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韓国民主労総の2016年闘争宣言

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韓国民主労総の2016年闘争宣言


1月4日民主労総は午前11時からチョンテイル橋で「始務式」を行い、「2016年闘争宣言」を発しました。


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2016年闘争宣言文


ゼネストと民衆総決起、総選挙闘争勝利で世の中を変えよう

2016年大韓民国の展望はすべて憂鬱だ。ただパククネの新年のあいさつだけが希望に満ちた新年を言う。

しかし大統領の希望は非常に危険だ。極右勢力の考えを代表する朝鮮と東亜の新年の社説は同様に“民主主義の過剰”を指摘した。大統領から大教会牧師まで、企業を世の中の救世主と持ち上げるが、本来災厄はこのような人々の解法から始まった。

これらの人々は、労組が救世主である企業の足を引っ張っていると罵っている。福祉はポピュリズムとして、企業のための規制緩和と民営化が救う道であると力説する。

しかしこの人々の希望が作った世の中は、結局ヘル朝鮮だった。土の箸とスプーンでいくら一生懸命すくって食べても、食べ物は無限競争の土ぼこりと富者らが投げた残り滓だけだ。

   今私たちの希望のために闘争する時だ。

労働者こそいつも危機だった。物心がついて、人生が危機に満ちていることを知るのが労働者の人生だ。大韓民国すべての国民は幸福追及権を持ったことがなく、すべての国民は失業と不安症候群に苦しめられている。

新年だからといって新たな時代の始まりになるということでもないが、すべての新年の希望は変化だ。
しかし人生はたやすく変わらなかった。問題がわからず変わらないのでなく、問題に対して闘争できなかったためだ。

民主労総は労働の希望のために搾取、不平等、抑圧、権力に対して2016年の闘争を宣言する。


2016年ゼネスト闘争を宣言する。

安易な解雇と低賃金、より多くの非正規職を作ろうとする労働改悪は、労働者の一方的犠牲を強要する労働搾取宣言だ。

2016年も相変らず労働者の人生をまるごと飲み込んでしまう機会だけが見える。労働悪法の国会職権上程の可能性が完全に消えることはなかった。

政府は「成果解雇制(通常解雇)」「就業規則改悪と成果賃金制拡大」ガイドラインをすでに公開し、発表する時期だけを狙っている。この労働災厄の芽が根本から絶たれない限り、民主労総のゼネストの意志を挫くことはできない。

1月8日臨時国会終了時点に2016年最初のゼネストを決議し、以降いつでも労働改悪の挑発に対するゼネストの応戦は続くだろう。



2016年民衆総決起闘争を宣言する。

昨年民衆総決起を通じて、私たちは貧民生、貧民主政権に対する民衆の怒りを確認した。しかし政権は13万民衆の要求を握りつぶして暴力、騒擾と罵った。

法治は乱用された権力の弁解に過ぎなかった。政権は常軌を逸した公安弾圧に依拠し、延命している。

政権の暴圧が激しいほど2016年民主労総の民衆連帯はさらに堅固になり、民衆総決起はさらに続くだろう。そしてパククネ政権就任4年目の2016年を、破壊された民主主義、踏みにじられた民衆の権利を回復する反撃の元年としようと思う。



2016年労働者総選挙闘争を宣言する。

パククネとセヌリ党の政治はヘル朝鮮を加速化させている。嘘の政治、財閥政治、金持ち政治の象徴であるセヌリ党こそ4月総選挙で叩き出さなければならない旧悪だ。

すべての弱者と共に労働者が政治勢力の求心として打って出なければならない。そのために民主労総は2月4日定期代議員大会で、民衆連帯を率いた総選挙方針を確定するものであり、民衆陣営のすべての政治的力量を結集して、4月総選挙で保守政治を審判し、政治的反転の基礎を準備するだろう。



2016年最低賃金非正規職闘争を宣言する。

   民主労総は、2016年も未組織低賃金労働者の生存のために戦略的な力を投入するだろう。最低賃金1万ウォン争奪が核心だ。そのために、組合員はもちろん未組織労働者を大衆運動の主体として、果敢な集団行動など可能な組織の力量を注ぎ込むものである。

政府が投げ捨ててしまった正規職転換の希望をつないで、非正規職と正規職を仲違いさせる資本の分断支配に対する闘争も核心だ。

さらに2016年は構造調整の津波が予想される。
これは経済危機を労働者に押し付ける構造的暴力だ。双龍車整理解雇事態は痛い教訓だ。

私たちが優先しなければならない闘争は、7年ぶりの復職それ以前に、28人の同僚と家族らが死んでいくことそれ以前に解雇と闘争することだ。民主労総は現場組織力を強化して解雇に立ち向かうだろう。
分断71年反戦平和闘争を宣言する。

韓国型THAAD配置の本格化など、中国を牽制して、東アジア覇権を強化しようとする米日軍事同盟の野心が露骨になった。

その下位パートナーを自認した韓国政府の屈従政策も続いている。歴史の正義と民族の自尊心を売り払った今日、韓日交渉もまた侵略的軍事同盟編入がその背景だ。

パククネ政府は、侵略同盟の障害物である植民地の過去の歴史を消そうとするが、歴史から消さなければならないのはパククネ政府の屈辱交渉だ。

民主労総は慰安婦ハルモニたちの痛みを記憶しながら、青年学生および市民らと共に少女像のかたわらを守るだろう。

日本帝国主義は謝らなかった。戦争犯罪に対する責任も負わなかった。単に慰安婦問題だけではない。彼らは強制徴用と強制徴兵などすべての歴史的犯罪を覆い隠してしまおうとしている。

民主労総は強制徴用労働者像建設など歴史の正義をうち立てる大衆運動を広げるものであり、屈辱交渉に怒る民衆と共に闘うだろう。私たちは軍事同盟ではない平和統一を望む。

民主労総は南北労働者統一サッカー後続事業など、南北労働者自主交流事業を継続して推し進めるだろう。

民主労総は今日、チョン・テイル烈士の前で2016年闘争を宣言し新たに決意する。
「勤労基準法を遵守しろ!」、不幸にも46年前の労働の絶叫はまだ続いている。勤労基準法を無力化させようとする企みとして、パククネ政権は絶えず労働改悪を試みている。

しかし警告するが、それは民主労総の闘争から蹂躙して行かなければならないだろう。ゼネストで、民衆総決起で私たちは団結して闘うだろう。

2016.1.4.国民主労働組合総連盟


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