トルコから反原発署名が届きました!
トルコの労働運動の新たな潮流である国際労働者連帯協会(Association of International Workers‘ Solidarity = UID-DER )から動労千葉からの訴えに応えて2カ月余りの間に16,000筆を越す反原発署名を集め送ってくれました。
安倍が先頭を切ってSinopに建設が予定されている原発の売り込みをする中で、日本の11月集会やトルコで開かれた反労働災害集会などへのメッセージの交換が頻繁になりました。
添付の「UID-DERとは」を参照して頂けると、どのような路線のもとに運動を進めている組織なのかの概要を掴んで頂けると思いますが、職場、民営化・外注化、労災・安全、民族、国際連帯そしてマルクス主義など、動労千葉と近似した路線のもとに苦闘している若い組織(2006年結成)のように思われます。
トルコにはDISK(民間労組)とKESK(公務員労組)という既成の労働運動がありますが、その傘下の労働者のランク&ファイル的な戦闘性は保持されているものの、中央のスターリン主義的な腐敗との緊張関係の中でUID-DERは闘っているようです。また、各種集会に数千人規模での動員を実現しています。平均年齢は極めて若く、活動家の中心を女性が占めているのが特徴的です。また、労働学校から歌や踊りの文化活動にもかなりの力を注いでいます。
DISKに結集する金属労組15,000は、賃上げを含む労働条件の改善と、3年間の長期労働協約(組合要求は2年間)に抗議をして、1月29日にストライキ突入しました。UID-DERも全力で支援行動にたちましたが、トルコ政府はストライキ2日目に60日間のスト禁止令を発動しました。以下の動画を是非見てください。
UID-DERより、この闘いに対して動労千葉よりの連帯声明を送るよう要請があり、メッセージを送付しました。
緊迫する中東情勢への安倍の介入は集団的自衛権行使をもくろむものであり、安保国会の中で何としても阻止して行かねばなりません。トルコ労働者との連帯は極めて重要です。