安倍政権倒せ!!
ゴー・ゴー タロー!!!
反原発・反TPP・改憲阻止
参院選闘争に総決起しよう
山本太郎氏の勝利へともに
世界大恐慌下の新たな挑戦
革共同は参議院議員選挙(7月4日公示、21日投開票)にあたり、都政を革新する会の「山本太郎氏支持」表明を受け、全都全国の皆さんとともに山本氏の当選をめざして闘う決意である。
7月参院選闘争は、動労千葉鉄建公団訴訟控訴審の9・25反動判決絶対阻止に向かって、国鉄・反原発・星野再審・反TPP・改憲阻止・非正規職撤廃闘争を大爆発させ安倍政権を打倒する総力戦と、分かちがたく結びついている。
労働者階級と革共同は今年前半戦で大きな前進を切り開いた。JR外注化阻止・強制出向粉砕、被曝労働拒否、4・26自治労ストライキ、5・1メーデー・JR貨物本社闘争は、日帝・資本家階級に大打撃を与えた。この地平を引き継ぎ、7月参院選を全力で闘う中で、9・25反動判決阻止の勝利をこじ開けよう。
7月参院選闘争の位置と意義は、第一に、〈世界大恐慌下の新たな挑戦>である。
大恐慌の深まりと新自由主義の破産、3・11情勢のもとで全世界が革命的激動に突入している。ギリシャ、エジプト、トルコ、ブラジルを始め世界各地で数十万~数百万の決起が広がっている。日本も戦後革命期を超えて、巨大なスケールで人民が動き出す時代が来ている。この時代認識を持って、今次参院選で首都の1千万人を対象とした宣伝・扇動を繰り広げ、100万人規模の団結をかちとる闘いに断固挑戦しよう。
国鉄決戦勝利へ大地を熱く
第二に、国鉄闘争の勝利と一体の決戦である。「解雇撤回・JR復帰」をめざす動労千葉の鉄建公団訴訟は、白石事件や控訴審の打ち切りなど、日帝権力中枢をとことん追い詰め、階級的力関係を転換する決戦情勢を迎えている。「解雇撤回・JR復帰」の10万筆署名運動が、各地の労働組合の新たな「やる気」を掘り起こしている。連合支配を内側から食い破る決起が始まっているのだ。選挙戦で階級闘争の大地をさらに熱く燃え立たせよう。
第三に、参院選をめぐる大激動の中で、階級的労働運動の前進、組織拡大と拠点建設をかちとっていこう。選挙闘争は職場の仲間に働きかけ、団結を拡大する水路だ。階級情勢を大きく揺り動かし、新風を職場に吹き込み、生き生きとした職場闘争を闘う中でこそ組織拡大、拠点建設は前進する。世界大恐慌下の労働運動を担う青年活動家集団、階級的指導部を至るところにつくり出そう。学生は参院選闘争をキャンパスに持ち込み、学生運動を大爆発させよう。
労働者の力で安倍政権倒せ
自民党・安倍政権は、日帝のすさまじい危機の中で資本家救済の政治を推し進め、原発再稼働や公務員大幅賃下げ、民営化・非正規職化、首切り自由化、福祉切り捨て、改憲の超反動攻撃をかけてきている。
だが、6・23東京都議選が示したものは何か。「自民・公明の圧勝」と報道されているが、決定的なことは投票率が史上最低レベルの43・50%で、前回より10・99ポイントも下がったことである。しかも自民党を支持した人は全有権者の15%にすぎない。圧倒的な労働者階級人民は安倍と自民党を拒否し、さらには腐りきったブルジョア議会の現実に怒りと拒否を突きつけているのだ。
だが、6・23東京都議選が示したものは何か。「自民・公明の圧勝」と報道されているが、決定的なことは投票率が史上最低レベルの43・50%で、前回より10・99ポイントも下がったことである。しかも自民党を支持した人は全有権者の15%にすぎない。圧倒的な労働者階級人民は安倍と自民党を拒否し、さらには腐りきったブルジョア議会の現実に怒りと拒否を突きつけているのだ。
労働者を取り巻く我慢ならない現実をひっくり返す力は、労働者階級自身の自己解放闘争だ、階級的労働運動だ――このことを強く訴えて闘おう。労働者階級が大きく勝利できる情勢が到来しているのだ。その闘いの前進をかけて、参院選闘争を闘おう。
山本氏の政策支持し闘おう
山本太郎氏は兵庫県宝塚市出身で現在38歳。11年3・11東日本大震災と福島原発事故への怒りを契機に、反原発に人生をかけて立ち上がった。俳優の仕事がなくなるなどのさまざまな困難をのりこえて闘う姿、気迫のこもった生き方に、多くの青年が共感し団結を広げてきた。昨年12月の衆院選では「全原発廃炉・改憲反対」を訴えて東京8区(杉並区)から立候補し、短期間の選挙戦ながら7万1千票余りの支持を獲得し、自民党・安倍政権を震え上がらせた。
山本氏は「政治家はいろんなプレッシャーがかかるから本当のことを言いうのが難しい」とカネや権力に屈服する政治家を批判し、「党の名前は『新党今はひとり』」「僕ははっきりと本当のことを言おうと思います」と決意を述べている。不当な圧力に負けず、たった一人でも信念を貫いて、労働者との団結を力にして闘う革命的議員が、今こそ求められている。
山本氏は基本政策として「被曝させない/TPP入らない/飢えさせない」を掲げている。革共同はこれを断固支持してともに闘う。
選挙戦は、第一に、全原発廃炉をかけた闘いである。安倍政権は原発再稼働と原発輸出に突き進んでいる。7月に電力会社は、全国で十数基の原発の再稼働を一斉に原子力規制委員会に申請しようとしている。絶対に許せない。NAZENが主催する7・11東京集会は選挙戦の勝利へ重要な集会だ。大結集しよう。
第二に、日帝のTPP参加阻止をかけた闘いである。TPPは大恐慌のもとで日米争闘戦を決定的に激化させ、全世界の労働者階級を分断・搾取し、戦争に引きずり込む階級戦争である。山本氏は「世界的価格競争を認めてしまえばその先にあるのは低賃金・長時間労働、ブラック企業がスタンダード化します」と述べている。山本氏の勝利で日本のTPP参加を絶対に阻止しよう。
第三に、「飢えさせない」「生きさせろ」の闘いである。全世界で大失業と非正規職化、賃下げの嵐が吹き荒れている。多くの青年が非正規・低賃金の仕事しか就くことができない。この現実に、青年労働者の怒りと危機感は高まっている。
山本氏は「先進国と呼ばれるこの国で餓死者が1日5人出ているというデータもあります」「生活保護を切り捨て、貧困は自己責任とするこの国を先進国と呼べるでしょうか」と怒りをもって弾劾している。
青年が夢も希望も持てない腐りきった社会を根底からひっくり返し、労働者階級自身の力で、未来ある社会をつくろう。そのために参院選闘争に総決起し、山本氏の勝利を全力でかちとろう。