山本太郎さんの参院選勝利受け情勢が一変
7・26反原発金曜行動

金曜行動も参加者が格段と増加した。首相官邸前・国会前、財務省上交差点周辺では大抗議行動が展開され、さらに下った経産省前周辺・経産省前テントひろば一帯でも各所で抗議行動の人波。それぞれの抗議行動の大集団の間を絶え間なく人が行き来する。永田町・霞が関といった政府中枢にあたる一帯が、ほぼ解放区といった状況だ。

年輩の女性は「私は孫が可愛くて、その孫たちの未来を奪う原発に反対でここに来るようにしています。例え地震は来なくても、津波は来なくても原発を動かせば放射性廃棄物は溜まっていってしまう。孫や曾孫や子孫たちにその始末を押しつけることはできない。原発は今すぐやめなさい!」と声を張り上げた。
国会前でも熱い訴えが続いた。若い男性は「選挙を終わって、政治や社会を動かすものは何かと考えました。原発反対運動の高まりの中で『世の中を動かすのは選挙なんだ、こういう抗議やデモをやっても世の中は動かないんだ』という声も聞いた。選挙を否定するものではないが、抗議行動の継続が社会を

もうひとりの若い男性は「選挙で山本太郎さんが当選したのはとてもうれしい。山本さんが被曝問題、食品の放射能汚染問題、福島や汚染地帯からの避難を訴えてくれるように期待しています。これを世の中に明らかにすれば、原発反対運動はもっともっと拡大し、原発をなくす展望が見えてきます。僕は被曝させられるのはいやだし、周りの人を被曝させたくない。特に食品の汚染は深刻な問題だ。頑張りましょう!」と呼びかけた。
参院選勝利の情勢が金曜行動をさらに活性化させ、拡大させている。7月8日の各電力会社の「安全審査」申請と、安倍政権・電力資本による原発再稼働への動きに巨大な怒りが爆発するのはこれからだ。毎週金曜日、首相官邸・国会前に集まろう! 全国の金曜行動を頑張ろう!