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[転載]◆556 がれき撤去で最大4兆ベクレル放出

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◆本部ニュース556号発行!

 以下からダウンロードできます。
 
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救援本部ニュース556号 2014.7.16
 
昨年8月 がれき撤去で最大4兆ベクレル放出していた
東電は隠し続け、発覚後も「(コメ汚染との)因果関係は不明」と居直ったまま
 
 東京電力は、昨年の8月、福島第一原発3号機の大型がれきの撤去時に、最大4兆ベクレルもの放射性物質を飛散させていた試算結果を、今月の14日になって初めて公表しました。
 それも、昨年秋に原発から20㌔以上離れた南相馬市の避難区域外の水田から収穫されたコメから基準値(1㌔当たり100ベクレル)超のセシウムが検出され、その放射性物質が8月中旬に出始めた稲穂に局部的に付着していたことから、稲が収穫された9月末までの短期間に飛散した物質が付着したものであることが農水省の調査で明らかになったからです。「(4兆ベクレルというのは)大づかみの計算だから」などという言い訳は通じません。意図的に隠し続けてきたことは明白です。
 4兆ベクレルとは、想像を絶する放射線量です。汚染され被ばくさせられたのはコメだけではありません。そこに住む人、労働者や農作業をする人にも降り注ぎ、無自覚のうちに被ばくさせられてきたのです。昨年8月19日には、第1原発3号機のがれき撤去作業の際に、がれきの下敷きになっていた放射性物質が飛散し、別の場所にいた作業員2人が被ばく。最大1平方㌢当たり13ベクレルが検出される事故もありました。
 農水省が今後の解体作業で放射性物質を飛散させないよう形ばかりの要請をしたことに対し、東電は依然として「がれき撤去との因果関係は不明」とし、1号機の原子炉建屋を覆うカバーを外し、建屋上部のがれき撤去を行う予定でいるというのです。責任をほおかむりしたまま、「内部のがれきに飛散防止剤を散布してからカバー撤去を始める」としていますが、ほんとにそれで万全と言えるのでしょうか。東電は、海にも陸にも空にも、宅地や田畑、河川、森林に放射性物質をまき散らし続けているのです。人の命と生活、子どもの命をなんだと思っているのでしょうか。そして安倍首相もまた「完全にコントロールされている」とする大うそを撤回するどころか、「世界最高に厳しい安全基準」と言い続けているのです。本当に許しがたい。国にも東電にもとことん責任を取らせなければなりません。
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「韓日労働者の連帯で戦争を阻もう」
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転載元: 生きぬくために闘う!東日本大震災救援対策本部のブログ


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