2016年9月16日、京都大学総合人間学部の教務を通じて、吉田南総合館北棟下の立て看板を撤去するようにという要請がありました。![イメージ]()
危険であるからと理由が述べられていますが、9月30日までに撤去しない場合は当局が撤去(処分)すると言っています。
この立て看板は、ピースナビで発行している冊子やビラを通行人に自由に持ち帰ってもらえるようにしたり、今起きている社会問題についての意見を発信したり、またイベントの広報ビラなどを貼ったりしている看板です。
立て看板が危険だというなら、さらにしっかりと固定するなり工夫はできます。それなのにいきなり「撤去しなさい」というのは理にかなっていません。
このまま立て看板が撤去されるようなことになれば、共北アーチ下だけではなく京大構内のあらゆるところで立て看規制が行われることが予想されます。
立て看は、意見を発信するためのツールのひとつです。
立て看規制は表現の自由を侵害するものであり、決してあってはならないことだと思います。
いろいろな団体が共北アーチ下に(安全な)看板を出せば、大学もいちいち撤去はできないはずです。
このまま京大から立て看が姿を消してしまうことの無いよう、京大の各団体には積極的に立て看を出してもらうことをお願いしたいと思います。