようやく話すことができる。お母さんたちのリフレッシュのためにも大切です。

仮設健康相談に横やり

 診療所では2年間、浪江町民が住む福島市内の仮設住宅を訪問して健康相談を行ってきました。
今でも仮設住宅は県内に1万数千軒あります。相談に来るのはお年寄りが多く、多いところは20人くらい来ます。自治会長さんも含めてみなさん、とても協力的です。
昨年6月ころからは事前に1軒ずつ戸別訪問して、直接声をかけてチラシを渡すようにしました。動労水戸がJR常磐線の延伸に反対する取り組みで、いわき市にある楢葉町民の仮設住宅を戸別訪問して呼びかけたという話を聞いて、「私たちもやってみよう」と。人の顔が見えるし、健康相談の参加者も増えました。相談に来ない人でも、直接会って話をすることで、孤独死を防ぐ力にもなっていければと思っています。
1月末にも仮設で健康相談を行い、2月に入って次の予定を決めるために連絡したところ、町の担当者に「とりやめにしたい」と言われました。きっかけは、1月17日の地元紙『福島民友』の「『中核派拠点』と報告書/公安調査庁 福島の医療機関」という記事です。公安調査庁が1月に発行した冊子『内外情勢の回顧と展望』で「『ふくしま共同診療所』が福島県内の仮設住宅に居住する被災者を対象に、健康相談会や福島原発事故による健康被害を訴える『報告会』を開催するなどして、被災者の取り込みを図った」と記したことを記事にしたんです。
二本松市にある浪江町役場に行き、担当者に「なぜだめなんですか」と聞いたら、福島民友を取り出し、「2年間も無料健康相談をやってもらってきて感謝しています。だけどこういう記事が出た以上、そのまま受け入れることはできません」という対応でした。でも私たちはやめるつもりはありません。まず住民とちゃんとお話ししようと思っています。
公安調査庁が診療所のことを取り上げたのは、この診療所が仮設住宅の住民と結びつくことを恐れたからでしょう。
強制避難させられた仮設の住民は非常に不満が強い。特にお年寄りはこのまま仮設で人生を終わらざるを得ないことに深い憤りを持っています。東電や国に怒りを持っている人たちは、警察にとって「不満分子」「治安対象」ですから、その人たちと診療所を結びつかせたくないのでしょう。診療所を中心とした福島の活動をつぶすという強い意志です。ある意味で僕らの2年間の活動を、それだけ大きな意味があると認めてくれたってことだと思ってます。

117人の子どもががんに

 2月の県の発表で、小児甲状腺がんとその疑いが計117人になった。そのうち88人が手術を受けています。2巡目で新たに発見された8人は1巡目の時は5人がA1、3人がA2でした。この2年余りの間に甲状腺がんを発症したのです。
県民健康調査検討委員会の星北斗座長はコメントを「原発事故との因果関係はないとは言えないが、『考えにくい』 というこれまでの評価を変えるものではない」と若干変えた。これ以上増えたら、原発事故の結果だと認めざるを得ないところに追い込まれる。
しかし簡単に認めるわけはない。〝原発事故で甲状腺がんが多発した〟となると、チェルノブイリと同じく空間線量が年間1㍉シーベルト以上のところは避難しなければならなくなる。つまり福島県は全県避難です。
さらに大きいのは原発再稼働ができなくなるということ。再稼働すれば必ず福島と同じことが起きる。原発事故ゆえと認めることは、日本から原発が消えることを意味します。こんなことを認めたら政府はもちません。甲状腺がんの問題は、政府にそれほど破綻を強いている大きい問題です。

地元で声を上げ続ける

 この地で生きる人が周りの圧迫をはねのけて声を上げるのは大変なことです。だけどみんなおかしいと思っているし、それが堰(せき)を切ったようにあふれ出す時が必ず来ます。彼らの根底的な怒りを表現できる場を一緒につくりたい。だからこの診療所が声を上げ続けていくことが大切だと考えています。
全原発廃炉の闘いの原点は福島です。原爆禁止の闘いは広島・長崎を二度と起こさせないこと。同じように再稼働阻止とは、原発事故を二度と起こさせない闘いです。
例えば福井県の高浜原発で事故が起これば、偏西風が滋賀、京都、岐阜などを襲い、その地域は全滅する。大変なことです。再稼働が狙われる原発の近隣の人も3・11に参加して、福島の現実を持ち帰って再稼働に反対してほしいと思います。
3・11には全国の人にいっぱい集まってほしい。福島で生きる人たちに、みんなで「絶対にあなたがたと一緒に歩いていきます」と発信する。そういう人が何万人、何十万人と集まれば、福島の人たちが「自分も声を上げよう」という力になる。数こそ力です。頑張りましょう。

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▼県民健康調査甲状腺検査の判定基準 【A1】結節やのう胞を認めなかった場合。【A2】5㍉以下の結節や20㍉以下ののう胞を認めた場合。【B】5・1㍉以上の結節や20・1㍉以上ののう胞を認めた場合/甲状腺の状態等から2次検査を要すると判断した場合。【C】甲状腺の状態等から判断して、直ちに2次検査を要する場合。


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転載元: たたかうユニオンへ!

[転載]3月6日タカキン&「現状だより」121号

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もうすぐ3・11から4年。5年目に入ります。すでに福島の子供の甲状腺ガンは117人にのぼり、そのうち8人は一巡目の検査では異常が見つからなかった子供。放射能、被曝による発病であることが隠しきれない、おそろしい現実が始まっている。だからいまもう一度、力を合わせ、声をあげ立ち上がろう。
3・8高崎、3・11郡山の集会・デモに集まろう!

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転載元: NAZENぐんま

[転載]2/27動労西日本ストライキをともに闘い抜きました

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関西合同労組は、動労西日本ストライキ(2月27日)の支援・連帯に立ち上がりました


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大阪事業所(奈良市・京終駅前)でストライキに入った動労西日本・東組合員

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連帯あいさつをする、関西合同労組奈良支部支部長

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組織決定で参加した日教組奈良市。
発言は日教組奈良市書記長

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奈良市・京終駅前

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JR奈良駅前

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四條畷駅前、解雇攻撃許さないと訴える
動労西日本・中西副委員長

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発言は、福知山駅でストライキを闘い抜いた
動労西日本・原田組合員(大阪・JR西日本本社前)

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広島・五日市駅でストを打ち抜いた
動労西日本・大江委員長(大阪・JR西日本本社前)

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(大阪・JR西日本本社前)

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(大阪・JR西日本本社前)

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(大阪・JR西日本本社前)

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総括集会

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動労西日本ホームページ




  ★労働相談は関西合同労組へ
 
      非正規職撤廃! 職場にたたかう労働組合をつくろう!
               団結して資本とたたかおう!
 
      どんなことでもお気軽に関西合同労組に連絡ください
      
合同・一般労組全国協議会 関西合同労働組合
             ★大阪市西成区山王1-1-10-807
                TEL&FAX 06-7503-7232
 
         ●大阪東部支部  072-991-7729
​       ●泉州支部     07​2-4​63-664​0     
       ●北大阪支部 ​   09​0-8​164​-49​20 ​
       ●南大阪支部    ​​080​-56​06-507​3 ​
       ●阪神支部     0​90-9629-8815
       ●​奈良支部     ​074​2-3​4-6​516​ 
     ★メール/kangorogogo@yahoo.co.jp








転載元: 関西合同労働組合

労働組合が外注化推進の手先になるな!

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会社と一体となり
民営化と外注化を推進した東労組




雇用破壊に手を貸す東労組
外注化は絶対に認めてはならない

労働組合が外注化推進の手先になるな!

 外注化による雇用と安全の破壊は、労働組合が外注化攻撃に対抗できず、容認してきた結果です。

それどころか東労組は、外注化に率先協力してきました。
絶対に許されることではありません。

 全面外注化攻撃の始まり

 JR東日本は、99年、「シニア制度」の提案をから全面的な外注化にふみだしました。シニア制度は、組合が「労使一体で業務外注化を推進します」と約束すれば、定年後の再雇用の機会を提供するというものです。
年金の支給開始年令が引き上げられることにつけこんだのです。そうして、あらゆる業務を外注化し、ベテラン労働者を超低賃金で使ってコスト削減しようとしたのです。本当に卑劣なやり方です。

 外注化で何が起きたのか

 この脅しを前に、動労千葉以外の全労組がシニア制度を結びました。それどころか、東労組は会社と一体となり「東労組以外は再雇用されない」という他労組切り崩しに率先協力したのです。 その結果、01 年から全面的な業務外注化が始まりました。

設備関係では、東日本全体で2451名の労働者が強制出向させられました。千葉支社の保線区は28箇所から6箇所にまで縮小されました。そして、わずか数年でレール破断が頻発する危機的な状況にまで陥ったのです。 駅では全面的な外注化と最大5年で使い捨てる契約社員が導入されました。
雇用と安全の破壊が一体で進んだのです。

 外注化攻撃は粉砕できる

 しかし、外注化攻撃は労働者が団結し本気になって闘えば必ず打ち破れます。 動労千葉は15年にわたって外注化に反対し続けてきました。そのために動労千葉の組合員だけが、定年退職後の再雇用を拒否されるという攻撃も受けました。
しかし、組合自身で再雇用先を探すなどして闘いを継続しました。困難な闘いでしたが、大きな成果を生みました。

千葉支社の検修・構内職場では、以後12年間にわたって外注化を止め続けたのです。さらに、シニア制度も5年間で粉砕し、反対闘争を続けながら再雇用を認めさせました。そして、職場の多くの仲間たちが外注化反対に共鳴し、動労千葉に加入してくれたのです。

 動労千葉とともに闘おう

 12年10月、JRはついに千葉でも外注化を強行しました。しかし、会社も決してすべてが思い通りにいっているわけではありません。我々の闘いは、今も外注化攻撃に大きな歯止めをかけています。

動労千葉は、「外注化だけは絶対認めてはいけない」と決意し、闘いぬいてきました。外注化で雇用と安全が破壊されることを許すわけにはいかないからです。若者が非正規でしか働けないような現実を、子や孫の世代にまで残したくないからです。全労働者の生活と未来がかかった問題だからです。

外注化は矛盾だらけです。JR―CTSの職場全体が一体で反対の闘いを貫けば、外注化攻撃は必ず打ち破れます。そのために、職場みんなの力が必要です。動労千葉に結集し、ともに闘おう。







おまけ



国鉄分割民営化に賛成・率先協力し、国労潰しの先兵になった動労カクマル派・松崎明動労東京地本委員長  ↓↓↓
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●勝共連合機関紙『世界日報』で「スト撲滅が使命」と宣言(87年2月)
  「社会主義を目指すための労働運動……これは完全に間違っていた。これと決別する」

  「核はだめだけれど自衛隊はいいという、そういう議論にはならない……自衛隊を認めるんだったら、核だって」

  「ストライキをさせない、これは私の使命感ですね」




3月14日J Rダイヤ改悪阻止! 3月12日ストライキへ!!

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3月14日J Rダイヤ改悪阻止! 

3月12日ストライキへ!!




スト拠点=広島印刷事業所、山陽本線・五日市駅

スト貫徹! 広島支社前行動
3月12日(木)18時  JR広島支社前集合









2・27ストライキを貫徹!

中西副委員長職場復帰へ戦闘宣言





まさしく現代の奴隷工場そのもの  ◆外国人実習生「あこがれの日本」で失踪 追い詰められ…

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ジャーナリストの安田さんのお話しを聞く機会がありました。
その時の彼の話しによると外国人「実習生」は借金漬けにして縛られ、パスポートを取り上げて逃げ出せないようにし、「社員寮」とは名ばかりの、窓もなく暖房も冷房もないタコ部屋のような狭い部屋に押しこめられ、寝る時はペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ代わりに抱いて寝ているのだと言う。
外出は月に1~2回、近くのコンビニに行くだけ。
これが唯一の外出時間、娑婆との接点。

想像できない過酷な強労働と強搾取、監視と奴隷労働を強いられているのです。
それがこの日本のどこかで、しかも中小の繊維産業やこの記事にあるような農業部門などで、彼ら彼女らは声も上げられずに働かされているのです。

まさしく現代の奴隷工場そのものなのです。


外国人実習生「あこがれの日本」で失踪 追い詰められ…

朝日新聞デジタル 3月8日(日)17時4分配信

 働きながら技能を学ぶ外国人技能実習生が行方不明になるケースが増えている。警察への届け出は2014年、過去最多だった13年をさらに更新する勢い。農業実習生として熊本県に来た中国人女性の場合、別の場所で働いていて警察に摘発され、帰国を余儀なくされた。なぜ、女性は追い詰められたのか。

【写真】かつて中国人実習生が働いていた養鶏場の跡=熊本県合志市、籏智広太撮影


 緩やかな丘に畑が広がる地区に、養鶏場だった建物がある。熊本県合志市。一昨年の夏まで、中国人女性(当時24)が農業実習生として働いていた。

関係者の話や法廷での証言などによると、女性は東北部にある遼寧省のトウモロコシ農家の出身。中学を中退後、弟の学費や家族の生活費を稼ぐためにレストランで働いた。だが、家計は苦しかった。そんなときに実習生の制度を知り、日本へのあこがれもあって興味を抱いた。

「3年働けばもとが取れる」。現地の仲介業者にこう言われたという。保証金として5万元(約95万円)を借り、自己都合で3年以内に帰国した際には20万元(約380万円)の違約金を払う契約も結んだ。2012年8月、鶏の飼育などができる養鶏業の実習生の資格で来日した。

ところが、現実は違った。作業は、「資格外」の卵のパック詰め。月の手取りは時間外労働を除けば約7万円。未明まで残業のときもあったが、日本語の勉強をしながら働いた。

9カ月後、労働基準監督署の調査で資格外作業が発覚し、養鶏場で働けなくなった。実習生の受け入れの仲介などをする監理団体の寮でいったん過ごしたが、この団体も別の不正行為がきっかけで営業停止に。「稼ぎがないまま帰国すると借金や違約金が残る」と思い、昨年2月ごろに寮を出た。つてを頼って熊本県八代市内でホステスとして働いた。

同6月、女性は同県警に出入国管理法違反(資格外労働)容疑で逮捕された。同9月、熊本地裁で罰金刑の判決を受け、退去強制命令が出た。さらに、収容されている間に帰国への不安から床に頭を打ち付けて自殺を図った。止めに入った入管職員にけがをさせたとして公務執行妨害などの容疑で逮捕され、福岡地裁で執行猶予付きの有罪判決を受け、昨年末に帰国した。

「だまされた気がします」。女性は熊本地裁の公判で語った。同地裁判決は、技能実習生の受け入れや送り出しの体制について「問題があったことは否定できない」と指摘した。福岡地裁の公判では、女性が自ら日本語で記した上申書を提出。日本語で「日本が好きで来た。真面目に仕事したかった」と悔しさをにじませた。

女性が中国側の仲介者に払ったとされる保証金や違約金は、実習生の入国許可などを規定する出入国管理法の関係省令で禁止されている。女性を受け入れた監理団体の関係者は、女性が中国で払ったとしていることについて「知らない。借金をしてまで来る理由がありますか」と朝日新聞の取材に対して話した。

女性を支援してきた「コムスタカ 外国人と共に生きる会」(熊本市)の中島真一郎代表は指摘する。「女性は人身取引の被害者として保護されるべきだ」


■「雇用の調整弁にされている」

法務省入国管理局によると、2013年に行方不明の報告が事業所から寄せられた技能実習生(旧制度の研修生を含む)は3567人で、前年から1560人増えた。全国の警察に失踪の届け出があった数も13年が2458人と最多(警察庁調べ)。14年上半期は1717人に上り、前年同期を上回る。中国人が過半数で、ベトナム人やネパール人などが続く。
朝日新聞社




ベトナム人被告はなぜヤギを食べた 「過酷な生活」供述

小林孝也
2015年2月19日22時59分

写真・図版
岐阜大学の研究で飼われていたヤギ=2013年9月、岐阜県美濃加茂市

 岐阜県美濃加茂市で昨年8月、除草用に飼われていたヤギを盗み、食べたとして、窃盗罪に問われたベトナム人の被告は、技能実習生として来日していた。岐阜地裁の公判で、日本での過酷な生活について供述した男たち。なぜここまで追い詰められたのか――。

 起訴状によると、いずれもベトナム国籍のブイ・バン・ビ(22)、レ・テ・ロック(30)の両被告は仲間5人と共謀し、昨年8月9~10日、美濃加茂市の公園でヤギ2頭(時価計約7万円)を盗んだとされる。除草効果を研究するため、岐阜大学教授が市などと協力して飼っていた16頭の「ヤギさん除草隊」のうちの2頭だった。
 法廷での供述などによると、ロック被告は来日前、ベトナムの田舎町でタクシーの運転手をしていた。両親と妻、娘の家族5人暮らしで、月給は日本円で1万6千円ほど。暮らしは貧しかったという。

 「日本で働けば月給20万から30万円。1日8時間、週5日勤務で土日は休み。寮あり」。こんな話を仲介会社から聞き、「思いつかないほど素晴らしい」と飛びつき、来日を決めた。仲介会社には自宅と土地を担保にして銀行から借金した約150万円を支払い、2013年3月に農業の技能実習生として来日した。

 長野県の農業会社でトマトを育てる仕事に就いたが、勤務条件は聞かされていたものとはかけ離れていた。毎日午前6時から翌午前2時まで働き、休みはない。午後5時までは時給750円、以降は1袋1円の出来高払いでトマトの袋詰めをした。1千袋詰めた日もあったという。




 3・11反原発福島行動集会要項☆

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☆3・11反原発福島行動     
                        集会要項☆ 

3月11日(水)
郡山市民文化センターにて

11:00~開場

12:00~プレイベント
♪スパングルス(女性ボーカル)
♪野瀬正彦(チェロ)
♪稲葉一(サックス)
♪西郷章(アコーディオン)

13:00~集会
☆城臺美弥子(長崎被爆者)
☆沖縄の青年労働者
☆被ばく労働拒否で闘う動労水戸
☆福島の農民
☆仮設住宅から
☆ふくしま共同診療所医師
☆福島の学生

14:46 黙祷
※集会後郡山駅前までデモ

★郡山駅前広場プレイベント★
10:00~11:30
♪ダンシング義隆&NO NUKES BASS(バンド演奏)
♪ソリダリィティ(Song)
☆マイクアピール








 3・11の準備です。参加者が予想を超えて集まることを願い、プログラムをせっせと準備しています。






 多くの労働者、学生と協力して集会の資料を作っています。


そして、今まで黄色の3・11横断幕でしたが、新たにピンクの横断幕を追加投入します。




大きいです。目立ちます。




斉藤征二さん(元原発労働者)

※写真:2013.4.21ふくしま労働学校

戦争 原発事故責任を否定し、再びアメリカの手の平で「戦争の道へ突進」する安倍独裁政権へ楔をうちこもう。
原発は廃止から廃炉へ急げ!


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賛同のお願い
FAXまたはメールでお申し込み下さい
※郵送をご希望の方は椎名(080-5228-2842)までご連絡下さい

【賛同金送付先】
◆郵便振替
口座記号番号
02220-2-135317
加入者名:
3.11反原発福島行動実行委員会
◆FAX:
024-575-5124
◆メール:
3.11fukushimaaction@gmail.com
 
◆賛同金:
1口 1000円
◆お名前、ご住所、電話・FAX、メールアドレスのご記入をよろしくお願いします

呼びかけ人
  • 市川潤子(ふくしま合同労組委員長・福島市)
  • 小宅貴史(NAZENいわき共同代表・いわき市)
  • 川俣辰彦(いわき合同ユニオン・いわき市)
  • 斎藤栄一(和牛繁殖農家・いわき市)
  • 坂元太平(本宮市)
  • 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授・福島市)
  • 佐藤幸子(川俣町)
  • 椎名千恵子(福島市)
  • 鈴木起代子(郡山市)
  • 鈴木光一郎(全国農民会議共同代表/酪農家・本宮市)
  • 富川和朋(自治体職員・本宮市)
  • 根本敏子(沖縄米軍基地一坪反戦地主・二本松市)
  • 橋本光一(国労郡山工場支部・郡山市)
  • 樋口正太郎(福島大学生・福島市)
  • 藤井精二(郡山市)
  • 藤井千賀子(郡山市)
  • 布施幸彦(ふくしま共同診療所院長・福島市)
  • 門馬高弘(動労水戸平支部長・いわき市)
  • 吉沢正巳(希望の牧場・浪江町)
  • 渡辺馨(福島診療所建設委員会事務局長・伊達市)
  • 2015.1.4現在
賛同
愛知労組交流センター青木 博/松江市青田 敦郎/福島市青柳 歩/仙台市安達 繁樹/仙台市吾妻 道子/伊達市阿部 啓輔/新潟県安倍 照子/横浜市新井 治/さいたま市新井 利江/高崎市安藤 誠司/仙台市飯島 幸雄/船橋市井口 伸司/東京都板橋区石橋 貴久/下野市伊豆 ハルミ/広島市市川 正樹/福島市伊藤 成広/高崎市猪俣 章臣/岐阜県今川 澄男/広島市今川 美恵子/広島市いわき合同ユニオン岩田 雅一/八戸市植野 忠(岡山・星野の会)梅田 美和子/鹿児島市愛媛県公営企業病院労働組合愛媛県職員労働組合遠藤 寛子/秋田市大江 厚子大熊 豊彦/さいたま市岡部 久美子/前橋市大沼 和昭/前橋市大野 圭子 /川崎市大野 八千代/東京都大田区大畠 信子/国分市奥田 靖二(浅川金比羅神社宮司)/八王子市小原 欣吾(福島県労組交流センター)/福島市小原 真喜子/多賀城市小原 豊/多賀城市小野 千鶴/長野市掛川 知行/仙台市片岡 謙二/東京都杉並区神奈川労組交流センター金子 哲夫/仙台市神田 広猛/角田市岸本 龍二/東京都江戸川区日下部 伸(茨城・星野の会)>工藤 英三/長野県木島平村國井 庄徳/仙台市倉澤 憲司(広教組組合員)/広島県庄原市群馬合同労働組合/前橋市原発とめよう群馬・連続学習会原発なくせ!ちばアクション高陽第一診療所労働組合/広島市合同労組レイバーユニオン福岡国鉄千葉動力車労働組合国鉄西日本動力車労働組合国鉄水戸動力車労働組合古座 幸一 /塩釜市小玉 忠憲(国労秋田闘争団)小玉 由利子(国労秋田闘争団家族)小林 岳/東京都江戸川区後藤 尚生/福島市榊谷 きみ子(動労千葉を支援する会・広島)斉藤 征二(元原発労働者)斉藤 貴広/仙台市作間 信彦/青森市佐藤 秀雄(元自治労中央本部現業評議会県職現業部会長)佐藤 美菜/福島市猿渡 メリー/佐賀県武雄市清水 彰二/前橋市東海林 郁子/由利本荘市東海林 武敬(国労秋田闘争団と共に闘う会共同代表)城臺 美弥子/長崎市末光 道正(八尾北医療センター)菅原 洋子/福島市杉山 実/東京都品川区鈴木 光年/仙台市澄田 静/佐倉市精神医学研究所労働組合/東京都板橋区全金本山労働組合/仙台市全国水平同盟/八尾市>全国労組交流センター女性部早山 春生高木 美佐子/川越市高田 由美/広島県呉市高橋 恭子/福島市竹内 佑馬(弁護士)竹中 柳一/南相馬市田中 喜美子/つくば市谷 和司/仙台市田宮 星/福岡県久留米市丹治 満/福島市千葉労組交流センター長南 安典/塩釜市鶴田 ひさ子/相模原市寺井 拓也 /和歌山県東海合同労組徳島医療福祉労働組合徳島・星野さんを救う会とちのきユニオン/宇都宮市渡子 健とめよう戦争への道!百万人署名運動とめよう!戦争への道!百万人署名運動東京北部連絡会とめよう戦争への道!百万人署名運動福島県推進委員会とめよう戦争への道!百万人署名運動・三重県連絡会共に闘う国労の会豊島 耕一内保 茂(高陽第一診療所労働組合)長尾 悠中川 育子/泉佐野市長沢 宏/福島市中島 健(反戦被爆者の会・8.6ヒロシマ大行動呼びかけ人)永島 建一/大阪府和泉市中島 偉晴/川崎市長田 香織/東京都江戸川区中塚 晴夫/広島市NAZENいわきNAZAN山陰/松江市NAZEN広島NAZEN福岡夏目 侑子/千葉並木 美恵子/千葉市成田 昭雄(闘う国労原告団・国労旭川闘争団南部バス労働組合/八戸市西納 岳史(いわき合同ユニオン書記長)/ひたちなか市野田 次郎/広島市橋爪 利夫/東京都江戸川区8.6広島大行動8.6広島-8.9長崎反戦・反核闘争全国統一実行委員会浜田 ちづ/カリフォルニア林田 英明/北九州市葉山 岳夫(弁護士)原子 聖人/八戸市百万人署名運動千葉県連絡会平井 一弘/調布市>広島連帯ユニオン広大生協労働組合深谷 由美/千葉市福島・星野文昭さんを取り戻す会藤原 修/秋田市婦人民主クラブ全国協議会婦人民主クラブ全国協議会・広島支部婦人民主クラブ全国協議会・福島支部古内 秀和/東京都江戸川区 古郡 陸/福島市古里 友弘/広島市星野 文男/新潟市堀江 淳一/加須市増上 昭典/安芸高田市松野 博之/広島市三浦 一郎(米作農家・市会議員)/男鹿市三浦 和子/三春町松本 岳人/仙台市宮城 泰年/京都市みやぎ連帯ユニオン室本 けい子(8.6ヒロシマ大行動共同代表)矢田 三恵(高陽第一診療所労組) 山路 時郎/塩釜市山下 真吾/広島市山田 義種/東京都江東区吉田和生/福岡県久留米市他53名65海外
以上218人/団体65海外
3/4現在










 3・11反原発福島行動実行委員会は先月27日、福島県庁にて記者会見を行いました。



会見の場には呼びかけ人を代表して、椎名千恵子さん(福島市)、布施幸彦さん(ふくしま共同診療所院長・福島市)、川俣辰彦さん(いわき合同ユニオン委員長・動労水戸組合員・いわき市)が参加。




椎名さんはNAZEN通信を片手に持ちながら、「復興がまやかしだと気づき見抜いているのが避難している人々。孫の代まで続く、この実態が何であるか。こうした仮設の方や避難者の怒りの声を消してはいけない。そして希望に立つ集会とデモをやり抜きたいと考えています」と訴えています。




川俣さんは、「昨年ポケモントレインを盛岡から持ってきて、意味のないキャンペーン行うJR水戸支社にストライキで立ち向かいました。当選された親子さんがいる中で、中止させることに葛藤がありましたが、労働者として利用する方の無用な被曝を許すことは絶対に出来ないと考えてストライキを行いました。竜田駅まで常磐線は動いていますが、労働者、利用者の健康を守るため抗議行動を行い、帰還を強制されるであろういわきに避難されている楢葉の住民たちと交流しています」と発言。




布施さんは「どんどん甲状腺ガンが増えている現実に、これはやはり放射能のせいじゃないかと強く訴えています。AやB判定と受けた患者さんが診療所に来ます。我々はエコー検査をやって、その結果をしっかり丁寧に説明しています。県立医大はA1、A2と通知するだけで説明がされていない。県立医大の検査はいい加減だろうと思っています。県や国が放射能の影響はないと言う中で2次検査を受けなくっている。本格検査の結果が改めて出てくる時に、放射能の影響があるという前提に立たないといけない」と県や国の姿勢を批判しています。
また仮設住宅を回って住民の生活や気持ちに接して、本当に孤独死などを防いでいきたいと話しています。




2月27日 記者会見







●特集 中国の新自由主義政策の矛盾爆発 バブル崩壊、金融恐慌へ 香港を始め闘いが高揚 Ⅰ 中国を揺さぶる香港の闘い――大陸でも労働者の決起が続発

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 中国のバブル経済の崩壊は、世界大恐慌の引き金を引く。

帝国主義がその末期的な政策として展開している新自由主義政策は、帝国主義下の労働者の激しい闘いを今呼び起こしている。そして国際連帯を求めている。
中国の労働者階級の占める位置は世界革命にとって決定的である。
求められているのは新自由主義との対決であり、それを推進する帝国主義とスターリン主義の打倒である。

そのためには、何よりも国境や民族を超えた労働者階級の団結が求められている。

 動労千葉の「外注化阻止」「非正規職撤廃」の闘いは、新自由主義と闘うすべての労働者の共通のスローガンである。ここで全世界の労働者は団結し、この腐りきった社会を転覆しよう!

 国鉄決戦を貫き、その闘いの地平で、中国の労働者との連帯をかちとっていこう!










 ●特集 中国の新自由主義政策の矛盾爆発 バブル崩壊、金融恐慌へ 香港を始め闘いが高揚 Ⅰ 


中国を揺さぶる香港の闘い――大陸でも労働者の決起が続発


(写真 8月27〜29日、中国江西省贛【がん】州市の鉄道労働者【ドライバー】がストライキに立ち、賃上げと責任者の更迭をかちとった警察と対峙して街頭占拠闘争を闘う香港の学生・労働者【上=10月8日、下=10月15日】)






(写真 警察と対峙して街頭占拠闘争を闘う香港の学生・労働者【上=10月8日、下=10月15日】)



中国バブル経済の本格的な崩壊が始まり、金融恐慌へと波及し、世界大恐慌の本格的爆発に発展しようとしている。それは帝国主義・大国間争闘戦を激しく激化させ、朝鮮半島や中国を焦点として、東アジアをめぐる戦争政治の本格的な展開になろうとしている。中国スターリン主義の新自由主義政策の矛盾が爆発し、中国スターリン主義および世界帝国主義全体を破綻の危機に追い込んでいる。

第Ⅰ章は、そうした中での香港の学生・労働者によるセントラル占拠闘争など、爆発する中国人民の闘いを描く。

第Ⅱ章は、東南アジアをめぐる中国と日本の争闘戦の焦点となっている鉄道輸出の問題を見ていく。

第Ⅲ章は、中国スターリン主義のバブル崩壊―金融恐慌爆発が切迫している実態に迫る。

第Ⅳ章は、「改革・開放」=新自由主義政策の歴史的経過をスターリン主義の破産として突き出している。


1966〜77年に毛沢東によって強行された「文化大革命」の中で一度は崩壊の危機に直面した中国スターリン主義は、1978年以後、小平らが帝国主義の新自由主義政策に学び、「改革・開放」政策を展開し、その体制の延命を図った。ソ連崩壊後、さらに一層「改革・開放」政策を推進し、リーマン・ショック後には膨大な国家財政を投入して世界大恐慌が本格化するのをいったんは回避した。
そして自らは「世界の工場」としてバブル経済での延命を図った。

大国化した中国スターリン主義は今、その「改革・開放」政策で積もり積もった矛盾をあらわにし、米帝との対峙対決構造の中で争闘戦も激化させ、その末期的な危機を爆発させている。

 中国スターリン主義の危機を何よりも根底で規定しているのは、中国における労働者階級の嵐のような決起である。大陸の労働者の闘いは、新自由主義的な「改革・開放」政策と真っ向から対決して、中国スターリン主義を根底で揺さぶっている。
今回の香港危機もその観点が重要である。

①香港危機の爆発

 香港で学生と労働者によるセントラル(*)占拠闘争が、香港政府・中国政府の弾圧、民間反革命の破壊攻撃と対決しながら9月末より闘われている。それは中国スターリン主義を揺るがし、東アジアの大激動を促進する歴史的な闘いになっている。

 〔*セントラル=中環。香港中西区に位置する香港島北岸の一地域で、香港の中心商業地区、金融街がある〕

この街頭占拠闘争の直接のきっかけになったのは、香港の行政長官をめぐる選挙制度改革である。1997年に香港がイギリスから中国に返還された時、今の香港の体制を50年間は維持すること(いわゆる「一国二制度」)、および行政長官の選挙には将来的に普通選挙を導入することを中国スターリン主義は確約した。


香港行政長官の選挙制度改革を巡る闘争

 その香港での普通選挙の導入に関して、今年8月31日に「第12期全国人民代表大会常務委員会第10回会議」は、選挙制度改革を決定した。しかしそれは実にペテン的なものであった。
普通選挙を香港に導入する代わりに、候補者をあらかじめ2〜3人に決定する「指名委員会」という組織を新設することとし、最初から中国政府に対して批判的な候補者は立候補できない制度になっているのである。

これでは何も変わらない。このペテン的な「普通選挙」導入に反対し、誰でも立候補でき、投票権を持つ本来の普通選挙の導入を要求して、今回の大闘争が爆発したのである

〔事件全体の経過は、10月18日現在までで、14〜15㌻の表のとおりである〕。


学生がストに突入

 9月22日に、香港の大学生ら(大学など25校)が授業のストライキに突入し、香港中文大学で1万3000人の決起集会を開催した。
ここには教員も数多く参加している。
そして梁振英行政長官に、48時間以内の直接対話を要求した。

直接対話を拒否したことから、26日より数千人の学生が政府庁舎前で集会を行い、100人以上が敷地内に突入し、警察隊と激突した。27日に警察は政府庁舎前から学生を強制排除しようとしたが、逆に参加者が増大し、5万人にふくれあがった。61人の逮捕者が出たという。

また24日には、香港の30の労働組合と民間団体(後に41団体に拡大)による「真の普通選挙が必要で、民衆の生活を改善しなければならない」と題する声明が発せられた。
その声明では「中国共産党は、ほとんど完全に植民地政府の統治手法を用いており、大企業と一気に手をつないで香港を治めようとしており、それは香港の貧富の差のひどさをますます激しくしている。......現在の政治制度と全人代常務委の決定は、基層の労働者の訴えと政治的権利の保障を抑圧するものであることは明らかである」と弾劾し、真の普通選挙の導入などを訴えいている。

28日にいたって、10月1日に予定されていたセントラル占拠闘争を前倒しで行うことが決定された。


9月末から始まったセントラル占拠闘争

 街頭占拠は金融街に隣接する政府庁舎から銅鑼湾地区などの香港島内の繁華街、さらに対岸の九龍半島側にまで一挙に拡大した。
金融街に続く幹線道路が占拠され封鎖された。参加者は日々拡大し、9月28日に7万人、9月29日に13万人、10月1日には20万人を超えたとも言われている。連日警察隊と激突。この運動は、警察の催涙スプレーを防ぐために参加者が雨傘を持っていたことから「雨傘革命」と呼ばれるようになった。




香港職工会連盟がストライキ宣言

 9月28日には、香港職工会連盟が「ストライキ宣言」を発表し、全香港ストライキを宣言した。

「このような不正義の政権を前にして、暴力的な弾圧を前にして、労働者は絶対に身を挺して立ち上がらなければならない。全香港の労働者が決起することで、初めて独裁政権を敗北させることができる。民主と正義を守るために、強権的な弾圧と対抗し闘い、学生を孤立闘争に追い込んではならない」
として、翌29日に労働者は仕事を放棄して政府庁舎前にかけつけ、学生と市民とともに闘うことを訴えている。

この運動を根底で支えているのは、実は労働者であり、労働組合なのである。

こうした呼びかけに応えて、昨年3月に英雄的な40日間の長期ストライキを闘い勝利した香港の港湾労働者も再びストライキに突入した。

こうした学生・労働者の闘いの空前の拡大に、香港政庁は警察隊の弾圧で応えるとともに、民間の反動勢力を数千人規模で組織して、白昼公然と参加者を襲撃し、泊まり込みテントを破壊するなどのテロで、この運動を破壊しようとした。
彼らは、香港ブルジョアジーに金で雇われた民間反動勢力である。香港ブルジョアジーは、こうした学生と労働者の運動の発展が、自分たちの階級支配を脅かすことに恐怖して、中国スターリン主義と一体となり全面的な闘争破壊攻撃に出て、反動分子を金で組織しているのである。

この学生と労働者の大闘争に追いつめられた香港政庁は、一方で「対話に応じる」という姿勢をちらつかせながら、もう一方で警察の弾圧と、民間反動勢力を動員しての暴力的な運動破壊を続けている。いくつかのバリケードの撤去に警察は入っており、それとの激突が開始され、情勢は極めて流動化している。
この香港の闘い、現在起きている事態をどう見るか?


「民主主義」問題と直結する新自由主義の破綻

 何よりもはっきりさせなければならないことは、香港情勢が、そして中国情勢がまったく新しい段階に入ったということである。
 
香港の存在は、1978年から始まる中国の「改革・開放」政策に決定的な役割を果たした。最初の経済特区である深圳市は香港の隣にある。それは世界で最も極限的な新自由主義的な資本主義を体現している香港を中国が利用し、それに依拠して自国の巨大な経済発展を遂げていったことを意味している。それは97年の香港返還以来、中国スターリン主義が香港を自分の体内の一部に取り込むことでますますそうなっていった。

それはすなわち、香港が持つ新自由主義的な資本主義の矛盾を、中国政府も抱え込んだということであり、そうならざるを得ないということである。

 今回の事態は、直接的には「長官選挙」をめぐる「民主主義」の問題として問題が爆発している。だが、香港経済の破綻、すなわち新自由主義の破綻とこの「民主主義」をめぐる問題(すなわちスターリン主義による人民支配の問題)は直結しており、大恐慌の進展と新自由主義政策の破綻、中国経済、香港経済の破綻の中で、この運動は結局、階級闘争の課題として必然的に発展していかざるをえないのである。

 本質的には妥協の余地のない問題で学生、労働者民衆と中国政府が対立し、大闘争になっているが、この問題は、「民主主義」をめぐる問題としてではなく、階級闘争の問題としてしか解決しないのであり、それは中国スターリン主義と、今の香港政庁を労働者階級が倒す以外にないのである。


スターリン主義打倒までやむことのない闘い

 したがって今回の事態が、仮にいったんどのような形になろうとも、根本問題は何ら解決していない。
中国スターリン主義打倒に至るまでこの闘いはやむことはない。
それは1989年の天安門事件がやはり「民主化」のレベルの問題ではなく、実は労働者の階級的な闘いにかかっていたのだという総括と一体である。香港の労働者人民の課題と中国本土の労働者人民の課題は完全に一体だということが示されたのだ。
したがって、今回の闘いは極めて歴史的な闘いになっている。この運動の先頭には10代の若い学生や青年が立っているし、また労働組合・労働者が根底でこの運動を支えている。

そのように見た時、この二つの事実は実に決定的だと言える。

 大陸の労働者に大きな影響を与えていることも重要である。中国政府が最も恐れることは、この運動が大陸に波及し、89年の天安門事件のようなことが再び起きることである。そのために、北京の天安門広場を厳戒態勢に置き、ネット規制をかけてネット上からこの香港の事態の報道や書き込みを抹殺し、さらに大陸の民主運動家などを次々と逮捕する弾圧をかけている。
この香港の事態が、中国スターリン主義の支配を揺さぶっていることを認めたようなものである。

恐れているのは、大陸での労働者の決起である。

 香港情勢は、中国の「改革・開放」政策の展開、新自由主義的な政策の展開が生み出した巨大な矛盾の爆発である。それは香港の労働者の闘いが、大陸の労働者の闘いと結びつき、労働者の階級闘争として大陸の労働者とともに中国スターリン主義打倒の闘いへと発展していくまでやまない闘いである。

そしてそれは同時に、全アジア、東アジアの大激動、労働者階級の決起とつながっている。

今回の香港の学生・労働者の闘いは、アジアの学生・労働者の決起を促し、世界革命の一環としてのアジア革命を大きく促進していこうとしている。


②失業、賃下げ、民営化・非正規化に反対して決起する労働者

 香港情勢は大陸の労働者の闘いとも完全につながり、新自由主義に対する闘いの新たな発展を生み出そうとしている。

バブル崩壊で、企業、工場の倒産や閉鎖、移転が相次ぎ、多くの労働者の首切りや整理解雇、賃下げが強行されている。
この間多いのは、工場の経営者が資金を持って夜逃げしてしまうケースであり、それに対する怒りと、その補償を求めたストライキが増大している。インフレの進行が、これにますます拍車をかけている。もはや「生きられない」という現実が、労働者を命がけの職場闘争と労働争議に決起させ、資本とスターリン主義政府への激しい闘いとなっている。

10月4日、上海駿養生チェーン有限会社の2000人の労働者が上海市政府前に座り込み、未払い賃金の支払いを求めた。
上海にあるこの会社の60の店舗が倒産しようとしており、労働者は3カ月賃金未払いの状態だ。警察の弾圧に遭い、20人以上が逮捕され、多数の負傷者が出た。

10月1日、江蘇省無錫市堰橋鎮にある湘楽貿易有限会社の社長が、金を持って夜逃げし、100人以上の労働者が数カ月賃金を受け取れなかった。地元政府は、10・1国慶節の準備を口実にして対応を拒否したので、労働者は仕方なく恵山区政府まで賃金の支払いを求めてデモをして警察の弾圧に遭った。多数が負傷し、2人が逮捕された。

一方で最近特徴的なのは、不動産に関する証券を取り扱う証券会社(多くがシャドーバンキング)がバブル崩壊、金融危機への突入の中で倒産し、債権者への債務返済不能に陥り、債権者が抗議行動に立つケースである。
中国の場合、一般の労働者庶民が政府の仲介・「保障」もあって、騙されてなけなしの貯金で証券を買っているケースも多い。バブル崩壊、金融危機への突入の中で、こういう形でも労働者の怒りが資本に対して爆発している。

 9月25日、四川省成都市で、滙通融資担保会社の1000人を超える債権者が、債務の支払いを求めて会社と政府関係にデモ行進し、警察に弾圧され、20人が逮捕された。
この会社の最大の株主が金を持ち逃げし、多くの会社幹部と連絡がとれなくなった。
損失金は40億元(680億円)にものぼっている。債権者は、証券会社と政府の癒着、詐欺的な経営などを弾劾している。

このような闘いが今、中国では連日のように各地で起きている。

さらに工場の大気汚染や廃液、有害物質の散布や廃棄など、政府と資本による環境破壊に抗議する闘いもあちこちで起きている。
一方で、バブル下の乱開発のもとで農地や宅地の強制収用に反対して身を張って闘う中国の農民の闘いも激しく各地で闘われている。

こうした労働者、農民の闘いが今、中国政府を激しく揺さぶっているのである。


③ウイグルなどの諸民族の決起

 ウイグルで相次ぐ爆破事件など中国スターリン主義に対する決起は、ウイグルやチベットをはじめとする諸民族の怒りがすでに極限にまで達していることを示している。
 
今の中国の民族問題は、ひとつは一国社会主義建設を自己目的とするスターリン主義体制自身が本来持っているすさまじい民族排外主義支配が根底にある。

だが、さらに今日的には、中国の「改革・開放」政策、新自由主義の政策が諸民族と漢民族の異常な格差を生み出していること、
また「改革・開放」政策のもとでの乱開発が諸民族の土地を奪い尽くし、生活を破壊していること、
さらにこれらの諸民族の土地が歴史的に核実験場にされ、深刻な放射能汚染にさらされていること、
そうした政治的経済的差別の上で、農民工となって都市に出た諸民族の労働者は、職場でも最も待遇のひどい非正規雇用として差別される現実があることなどが、民族差別を拡大し、その決起を生み出している原因となっている。

つまり、今日の中国の民族問題は、本来スターリン主義が持っている民族排外主義的な本質に加えて、まさに「スターリン主義体制のもとでの新自由主義的な政策」が生み出しているものなのである。
したがって諸民族の労働者と漢民族の労働者が階級的な団結を形成することで中国スターリン主義と闘い、それを打倒することこそが求めらている。

民族を超えた階級的な団結の形成こそが、核心である。


④国際連帯こそが求められている

 中国のバブル経済の崩壊は、世界大恐慌の引き金を引く。

帝国主義がその末期的な政策として展開している新自由主義政策は、帝国主義下の労働者の激しい闘いを今呼び起こしている。そして国際連帯を求めている。

 今の中国の労働者階級は、帝国主義から学んだ新自由主義の手法を採った「改革・開放」政策の中で徹底的に搾取・収奪されている。
それは農民から諸民族の労働者にも、場合によってはさらに激しい形で襲いかかっている。

まさに求められているのは新自由主義との対決であり、それを推進する帝国主義とスターリン主義の打倒である。

現代世界を転覆し、労働者階級が真に社会の主人公となる社会を革命を通じて自らの手でつくりだすことだ。

そのためには、何よりも国境や民族を超えた労働者階級の団結が求められている。

 帝国主義を今こそ打倒しよう! スターリン主義を打倒しよう! 中国の労働者階級の占める位置は世界革命にとって決定的である。

 動労千葉の「外注化阻止」「非正規職撤廃」の闘いは、新自由主義と闘うすべての労働者の共通のスローガンである。ここで全世界の労働者は団結し、この腐りきった社会を転覆しよう!

 国鉄決戦を貫き、その闘いの地平で、中国の労働者との連帯をかちとっていこう!


(写真 上海市政府前に座り込んで、未払い賃金の支払いを求める上海駿養生チェーン有限会社の労働者【10月4日】)

(写真 賃金の支払いを要求して恵山区政府前で抗議する江蘇省無錫市の湘楽貿易有限会社の労働者たち【10月1日】)

(写真 四川省成都市で債務の支払いを求めて会社と政府関係にデモする滙通融資担保会社の債権者たち【9月25日】)




[転載]ふるさと:原発事故47カ月 「福島に帰れないの?」就活中の息子自殺 母、悔しさ募らせ 「事故さえなければ」

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ふるさと:原発事故47カ月 「福島に帰れないの?」就活中の息子自殺 母、悔しさ募らせ 「事故さえなければ」

毎日新聞 2015年02月14日 東京朝刊


 物音一つ、聞こえてこない。「どうすればこの子を死なさずにすんだのか。母親失格だな……」。東京電力福島第1原発事故により、日中の出入りはできても寝泊まりが禁じられている避難区域の自宅で、50代の母親はうつむいた。原発事故から2年以上たった2013年、大学4年生の息子は、下宿先がある関東地方で自殺した。22歳の誕生日だった。「原発事故さえなければ、死ぬこともなかっただろうに」と声を震わせた。

 高校時代、息子の部屋は同級生のたまり場だった。大学に進学してからも、帰省すると友だちと会うのを楽しみにしていた。だが、原発事故で多くの友人が避難し、離ればなれになった。「自分は関東にいて苦しい思いをしてないのに、福島に残った友だちに会っていいんだろうか」。疎遠になっていった。

 12年1月の成人式に帰省した。自宅周辺は当時、立ち入りが禁じられた警戒区域だった。人の姿はなく、商店や家は地震で壊れたまま。息子は「異次元に来ているみたい」と言った。「まだ家に帰れないの?」と尋ねられた母親は「まだ帰れないんだよ」と答えた。

 命を絶った時、息子は就職活動の真っただ中だった。大学の友人たちは次々に地元で就職口を見つけていた。母親が1人で避難していた1LDKの借り上げアパートに、息子は時々、就職先を探すため身を寄せた。はじめは忙しそうにしていたが、しばらくすると寝間着のまま過ごすようになった。「こっちは除染関係の仕事しかないのかな」

 福島にこだわる理由があった。震災前に地元で就職し自宅で暮らしていた兄が、原発事故で会社が被災したため県外に転勤した。兄は10代近く続く土地と家を継ぐ予定だった。息子は大学の友人(23)に「兄ちゃんが実家を出たから、自分が福島に戻った方がいいのかな」と相談していた。そのことを母親が知ったのは、息子の死後だった。

 13年の正月、息子は戻ってこなかった。「まだ(避難先の)アパートなんでしょ。帰りたくない」。気になって下宿先へ様子を見に行くと、きちょうめんだった息子の部屋が、ごみや服で散らかっていた。「仕事を辞めてでも息子にもっと寄り添っていれば、死ななかったかもしれない」。涙がこぼれる。

 亡くなる約1週間前、携帯電話にメールが届いた。「お母さんが苦労しているおかげで、自分の今の生活があるのだと感謝しています」。遺書はなく、これが最後のメッセージとなった。
 母親は息子を失った後、仕事を辞めた。昼間は毎日のように避難区域へ行き、高校の制服姿の息子の遺影に見守られながら、自宅の掃除をして過ごす。息子の月命日には、亡くなった場所で線香を手向け、近くのベンチに独り座って息子に近況を報告する。【小林洋子】
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転載元: たたかうユニオンへ!

[転載]力あわせる200万群馬3・8さよなら原発アクション

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力あわせる200万群馬3・8さよなら原発アクション、大成功。
ナゼンぐんまもがんばりました。

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ナゼンぐんまのアピール

みなさん。こんにちは! 
全ての原発 今すぐなくそう全国会議・NAZENぐんまです!
                                    
今日は、まず最初に皆さんにお礼を言います。
ありがとうございます! 
原発事故から4年を迎え、事故の風化が意図的に進められる中、いま、ここに反原発を訴え、千人以上の仲間が集まった。これこそ200万群馬の力です!
この、結集と団結こそが希望です。本当にみなさん ありがとう!
 
ゲストの方々のお話を聞きながら福島の今を思う時
昨年までの状況とは違う大きな圧力を感じずにはいられません。
 
復興の名のもとに、強制的な帰還宣言が発せられ、高線量地域に車を通し、放射線の影響は疫学研究に変えられようとしています。
 
不安も疑問も、悲しみも怒りも 押し殺して生活していく事の強制は復興ではなく、圧殺です!
 
福島の未来は そのまま 私たちの未来です。
福島圧殺を許してはなりません!
 
昨年の長崎平和祈念式典で被ばく者代表として発言したNAZEN長崎の城臺美弥子さんは、安倍晋三を目の前にして 集団的自衛権は憲法を踏みにじる暴挙と糾弾しました。
 
総理大臣だからと臆する事はありません!
 
私達は、核の平和利用はマヤカシでしかない事を知っています!
 原発で核兵器の材料が出来る事も知っています!
 原発と戦争が金儲けという同じ根っこである事も知っています!
 
 国会が翼賛化しつつあり、政府批判を遠慮し、マスコミは勝手に自主規制しています。
 福島では、反原発集会のビラを撒いた学生がでっち上げ逮捕され、県民同士が分断・対立させられています。
 もう、表現の自由も、思想信条の自由も、生きる権利さえ奪われ始めています。
 
しかし!諦める事はありません。
ここに居る皆さんの他にも、不屈に闘い続ける人たちがいます。二つ紹介します。共に闘う仲間です。
ひとつは。
昨年、事故地元である楢葉町の帰町宣言をさせなかった労動組合 動労水戸です。
 原発事故現場から20㎞圏内に乗り入れるJR常磐線竜田延伸に、被ばく労働拒否で立ち上がり、仮設住宅の人達と結びつき、身体を張ってストライキに決起し帰町宣言をさせなかった。労働者の為に、住民の為に 闘う労働組合です。
 もう一つは。
避難・保養・医療を掲げ、真実を見つめ、福島の人々と共に生きる事を誓い、実践する「ふくしま共同診療所」です。
 みなさんも、その様子を見たことがあると思います。
昨年の3月11日の報道ステーションで住民に寄り添う診療所として紹介された医療機関も映画A2―B―Cの診察シーンもこの共同診療所です。
 日本中と海外からの募金で建設が叶いました。
NAZENも全力で支援・応援しています。
 
この二つと繋がり、徹底的に非妥協で闘う。
そこに大きな希望があります。
 
 この社会は誰が動かしているのでしょう?
政治家ですか?大企業ですか? 
違いますよね。社会を動かしているのは日々働く私達です!
 
私達労働者が組合を作って団結し、嫌だ!と立ち上がれば原発も戦争も止められます。
国や県や東電にお願いしたって何もしてくれません。
社会の99%を構成する私たちが、政治家やたった1%の大金持ちに意見も言えず、反対も出来ない、そんな社会は民主主義でも何でもありません。
 妥協しながら良心のアリバイにすがる時期は過ぎました。
 
 自分たちの命の為に、子供たちの未来の為に
闘う労働組合を作り、安倍戦争政権を引きずりおろし、社会の仕組みを私達の手に取り戻しましょう!
 そして、その先にある
原発も 核兵器も 戦争もない 命を大切にする社会を実現させましょう!
 
私達には 社会を変える 力があります!
 
 最後になりましたが
明後日3月11日は郡山で3・11反原発福島行動が行われます。
 ふくしま共同診療所も 動労水戸も参加します。
みなさん こぞって是非ご参加ください。
また、NAZENブースでは診療所へのカンパ・募金も受け付けています。
 
 世界中から全ての原発・核兵器・戦争の無くなる日まで 
ネバー・ギブアップ!!
みなさんもご一緒に!  
ネバー・ギブアップ!!
 
来年もまた、ここで お逢いしましょう。
 
NAZENでした!



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転載元: NAZENぐんま

☆★さよなら原発!3・8北九州集会報告★☆4・19北九州集会のお知らせもあります!★☆【NAZEN福岡】

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 3月8日、良く晴れて、春を思わせる暖かさの中、小倉北区三萩野公園において、2500人の参加で北九州における反原発集会が開催されました。




 NAZEN福岡は、狭山市民の会とテントを分け、フクシマ共同診療所への応援メッセージを書いてもらうコーナーを設置しました。参加した全員がそれぞれの担当に分かれて取り組み、国鉄署名、星野署名もとり、フクシマ共同診療所冊子、3・11フクシマ集会、4・19北九州集会のチラシ500部を撒ききりました。国鉄署名は70筆がとれました。



チラシ撒き部隊が一人一人に声をかけ診療所の説明や4・19の紹介、応援メッセージへの案内をする中で、NAZENテントに来てくれる人が増え、メッセージも30人以上の人から書いてもらうことができました。






 その中で、「私もナガサキ被爆者です。原発は絶対認められない」と書いてくれた男性が、「中学1年の時、大波止で被曝しました。8月9日、丁度家を出ようとしたとき目の前が真っ白になったのです。次の瞬間真っ黒な雲が空を覆い、あらゆる物を巻き上げました。自分の家は高台の陰になって、直接の爆風や熱線は止められたようでした。原爆のことを『ピカドン』と言うけど、そんなもんじゃない。私は太陽が落ちてきたのかと思いました」と自分の体験を話してくれました。原爆・原発に対する深い怒りが伝わってきました。
 1時から始まった集会では、特に鹿児島現地からの報告ということで反原発かごしまネット事務局長:杉原宏さんの発言がありました。「川内原発の審査はまだ終わっていません。避難計画においても、10㎞圏内?の要保護者・動けない人は自宅待機となっています」「逃げなくても大丈夫などと暴言を吐く伊藤知事。許せません」「3月2日の九電要請行動において(九電の電気を使用している住民に対し) 5時間にも及ぶ対峙でも九電は全く対応せず、説明責任を果たしていません」と、10万筆の署名を九電に出さずに持ち帰ったこと、また九電に申し入れに行くとの決意が述べられました。九電への怒りがますます大きくなりました。



 2時30分からデモに出発!NAZEN福岡は、7人で元気にデモに参加!「川内原発再稼働反対!原発廃炉!安倍はやめろ!」と声を上げました。





甲状腺がん112人の真実 いま、福島で、世界で何が起こっているのか?
-川内原発の再稼働とめよう-
 
4・19北九州集会
お話 ふくしま共同診療所 医師 杉井吉彦さん
とき 419日(日)1230分(開場) 13時(開会) 
ところ 北九州市立商工貿易会館(シティプラザ)601会議室 
資料代 500円 
主催 NAZEN福岡 
連絡先 090-8836-6530(松尾)



3.11までカウントダウン ① 3/4街頭宣伝 ②フィナーレは歌で盛り上げよう♪

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いよいよ、あさってとなりました。
ちょっと報告が遅くなりましたが3/4郡山駅前街頭宣伝の様子をどうぞ

がんばるぞ! エイエイオー!





春休みを利用して来福している沖縄大学自治会委員長赤峰さん








赤峰さん郡山で奮闘中なぅ!




呼びかけ人の市川潤子さん(ふくしま合同労組委員長)



「ちょっと、手が足りないんだけど~」










「命をおびやかす原発絶対反対」郡山市高1




「原発は無い方が良いね!!」



「私も大反対です」




「原発問題 早く解決してほしいです」

3.11反原発福島行動を成功させよう!






集会のフィナーレは毎年、この曲で盛り上がっています♪




「原発いらない命が大事」の歌。福島金曜行動で歌われている歌です。

歌詞はこちら
***
原発いらない いのちが大事  
放射能もいらない 子どもが大事
マスクなしで 暮らしていきたい
福島ゲンパツ メルトダウンだ  
子どもを逃がせ 除染は後だ
放射能は 誰の頭の上にも降ってくるんだぜ

原発とめても 電気は足りる  原発やめて 自然エネルギー
脱げんぱつで いこうよ
明るいビンボー  それがエコロジー
助け合って生きる  分かち合って生きる
人はそうやって 生きてきたんだぜ

ピース ピース ピース  ジョイ ジョイ ジョイ  ラブ ラブ ラブ
ピース オン ザ アース

上りつめるより 降りる生き方  
貧しさ辛さ 悲しみいたみ
それを 分かち合えれば ぼくらは 救われる
原発いらない いのちが大事  助け合っていこう  分かち合っていこう
愛し合って いこうぜ

原発いらない いのちが大事 放射能もいらない 子どもが大事
みんな 愛し合っていこうぜ  
脱、脱、脱、脱 原発 


  
***
※集会プログラムにも掲載します。


《集会要綱はこちら》

3・11反原発福島行動集会要項☆



3.11カウントダウン ④ 駅前プレイベント 今年は大阪からダンシング義隆&NO NUKES BASS来るよ!!

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3.11カウントダウン ④
駅前プレイベントに集まろう☆


3/11は、会場である文化センターの他に郡山駅前広場でもプレイベント(10:00~)を行います♪
ぜひ、ご参集おねがいします。


ここでは出演者の方をご紹介しますね。




今年はなんと大阪から!

ダンシング義隆&NO NUKES BASS(バンド演奏)来るよ!!

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大阪でのリハーサルの様子

「国境を亡くそう」「Rock’n roll forever」などを演奏予定



続いては、無実の罪で獄中39年の星野文昭さんを取り戻すSong♪




動労水戸のこの方が歌います

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演奏も動労水戸や仲間のみなさんが行います。
他にも星野さんを取り戻す事務局の方からマイクアピールもあります!



そして、そして・・・

「ふくしま共同診療所」をテーマにした歌 
初披露♪

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なんと、作詞作曲して下った方がいるのです!


歌詞はこちら

***

「希望診療所」

毎日を積み重ねて 生きられる事は
当たり前なんかじゃないってわかった あの日

たくさんの悲しみと引き換えに感じた
生命の輝く強さと 助け合いの心

みんなの気持ち集めて 作ったこの場所
ここから 新しい未来 一緒に探していこう

辛いとき負けそうな時 いろいろあるけど
ひとりで抱え込まないで 何でも話して

みんなの願い集めて 作ったこの場所
ここから 新しい未来 一緒に育てていこう

みんなの希望集めて 作ったこの場所
ここから 新しい未来 一緒に歩いていこう

一緒に 歩いていこう

***

盛りだくさんの駅前プレイベントに集まろう☆







明日3/10、実行委員長橋本光一さんの職場である郡山総合車両センターで配布するビラ

※クリックするとPDFで開きます

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《集会要綱はこちら》

3・11反原発福島行動集会要項☆





おまけ




●特集 中国の新自由主義政策の矛盾爆発 バブル崩壊、金融恐慌へ 香港を始め闘いが高揚 Ⅱ 鉄道輸出政策で争闘戦――東南アジア、インドの勢力圏化

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特集 中国の新自由主義政策の矛盾爆発 バブル崩壊、金融恐慌へ 香港を始め闘いが高揚 Ⅱ 

鉄道輸出政策で争闘戦――東南アジア、インドの勢力圏化


①危機乗り切りかけた鉄道輸出政策の展開

 第Ⅲ章で見ていく「改革・開放」政策の末期的な危機の中で、中国スターリン主義は、激しい帝国主義との争闘戦を闘い、政治的・経済的・軍事的に勝ち抜くことで延命しようとしている。米帝の対中国重圧政策の展開に対して、積極的な戦争政策・外交政策を展開し、東南アジア、インド、アフリカ、中南米をはじめとする全世界への経済進出を進めている。
この中国スターリン主義の帝国主義との争闘戦、対外政策の核心となるのが鉄道輸出、とりわけ高速鉄道の輸出政策である。そして原発輸出である。
まず鉄道輸出の現状について、流れを見てみよう。
・6月24日、マケドニアの首都スコピエとの間で、内燃機関と高速列車のユニット6編成の売買契約に中国南車株式会社有限公司は調印。中国高速列車の初の対欧州輸出。
・7月25日、中国企業が建設に参加したトルコの首都アンカラと同国最大の都市イスタンブールを結ぶ高速鉄道の第2期工事が完成し、運行を開始した。
・8月7日、中国人労働者5000人がケニアに到着、国内最大級の鉄道建設。
・8月14日、中国の建設会社「中国鉄建」は建設を進めていたアンゴラを横断するベンゲラ鉄道を全線完成し、年内に運行を開始と発表。
・8月31日、高速鉄道の車両94台がアルゼンチンへ。
・9月2日の英・ガーディアン紙のウェブサイトは、タイが中国主導の高速鉄道建設計画を承認と報道。
・9月4日、北京で『環球時報』の取材に対して、南アフリカ外相が、「高品質で信頼できる中国高速鉄道の南アフリカ進出を歓迎する」と発言。
・9月11日の環球時報(電子版)は、ロシア初の高速鉄道に、中国企業が1兆円の投資を計画と報道
・10月17日、中国はメキシコへの高速鉄道プロジェクトで合意。


鉄道の基準の採用が排他的な支配力に

(写真 中国の高速鉄道)


 このように、中国の鉄道、高速鉄道輸出は極めて激しく国家政策として推進されている。アンゴラでのベンゲラ鉄道に関しては、「同プロジェクト開始前は、欧洲の基準と中国の基準、どちらを採用するかをめぐって激しい議論が巻き起こった。最終的に、中国の高速鉄道が近年急速に発展していることや、提出した工期や工事費、質が評価され、中国鉄建が請け負うことが決まった。劉氏によると、『同鉄道は設計から施工に至るまで、すべて中国の鉄道の建設基準が採用された。また、レールやセメントなどの建設資材、通信、大型機械、設備などもすべて中国から仕入れた。運営開始後に投じられる車両も中国企業が提供することになっている』」(レコード・チャイナ、8月17日)と言われているように、中国鉄道の基準を採用した鉄道となった。
鉄道の基準をどこの国のものを採用するかという問題は、その基準となった国が、その地域に及ぼす支配的な影響という意味で極めて重要である。鉄道はそれ自身がその地域の経済活動の軸となるし、その基準は排他的で他国が入ってくることをあらかじめ排除する性格を持っている。それは経済的な面はもとより、政治的軍事的な面でも支配的な影響力を持ち、その地域の勢力圏化に決定的な役割を果たす。戦前のニセ「満州国」のでっち上げとその支配にとって、満鉄が果たした役割を見ればそれは明らかである。
中国は毛沢東時代に、反米反ソの「第三世界論」を掲げて、米帝、ソ連スターリン主義とも別の独自の外交政策を展開し、アフリカ諸国などに独自の友好国をつくってきた。それが今の中国の鉄道輸出政策には重要な役割を果たしている。ここは日帝とは大きく違うところである。
そして今、最大の焦点となっているのが、東南アジアとインドをめぐる高速鉄道建設であり、日帝との激しい争闘戦を繰り広げている。

東南アジアの高速鉄道で日帝との争闘戦

 まず東南アジアをめぐっては、レコード・チャイナ(9月19日)などの報道によれば、2015年にシンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道の入札が行われる予定となっている。これに現在計画立案中のインドやタイなどを合わせると高速鉄道の総延長距離は1万㌔規模と言われている。中国政府は現在、中国・雲南省からラオスとタイ、マレーシア、シンガポールを結ぶアジア3000㌔を縦貫する高速鉄道計画を推進しており、東南アジアの高速鉄道をめぐる争闘戦は激化の一途をたどっている。
中国はタイに対して高速鉄道の建設費用をコメなどで代替する提案を行ったり、財政が厳しいラオスに対しては同国の鉄道資産や鉱山収入などを担保に7000億円を融資して、高速鉄道を建設する計画を提案している。すさまじい攻勢をかけている。8月2日に英紙・ガーディアンのウェブサイトは〝タイ軍事政権は中国と接続の鉄道プロジェクトを承認した〟と報道している。
この中国の攻勢に追いつめられているのは日帝である。ベトナムは中国との過去の対立関係から、日本の新幹線導入の方針を取っているが、建設費用が5兆円にのぼり、国会で反対されている。ラオス計画投資省政策顧問を務める鈴木基義氏は、「コストの回収はその後の車両やメンテナンスで何とかカバーすることを考えればいい。たとえ0円でも、なんとしても落札しなければならない」と発言したとされる(レコード・チャイナ、9月19日)。
「0円でも落札」というのは、要するに〝建設費はタダでも良い〟ということであり、経済の常識を逸したすさまじい発言である。中国との高速鉄道をめぐる争闘戦の激しさを反映している。またこの発言は、高速鉄道建設が、もはや単なる経済にとどまらない、政治や軍事問題をはらんでおり、それは東アジアをどの国が勢力圏とするのかという問題そのものであることを示している。

インドでも激しい争闘戦

 そしてインドをめぐる情勢である。
安倍首相は今年1月25〜27日にインドを訪問し、その中で新幹線をインド政府に売り込んだ。5月にインドでモディ政権が発足するや習近平中国国家主席は王毅外相を訪印させた、8月31日から9月3日まで、モディ首相は日本を訪問した。その際、安倍はモディ首相に新幹線を売り込み「新幹線の輸出を含め、日本がインドに今後5年間で350億㌦を投融資するとの目標」が共同声明に明記された。
この直後の9月18日に今度は習近平がインドを訪問し、モディ首相と会談した。5カ年の経済・貿易協力計画に署名し、計画には高速鉄道整備に向けた協力の強化や中国による200億㌦のインドへの投資も盛り込まれた。さらにインドに鉄道大学を創設することも今後、検討するという。またモディ首相は、中国と民生用原子力における協力に向けた協議も開始すると発表している。
この過程を見れば明確なのは、インドでも高速鉄道建設をめぐって日帝と中国スターリン主義が激しく激突しているということである。

米帝市場でも日中激突

 日帝と中国スターリン主義の鉄道輸出をめぐる争闘戦は、米帝市場をめぐっても激しく激突している。安倍晋三首相は10月22日に、東京都内で開かれた東海道新幹線開業50周年記念レセプションで、「米国北東部への(新幹線技術の)導入を提案している」と述べた。これに対抗して中国政府系の鉄道車両メーカー・中国北車は、米カリフォルニア州への高速鉄道の売り込みを現在計画している。また同じ22日には、米マサチューセッツ湾交通局は、ボストン市の地下鉄にこの中国北車に地下鉄車両284両を発注し、2路線に導入すると発表した。

リニア新幹線でも

 なお中国では世界で唯一、すでに2003年よりリニアモーターカーの営業運転も実用化されており、浦東国際空港駅と上海市郊外の竜陽路駅の間(約30㌔)を時速430㌔で走っている。〔さらに中国は、上海市と杭州市を結ぶリニア線高速鉄道を計画していたが、これはコストの高さや電磁波による健康被害を懸念する住民の反対運動で現在凍結されている。〕
日帝とJRは今、必死でリニア新幹線の開発を進めている。この日帝とJRによるリニア新幹線の開発は、単に国内経済のためだけではなく、高速鉄道輸出をめぐる海外での中国などとの争闘戦に勝つためにも絶対に必要であり、そのために開発が急がれていると思われる。

原発の輸出も推進

 モディ首相の発表にも見られるように、原発の輸出も中国スターリン主義は積極的に推進している。イギリスは25年ぶりに英南西部ヒンクリーポイントに原発の新設を進めようとしているが、そこにフランス企業2社とともに中国企業2社が初参入することとなった(2013年10月21日、朝日新聞)。またパキスタンがカラチで進める95億9000万㌦規模の原子力発電所プロジェクトに中国が65億㌦を融資することが、2013年12月にパキスタン当局者の話で明らかになっている。今年10月には、ロシアと中国の世界の原発市場への共同進出を確認している。インドへの原発の輸出も進もうとしているのである。
中国は鉄道と並んで原発輸出を国策として推進しようとしており、ここでも日帝をはじめ世界の帝国主義との間での激しい争闘戦が今後展開されていくだろう。

②東南アジア・インドをめぐる激しい争闘戦

(写真 バングラデシュ、スリランカ、パキスタンの港湾を線で結ぶと、インドを囲む「首飾り」のように線を引ける)


 中国スターリン主義の東南アジア、南アジアへの鉄道の輸出政策は、米中対峙対決構造、米帝の対中重圧政策の展開の中で、米帝や日帝に対抗した争闘戦の展開であり、勢力圏づくりそのものである。よってそれは単に鉄道にとどまらず、海外での港湾の建設計画とも一体で進んでいる。
9月16日、インド訪問に先立って習近平中国国家主席はスリランカを訪問したが、ここで〝中国を核とした海上経済圏「21世紀の海のシルクロード」建設〟への支持を取りつけたという。
スリランカでは2010年に南部ハンバントータで大型船の寄港が可能な同国最大級の港湾施設が中国の支援で完成している。さらにバングラデシュのチッタゴンでも中国企業が港湾建設にあたっている。さらに去年2月にパキスタン政府が南西部グワダル港の港湾管理権をシンガポール企業から中国国有企業に移譲すると決定した。中国政府は、さらにインドの港湾・道路建設や河川プロジェクトに500億㌦を投資する計画を持っている。

「真珠の首飾り」戦略

 バングラデシュからスリランカ、そしてパキスタンの港湾を線で結ぶと、インドがすっぽり囲まれる「首飾り」のような線を引くことができる。これを指して、アメリカ国防総省は〝中国の「真珠の首飾り」戦略〟と言っている。米帝がこういう言葉で中国の対外政策を呼ぶ背景には、米中対峙対決構造、米帝の対中国重圧政策の展開の中での米帝のアジア戦略への危機感が反映している。日帝のみならず、米帝と中国スターリン主義の間での南アジアをめぐる争闘戦がここにはあるのだ。
中国スターリン主義の鉄道輸出戦略は、こうした海洋政策と一体と見るべきである。南アジアと東南アジアをめぐる帝国主義・大国間争闘戦が、こうした形をとって進行しようとしているのである。
安倍晋三首相は習近平国家主席のスリランカ訪問に先立って、9月6〜8日、スリランカとバングラデシュを訪問した。中国が港湾建設を進めている国である。その狙いはスリランカへの中国の影響をそぎ落とすことにあった。安倍首相同行筋は「(この訪問によって)『真珠の首飾り』は切れる」と言ったとされている。日帝としては、東南アジアで中国の高速鉄道が採用されることは、東南アジアを日帝が失うことに等しく、絶対に認めることはできない。
日帝の新幹線輸出政策は、破綻に破綻を重ねている。ベトナムのみならず、日本からの新幹線システムの導入を検討しているブラジルでも、必要資金が高すぎて、現在は棚上げしている状態である。こうした日帝の新幹線輸出戦略の破産を突く形で中国は高速鉄道を国家戦略として東南アジア、南アジアへ、全世界へと輸出しようとしている。

③15年ASEAN経済共同体(AEC)の設立をめぐる主導権争い

 2015年に、ASEAN加盟10カ国でASEAN経済共同体(AEC)が設立されようとしている。高速鉄道をめぐる争闘戦は、より直接的には、この創設されるASEAN経済共同体で、誰がその主導権を握るのかという問題である。
このASEAN経済共同体が予定通りに設立されるなら、ASEAN内部の経済活動がさらに自由化され流動化していく。その経済活動の根幹をなすのが鉄道である。
中国の高速鉄道をASEAN各国が採用するならば、それは「中国がASEAN各国の物流ネットワークの主導的な地位を手に」し、中国がこのASEAN経済共同体の経済の主導権を握ることを意味する。そうなれば、日本はASEAN経済から弾き飛ばされ、「日本の損失は計り知れないものとなる」(レコード・チャイナ、9月19日)
高速鉄道をめぐる争闘戦は、ASEAN経済をめぐる争闘戦になっている。だから安倍も習近平も必死で自ら高速鉄道の売り込みに動いているのだ。
中国はさらに10月24日、21カ国とアジアインフラ投資銀行の創設で合意し、世界銀行やアジア開発銀行と似た役割の銀行にしようとしている。この銀行の創立によって中国は、鉄道輸出や原発輸出などを全アジアに進め、経済の主導権を握ろうとしている。
2015年のAEC設立と一体で、この争闘戦はますます激化していくことは必至である。

東アジアをめぐる戦争政治の展開へ

 ウクライナをめぐるロシアとEU、米帝の軍事的な介入、さらにシリアへの空爆など、すでに世界の各地で戦争の火が噴き出している。さらにそれは朝鮮半島や中国を焦点としながら、東アジアをめぐる戦争政治の本格的な展開になろうとしている。
南アジアと東南アジアをめぐる、日帝と中国スターリン主義の鉄道輸出をめぐる激しい争闘戦は、東南アジアの危機を促進するのである。

つづく




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3・13スト総決起集会へ!

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3・13スト総決起集会へ!

15春闘勝利!ダイ改・地方ローカル線切り捨て絶対反対!
外注化粉砕・組織拡大!スト貫徹!



3・13動労千葉総決起集会

日時:3月13日 18時
場所:千葉商工会議所 第1ホール(ツインビル2号館14階)




「第二の分割・民営化」攻撃粉砕しよう!



 動労千葉は15春闘をストライキで闘う方針を決定した。15春闘の課題は、①大幅賃上げ獲得、貨物賃下げ攻撃粉砕、②外注化粉砕、定年延長と65歳まで働ける労働条件の確立、、③ダイ改阻止―地方ローカル線切り捨て反対、反合・運転保安確立、④第二の分割・民営化=組織破壊攻撃粉砕だ。そして、何よりもこの過程を通して、全組合員の総力をあげて組織拡大を実現することだ。


 JRの地方切り捨て許すな


 第一波闘争は、3月ダイ改に対してストライキで闘う。JR千葉支社は、3月ダイ改で特急列車の廃止・削減を行おうとしている。地域で生きることそのものの切り捨てであり、絶対に許すことはできない。
しかも、これは特急列車だけでは終わらない。次は在来線・各駅停車の削減、廃線・第3セクター化へとつながる攻撃だ。
JRは、「東京から70~80㎞圏内に経営資源を集中する」という方針を公然と打ち出している。それ以外のところは、運行自体も完全に切り離そうとしている。地方ローカル線の全面的な切り捨てにのりだしたのだ。
問題は鉄道だけに留まらない。鉄道が切り捨てられれば、学校や病院の統廃合はますます進められる。生活していく基盤そのものが奪われてしまうのだ。


 3・13―15ストを貫徹しよう


 これは同時に、職場を奪う団結破壊・組織破壊攻撃だ。3月ダイ改では、北陸本線、信越本線の第3セクター化、上野―東京ライン開通による大規模な配転、労働強化も画策されている。グループ会社を含めたJR体制の抜本的な再編も狙われている。文字通りの「第二の分割・民営化」攻撃が始まっているのだ。
われわれは、鉄道で働く者として、JRの地方切り捨てを絶対に許すわけにはいかない。そして、運転士への労働強化を認めることなど絶対にできない!
地元では怒りがわき上がっている。2・26銚子、3・7館山集会に結集した仲間とともに、特急列車廃止・削減、地方ローカル線切り捨て絶対反対で闘おう。第二の分割・民営化=組織破壊攻撃を粉砕し、全力で組織拡大を実現しよう。3・13総決起集会に全力で結集し3・13―15ストを貫徹しよう。



◎労働学校 3月21日(土)13時~
   「階級的労働運動とは何か」(後編)
講師:動労千葉・田中康宏委員長











3月7日、館山市商工会館で3月ダイ改ー特急列車削減・全廃絶対反対 館山地域集会が開催された。 館山市民はじめ南房総、鋸南町、富津市から市議会議員を初め、150名の市民、労働者が集まった。
集会では、 「特急さざなみ廃止は、特急廃止では終わらない。普通電車の本格的削減の始まりであり、ローカル線切り捨てだ」、「観光業にとって大打撃であり、また特急通勤している人も多く、これからどうするのだ」、「生きていくためには絶対に認めることはできない」という怒りが語られた。さらに 「儲からないから内房線は切り捨てる。鉄道を維持したいなら沿線自治体が運営する第3セクターにすればいい」というJRの考え方に激しい怒りと危機感が噴出した。 どこの自治体も財政は厳しいのに第3セクターにされたら.財政はもっと厳しくなり、公共サービスは崩壊し、市民は生きていくことはできなくなるのだ。
集会に駆け付けた市会議員、そして市民は、激しい怒りと同時に、ローカル線切り捨てに断固反対し地域の団結した力で闘いを続ける決意を語った。








2月26日、3月ダイ改阻止、特急削減・廃止反対の銚子駅前大街宣と地域集会が、動労千葉の呼びかけで行われた。
あいにくの雨だったが、集会には85人が集まった。組合員と支援の仲間、地元の労組関係者、そして商店街からも店を閉めて一家で駆けつけてくれたり、店の従業員のほとんどが参加するなど、多数の市民が参加した。
日刊動労千葉2月4日号



[転載]3・8被曝・医療 福島シンポジウム

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 3月8日、福島市で「被曝・医療 福島シンポジウム ~いま、福島で何が起こっているのか?~」が行われました。
 福島、全国から200人以上の参加があり、会場は満席です。

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コーディネータ、杉井吉彦さん(本町クリニック 院長)
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※青野弘明くん(東北大学学生自治会副委員長)もスタッフとしてがんばりました!


主催者あいさつ、松江寛人さん(ふくしま共同診療所 名誉院長)
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布施 幸彦さん(ふくしま共同診療所 院長)
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山田 真さん(子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク)
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金 益重さん(韓国東国大医学部教授 韓国反核医師の会運営委員)
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崎山 比早子さん(元国会事故調査委員 医師)
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佐藤 幸子さん
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ドイツからアレックス・ローゼンさん(IPPNW{核戦争防止国際医師会議}会長代理)からのビデオメッセージ
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参加された方々から多くの質問や意見が出され、有意義なシンポジウムでした。
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転載元: 東北大学学生自治会

震災から4年 3.11郡山 写真速報

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雪の中でのイベントでした。
駅前のプレイベントも雪の中でやり切ったそうです。
根性ですね(笑)
いやいや、怒りでしょうか

本人たちがいちばん残念でしょうが、雪で北陸、信越、青森の人には来れなかった人がいたそうです。



なお、駅前イベントはバスの時間の都合で撮れませんでした。


会場は郡山文化センターです


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1分間の黙祷

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あ。 ☆星ちゃん見っけ!!

元気な娘です(笑)
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