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[転載]本質のすり替えにあの手この手のネトウヨ政治家ども、やっぱりアンタら無知やってんな。吉田清治氏の証言は「使えない」というだけのことだ。

本当にうんざりする。朝日新聞の「慰安婦問題を考える」の記事に対する日本の政治家と一部極右メディアとアホンダラネトウヨの反応のことだ。
 
吉田清治氏の著書や証言を朝日新聞が「虚偽」だと結論づけ謝罪したことから国内の「日本軍強制性奴隷」をなかったことにしたい奴らが問題の本質ずらしに躍起になっている。
 
 
■読者のみなさまへ
 吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました
とコメントし、虚偽と決定づけた理由を記している。(一部抜粋)
   97年3月31日、特集記事のための取材の際、吉田氏は東京社会部記者(57)との面会を拒否。虚偽ではないかという報道があることを電話で問うと「体験をそのまま書いた」と答えた
 
  今年4~5月、済州島内で70代後半~90代の計約40人に話を聞いたが、強制連行したという吉田氏の記述を裏付ける証言は得られなかった。
 
  干し魚の製造工場から数十人の女性を連れ去ったとされる北西部の町で経営に携わった地元男性(故人)の息子は「父から女性従業員が連れ去られたという話は聞いたことがない」と語った。
 
  「かやぶき」と記された工場の屋根は当時の様子を記録した映像資料によると、トタンぶきとかわらぶきだった。
 
   吉田氏は著書で、43年5月に西部軍の動員命令で済州島に行き、その命令書の中身を記したものが妻(故人)の日記に残っていると書いていたが吉田氏の長男(64)に取材したところ、妻は日記をつけていなかったことがわかった。
   吉田氏はまた、強制連行したとする43年5月当時、済州島は「陸軍部隊本部」が「軍政を敷いていた」と説明していた。この点について、永井和・京都大教授(日本近現代史)は旧陸軍の資料から、済州島に陸軍の大部隊が集結するのは45年4月以降だと指摘。「記述内容は事実とは考えられない」と話した。
私感だが②を除いたものに関していえば、だからといって「慰安婦を強制連行した」ことを否定できるだろうか?証言から、戦後45年以上も過ぎていて記憶違いも当然あるだろう。
④の「トタンぶきとかわらぶき」を「かやぶき」と言ったことも済州島の家屋が当時ほとんど「かやぶき」だったことから印象の強さでそう思い込んでいても何の不思議もない。
①なんて、だからどうした?だし、
③にしても息子が聞いていなかっただけだろ。て話だし、
⑤だって息子が母親の行動を100%理解しているわけねえだろ。て話だ。
⑥では永井和・京都大教授は証言のまま受け取れば「事実とは考えられない」となるだろうが、それも旧陸軍の資料上で「済州島に陸軍の大部隊が集結するのは45年4月以降」だが、大日本帝国は最終決戦を琉球ではなく済州島で。。と考えていたのではないかという痕跡が済州島にある。
それは日本軍によって無数に掘られたトンネルで、トンネルの中には指揮をとる為の小さな空間(部屋)もいくつか見つかっている。掘られた通路を進んでいくと海や周りを見渡せる山の上に出てくるのである。その他、海岸の岩場には人間魚雷を海に入れるために作られたのではないかとされるコンクリートで作られたものも残っている。また奇襲に備えるためコンクリートの建物(囲い)も(畑の中にポツンと)残っている。
韓国の歴史研究家はこうしたものを日本軍はなぜ作ったのか、結論として日本軍は済州島へ米軍を誘き寄せようとしたが失敗し、結果沖縄で決戦になったのではないか。と見ている。
要するに資料上「大部隊が集結するのは45年4月以降」だがその下準備で済州島に軍人が投入されていたのである(実際にトンネルを掘らされたのは現地の人々)。そのことを吉田氏が「陸軍部隊本部」が「軍政を敷いていた」と説明していてもなんの不思議もないのである。
さて、この中で唯一、虚偽かどうかを判断できるのは②である。
「強制連行した」という証言の裏付けはそう簡単には取れないだろう。なぜなら連行されたということになれば「性奴隷になった」ということになるのである。
日本人性奴隷被害者がなぜ声をあげないか考えてみれば想像は容易い。小さな島で、しかも数え切れない日本軍人の相手を来る日も来る日もさせられたことなど言えるわけがない。儒教の教えの国ならなおさらである。特に済州島民は絆が強いといわれている。言わないことで同じ島民を守ることになるのだ。
また朝鮮半島の各地から少女や女性を集めた日本軍が済州島だけ除外したとは考えにくい。ていうかそんなわけねえだろ。の域である。もし虚偽なら、吉田氏の動機や目的は何か。それによって吉田氏は何を得たのか。。虚偽とするには不可解な部分もまた多いのだ。
吉見義明・中央大教授が吉田氏に面会した際、「(強制連行した)日時や場所を変えた場合もある」と説明した上、動員命令書を写した日記の提示も拒んだといい、吉見氏は「証言としては使えないと確認するしかなかった」という。
要するに「使えない」というだけのことなのだ。
よって吉田証言は日本軍強制性奴隷問題の根拠として採用されていない。にも関わらず「朝日・慰安婦捏造」などと煽り、まるでこんなちっぽけなしょうもないことで性奴隷がなかったように騒ぐ日本の政治家と一部極右メディアとアホンダラネトウヨ。コイツらがいかに性奴隷問題について疎いか(無知か)を見せつけられた一件だった。
 
私が一番共感できたのは吉見教授のコメントだった。
 
被害者に寄り添う報道必要 吉見義明さん(中央大教授)
 
 
 
こんな日本国内のどーでもいいバカ騒ぎを尻目に 4日、ニュージャージー州ユニオンシティに9番目の慰安婦碑の除幕式が行われた。また韓国人元慰安婦2人と極秘に米ホワイトハウスや国務省の関係者と相次いで面談し、来月も面談が予定されているらしい。
 
国連のピレイ人権高等弁務官は6日(現地時間)に声明を発表し「いわゆる慰安婦として知られる被害者らは、第2次世界大戦が終わってから数十年が過ぎた今になっても、相変わらず人権が蹂躙されている」として、日本を全面的に批判し、「日本は戦時性奴隷(慰安婦)問題に対し包括的かつ公平、恒久的な解決策を打ち出すのに失敗した。日本の公人たちが事実をさらに否定し、被害者を侮辱しても日本政府は知らない振りをしている」と述べ、国務省のサキ報道官も5日「旧日本軍が193040年代に性を目的に女性の人身売買に関連したことは嘆かわしいことであり、その規模は大きく、明らかな人権侵害だ」と述べている。
 
国際社会がニッポンとは真逆のまともな精神状態で良かったと胸をなでおろすばかりだ。国内での今回の騒ぎも国際社会では、卑怯者があの手この手で問題のすり替えに躍起になっている姿がどう映るのか、そしてそれがどう反映されていくのか。早く結末を見たいものだ。

転載元: 自浄能力のない国に、もの申してやるよ。有り難く頂戴しなさい。


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