道行く人が声かけていく・・
「ひどいわねぇ。安倍さんがやらせてるのね、許せないわね。」
みなさん!
安倍政権のもとでの本当に許せない弾圧が起こりました。
昨日6月1日、練馬区関町北の「オープンスペース街」など5カ所に、公安警察権力が突如押しかけ、延々5時間にもわたって不当捜索をするということが起こりました。
これは、障害者作業所に対する妨害であり、「街」職員も加盟する私たち東京北部ユニオンに対する労働組合潰しに他なりません。
家宅捜索の令状に書いてある容疑は、「詐欺」の一言だけであり、何の根拠もありません。そもそも、作業所の請求・支給を統括するのは福祉行政であり、公安警察がいきなり家宅捜索を行うこと自体が通常ありえませんことです。
安倍政権のもとでの本当に許せない弾圧が起こりました。
昨日6月1日、練馬区関町北の「オープンスペース街」など5カ所に、公安警察権力が突如押しかけ、延々5時間にもわたって不当捜索をするということが起こりました。
これは、障害者作業所に対する妨害であり、「街」職員も加盟する私たち東京北部ユニオンに対する労働組合潰しに他なりません。
家宅捜索の令状に書いてある容疑は、「詐欺」の一言だけであり、何の根拠もありません。そもそも、作業所の請求・支給を統括するのは福祉行政であり、公安警察がいきなり家宅捜索を行うこと自体が通常ありえませんことです。
ところが、逮捕もできない(「詐欺」の実態など何もない!)にもかかわらず、5カ所もの家宅捜索の人権侵害を行い、しかも警察が呼んだ在京の各テレビ局のカメラの砲列が作業所の前に並ぶという一種異様な光景。これ自体が「犯罪者」キャンペーンです。
しかし、「街」メンバーと地域の住民、そして私たち東京北部ユニオンは直ちに反撃に立ち上がりました。ボードをもって不当な弾圧をアピールすると、道行く人から「がんばって」「安倍さんがやらせているのね。許せない!」などと寄付や差し入れが相次ぎ、公安警察の意図とは全く逆に、地域から安倍政権への怒りが爆発しています。
公安警察は捜索を終えるや逃げ帰り、「街」の仲間は徹底弾劾の怒りを叩きつけ、その場で即席の記者会見アピールを行いました。
労働組合の資料の押収は、政治的弾圧の証拠!
家宅捜索で警察が押収した物は、福祉作業所の日常的な運営に必須必要不可欠なもの。作業所つぶしです!
さらに、東京北部ユニオンの会議レジュメや闘う労働組合・動労千葉の機関紙類、組合員個人の携帯電話まで持ち去っていきました。こんなものは「詐欺」なる容疑とは全く関係などありません。ここに今回の労働組合潰しの意図がミエミエです。
私たち東京北部ユニオンは、作業所「街」で働く労働者をはじめ、練馬地域の介護・福祉労働が次々加入し、丸ごと組織する展望を開いています。だからこその弾圧なのです。
戦争国会下での労働組合つぶし
今、国会では安倍政権が安保関連法案を通そうとしています。「戦争法案などという無責任なレッテル張りは誤りだ」「自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争に参加するようなことはけっしてない」…。誰も信じない大ウソを平気でついて、まさに戦争をやろうとしています。
まさにこの時に、動労千葉というJRの労働組合は「軍需物資は運ばない」と戦争協力拒否宣言を発し、民営化・外注化をストライキで打ち破っています。そしてゼネストでたたかう韓国民主労総やアメリカ・ドイツなどの労働組合との国際連帯を築いています。こうした闘う労働組合の存在を、安倍政権はもはや容認できないのです。
そういうことから、「動労総連合を全国へ」を掲げ、反戦・反原発をたたかう私たちユニオンへの政治弾圧に踏み切ってきたのです。
地域で介護・福祉労働者が立ち上がっている!
介護分野は劣悪な賃金・長時間労働が横行し、離職率が高いなかで、政府は外国人労働者をより一層導入しようとしています。しかしそれ自体が「治安問題だ」としています(「介護の仕事は衛生知識は必要ない、言葉も通じなくていい、誰でも3日でできる」「移民を受け入れ、人種で分けて居住させるべき」産経新聞コラムでの曾野綾子発言!)。
まさにこの介護・福祉分野で、私たちが労働組合として前進していることにいたたまれなくなり、あせりにかられての弾圧なのです。
しかし私たちはこんな弾圧には全く動じません。それどころか、こんなムチャクチャな弾圧をせざるをえない公安警察の姿こそ、安倍政権の戦争政治の正体です。この弾圧への怒りを、逆に地域での戦争反対の力にしましょう。なによりも労働組合を地域に力強くつくりあげましょう。私たち東京北部ユニオンに入って一緒にたたかいましょう。
6・7日比谷公会堂集会へ!
今週末日曜日には、6・7国鉄闘争全国運動大集会が日比谷公会堂で開かれます。中曽根首相(当時)が「国鉄分割民営化で労働組合を潰して、新しい憲法を作る」と豪語したその根本とたたかい、解雇撤回の勝利一歩手前まで来ている国鉄闘争を軸に、ありとあらゆる産業・地域から労働者が集まります。韓国の鉄道労組も参加します。
ここにこそ、戦争を止める力があります。地域から私たちと一緒に参加しましょう。