「情けないが日弁連も反対していないので、マスコミも書かない。知らないうちに今春、国会通過もありうる。」
3月20日に冤罪被害者が呼びかける緊急集会
警察のやりたい放題社会でいいのか!
~レイバーネットTV「盗聴法拡大」に警鐘
いま冤罪被害者が怒っている。冤罪をなくすためと導入される「取り調べの可視化」はわずか3%なのに、逆に盗聴拡大・密告取引の導入で警察が焼け太る法律改悪が、今国会で準備されているからだ。
2月11日のレイバーネットTVで足立昌勝さん(関東学院大学教授)と米倉洋子さん(弁護士)が警鐘を鳴らした。
足立さん「1999年の盗聴法の時は、通信の秘密を守るための厳しい規制があった。警察も通信傍受にNTTに出向く必要があったが、今回はデータを送信してもらい警察内で自由に傍受できる。また実行しなくても相談しただけで捕まる“共謀罪”も準備中で、刑法のあり方が根本的に変質してしまう」。
米倉さんは「情けないが日弁連も反対していないので、マスコミも書かない。知らないうちに今春、国会通過もありうる。市民運動を拡げよう」と呼びかけた。
3月20日には冤罪被害者が呼びかけた緊急集会が準備されている。(M)
↓今回のワンポイントは「密告」
↓12月レイバーフェスタで来日した香港ゲストからのお土産を紹介
↓特集「盗聴法拡大・密告司法はゴメンだ!~取り調べ可視化の影で」
↓足立昌勝さん「70歳になったが悪法とたたかう」と元気いっぱい
↓「女の平和」国会包囲でも活躍した米倉洋子弁護士。話がわかりやすい
↓「可視化は3%なのにもっと刑事司法はひどくなる。このイラストのとおりです」と足立さん
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