今だからこそアーカイブに寄せて
やはり福島の人達は事態を理解していません。
福島は異常な放射能に汚染されました。
それは60万~200万ベクレル/㎡という放射能です。
「直ちに健康に影響するものではありません」ということ
はそろそろ影響が出てくるころなんです。
国や県は安全ですといいながらも、着々とその対策をたて
ているというのが今般アーカイブした下記の記事です。
どういう人に見てもらいたいかというと、下記の方々で
す。
自民党を支持する人々
放射能をなんでもないと思っている人
放射能を風評と思っている農家の人々
福島には事実を見せられても事実を事実と認めたくないイ
デオロギーがあります。
事実
福島ではすでに166人の小児甲状腺がんの患者が出てい
ること。
これは事実です。私は義姉が大原総合病院に膀胱がんで入
院していたので状況がよくわかります。
大原は泌尿器科と耳鼻咽頭科と病棟が同じで、姉の病室に
も、のどを手術した、女の子が代わる代わる入院していた
のです。当時18歳以上の子の治療費は自己負担でした。
だから状況は悲惨でした。
親が余計な迷惑をかけられたと娘をいじめるのです。
5歳や6歳のかわいい女の子や男の子がのどを手術するの
です。見ていられませんでした。
そういう状況と関係がなかった人たちは、他人事で一切興
味がありません。
甲状腺をとってしまうと、人の健康は著しく失われます。
ホルモンが出なくなるからです。
健常な人と比べるとそのハンデは比ぶベくもありません。
人のすべての健康にかかわってくるのです。ホルモン剤を
飲んだからいいというのではありません。
国や県も東電も、その予後について保証しているものでは
ありません。
親の心配はいかばかりでしょう。
国や県や甲状腺の専門家は放射能は関係がないといってい
ます。
その癖、費用は全額県が負担しています。ヘンテコな話で
す。新聞もマスコミもヘンテコだなどと言わないんです。
福島県の他の親は平気です。関係がないものと思ってい
るわけです。そんなわけがありません。
せがれが再度も甲状腺検査を受けているのに、無事だと
放射線障害は風評だというのです。農家の人は皆そう思っ
っています。なぜでしょう?。
「葦の髄から天井をのぞいている」からです。
農家は迷惑を受けているというのです。
農家が風評で迷惑を受けるといっても、県は大病院を建て
ています。これぐらい風評を助長するものはありません。
県は口では「風評だ、風評だ」といいながら蔭では、下記
記事のように、世界の最前線の放射能障害研究施設を建て
て今か今かと待ちかまえているのです。
「患者が出るのをです。」
我々は実験材料にされるのです。
肝腎の福島の人たちは、そういうことと関連して、物事を
見ていません。
自分には関係がないものと思っているわけです。
御用学者という人はどこにでもいます。少しでも県や国の
気に入るようなことを言って、自分の研究費を増やそうと
しているからです。
だからそういう「安全だ」というバイアスがかかった発言
をします。
農家の人は「放射能は安全だ」というお墨付きをもらった
かのような錯覚を起こして「放射能被害」をないものと思
い込まされます。
そういうバイアスがかかった発言をしている人を本当にか
わいそうと思います。
放射能障害はぜったい出ないと思っているわけです。
よく考えると、影響がないわけがないのです。まず小児甲
状腺がんが発生しています。
大人の人のがんでも多数が発生しているのに、少しガンが
多いなあ、くらいで見逃されています。
いや気にしていないふりをしているんです。
がんの病理検査で放射能が原因だとわかっていながら発表
していないんだと思いますよ。
10年くらいたってほとぼりが冷めたころ発表されます。
今までもそうでしたから、今回もおそらくそうでしょう。
福島のすべての食べ物にはベクレルが入っています。
ベクレルが入っていても100ベクレル以内は安全だと
いうのです。
安全だなどと誰も言っていません。「何の根拠」もないの
です。
100ベクレル以内は安全だなどといってるのは国の基準
だけです。
20ミリSv以内は安全だと言うのと同じで、何の関係も
ないのです。未知のものだからです。
安全なわけがありません。1ベクレルでも毒は毒です。
ベクレルの入った食べ物を食わせるのがおかしいんです。
今福島県の子供たちは。福島県産のご飯を食べさせられて
います、「ND」だから安全だというのです。NDでも放
射能は必ず若干あります。「ゼロ」はあり得ません。
必ず汚染されています。NDだから安全だといっている人
は馬鹿ですから信用してはいけません。
農家の人、農家の人っていっていますが、福島県民全部の
人のことを言っています。自民党を選んだあなたです。
福島県民は全部馬鹿なんです。なぜなら自民党を選び原発
を作らせ、人々から未来を奪ったからです。
これをバカと言わずして何をバカなことというのでしょ
う。
私も残念ながら馬鹿なうちの一人です。
農家の人はカゲでは「また爆発してくれねえかな補償もら
れっから」などという人があるそうです。
「補償」をもらって恐縮して、また自民党を選びます。
なぜ放射能をぶっかけられたのかよくわかっていないので
す。
自分で考える習慣がないからです。今までも、区長や、村
会議員や、市会議員に考えてもらってきました。自分で考
えたことがないのです。
たぶん新潟や女川でまた爆発があるでしょう。風向き次第
で悲惨なことになると思います。
6月~7月に女川が爆発すると、「山背の風」で福島が直
撃を受け、冬季に新潟柏崎の原発が爆発すると、北西風で
福島が直撃されます。
福島の人たちはそんなこと一度も考えたことがないと思い
ます。
その証拠に自民党が選ばれているからです。
自民党は原発を爆発させる疫病神です。
地震で原発が爆発することなど簡単です。震度6で爆発す
るのです。震度6の地震などどこででも起きます。
震度6で「配管」がぐずぐずにやられます。爆発などあっ
という間です。
なってから「想定外だった」などといってしらばくれるの
です。
「な~に」最初から想定していたんです。揺れで配管が
やられるなどと馬鹿でもわかります。
私の原発日誌(その795)
放射能障害を考える
福島民報2015年9月10日朝刊
福島民報 2015年10月28日 朝刊
原発日誌による取材 2016年2月2日
ふくしま国際医療科学センターは本年5月開所を目指し、
建設が行われている。1階から5階までは病棟で247病床を
備える。7階以上が研究施設である。
このことを聞いて何も感じない人たちがいる。
私がいつももどかしく考えるのはそのことである。
そういう人たちは事実を見せられてもピンとこない人たち
なんです。
こういう人は説得するのが難しい。
自民党は戦争起こすからペケといっても、みんなが言うか
らといって自民党に投票する人である。
そういう人たちは自分の子供や孫が戦争に行くようになっ
て、初めて自分たちの1票が間違っていたことを気づく。
前の戦争の時も同じである。国民が1票の重さを知り、議
会が軍事費を認めなければ決して戦争にはなりませんでし
た。
帝国議会は喜んで臨時軍事費を可決したから戦争が起こっ
たんです。
福島の浅はかな人たちも同じです。自民党を選び、自民党
は積極的平和主義による戦争参加を可決します。軍事費も
可決します。多数決だからしょうがありません。
福島の人たちはいつも自分の都合のよい方に考え、それ以
外のことは、見ようとしないし、考えまいとしている。
それまで茫然として過ごし、事態が迫ってくると始めてア
タフタする。
放射能災害はそれでは遅いのです。我々が200万ベクレル
からの放射能プルームを浴びてからもう5年経ちます。
福島の人たちはいつの間にか、事態の本質を忘れ、「何だ
大したことなかったじゃねえか、心配するほどでなかった
んだ」といって安心しています。
国や県や医学者たちは「大騒ぎするな」と言い、マスコミ
と一緒になって事態を矮小化しようとしています。
何もなかったことしたいと言ってるのです。
200万ベクレルはそんな簡単なものではありません。
チェルノブイリ事故では5年経ってから被害が顕著に出て
きました。
国や県は放射能の被害は大したことないといいながら、陰
では着々と対策をしています。
そんなこと当たり前です。何ごともなければそれに越した
ことがありませんがふつうはそうは考えません。
最悪の事態を考えているのが、いま建設中の「ふくしま国
際医療科学センター」です。
我々は冷静にこのことを考えて、あらかじめ放射能障害に
対して対策を講じておけば、何もこんなところに収容され
て、世界の放射線医療のためのモルモットにされている必
要がないのです。
、
世界各国から山下俊一のような奴が続々現れて、研究材料
が増えたために小躍りして喜ぶでしょう。
我々の生活習慣を変え、食生活を変えればいいんです。
酒やたばこは論外で、これはペケです。自殺するようなも
んです。しかしニコチン遮断剤もなんだかなあです。
私の知り合いはこれを服用していましたが、謎の心不全で
亡くなりました。38歳です。
ぽっくり病などと言われますが、私は禁煙薬の影響でない
かなあ~と思っています。
それでは意味がありませんから、薬でタバコはやめない方
がいいと思います。
私は3日我慢したら、40年すっていたタバコが馬鹿馬鹿
しくなって、すぐやめてしまいました。
ニコチン中毒は3日で解消します。大脳の中毒細胞が元に
リセットされるのです。
これは本当です。
やめられないのはやめる気がないからで、病気になってみ
ないと分からないタイプです。
そういう人は死んでも治りません。
この本は2011年6月に発行されました。著者は郡山のロマ
リンダクリニック院長 富永國比古医師(博士)である。
先生は「いたずらに恐れず、安心して生活するための知
恵」として、この本を出版されました。
放射線障害は予防しか方法がありません。どうやったら予
防できるのかを、食養の面から検討し、解説したのが本書
です。
ガンの場合と同じです。ガンは予防するのが一番です。
予防とは生活習慣を変えることです。
詳しくは私の書庫「病気にならない生き方・目次」を参照
してください。
多くの医師や病院、薬剤会社はがんや放射能障害が今や遅
しと待っています。
出てきたら抗がん剤や放射線治療で「殺してやろう」と待
ち構えているわけです。
ガンは現在の医学では治りません。予防するほか方法があ
りません。
唯一ガンから生還する方法があります。食事療法などで生
活習慣を変えてしまうことです。
早くいえば酒やタバコをやめろということです。
病院で肉類(鶏肉も含む)や牛乳やヨーグルトを飲ませて
いる病院は、患者を助ける気のない藪医者ですからね。
必ず殺されます。
病院や製薬会社は病人を食い物にしているんです。
真面目な本当の医師は抗がん剤などあてにしません。
抗がん剤などを使わず、ガンから生還するためにはどうし
た良いのかと考えます。
それがこの本です。
いままでの画像は県立図書館の蔵書でした。本日本書を入手したので、画像を差し替えます。
どこが違うのかというと、ラベルが貼っていないことです。
2月6日気付