6月26日に東電株主総会が国際フォーラムでありました。総会抗議行動は東電アクション、株主運動、グリーンピース、新橋アクションの4団体でした。
S君たちがかなりマイクで抗議行動をしていたので、東電の会場係と、接近の抗議攻防がありました。
株主総会会場に福島県双葉町の井戸川さん(本町長)、近藤容人さん(新潟県刈羽村)が来ていました。
井戸川さんの怒りの発言に警備係も弾圧しきれずにいました。新橋アクションも弾圧に立ち向かって抗議して運動側の姿勢をはっきりさせました。
新橋アクションHさんに株主総会への議決権行使の用紙があると連絡があり、総会出席出来る権利を無駄にしないために、新橋アクションからO、Sさんが株主総会会場に入りました。
総会は、東電社員や、家族、東電OBが多く占めていて、株主提案の説明などでも抗議のヤジが飛ばない状況でした。しかし、話が長いと、マイクを切られ、退場させられる人もいました。
脱原発や、再生可能エネルギーへのシフトや、新潟の柏崎刈羽原発の再稼働に、4000万円も使うなら、福島の事故対策、汚染水処理になぜそれを投入しないのか、再稼働どころではないだろう。など、ごく普通の意見が出されました。しかし、株主からだされた10議案は全部否決されました。東電の体質は事故後も何ら変わっていません。
次回新橋アクションは7月29日です。皆さん東電本社直撃デモに参加して下さい。
次回新橋アクションは7月29日です。皆さん東電本社直撃デモに参加して下さい。
脱原発」全て否決=東電、汚染水漏れ陳謝―電力9社株主総会
時事通信 6月26日(木)15時5分配信
原発を持たない沖縄電力を除く全国の電力9社が26日、一斉に株主総会を開いた。東日本大震災後、原発からの撤退など「脱原発」を求める株主提案が9電力全てに初めて出されたが、いずれも反対多数で否決された。各社は、政府の方針に沿い、原発の再稼働を目指す方針を改めて説明した。
東京電力の総会は、福島第1原発事故の影響で実質国有化されてから2回目。株主提案は過去最多だった昨年の15議案から10議案に減った。福島第2原発(福島県)、柏崎刈羽原発(新潟県)の廃止などが要求された。
広瀬直己社長は、放射能汚染水の流出や福島第1原発の廃炉作業で混乱が続いている現状を踏まえ、「広く社会の皆さまに多大な迷惑と心配を掛ける事象があった。深くおわび申し上げる」と陳謝した。
関西電力の筆頭株主の大阪市は、原発に代わり再生可能エネルギーや火力発電所を増やすことなどを求める5議案を京都市と共同提案した。
大阪市の橋下徹市長は2年ぶりに総会に出席し、会社の答弁次第では市の全保有株を売却する可能性を示した上で、「原発再稼働と言ってたら会社はつぶれる。経営陣の継続はあり得ない」と経営責任を厳しく追及した。これに対し、八木誠社長は、引責辞任を否定した上で「原子力を重要電源として活用する」と原発の必要性を改めて強調した。
国内の原発は2013年9月15日から稼働ゼロが続いている。北陸を除く8社は現在、再稼働の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請済み。審査が最も先行する九州電力川内原発(鹿児島県)以外は再稼働時期のめどが立っていない。
九州電力の総会では、今夏以降の稼働を目指す川内原発の廃止を求める株主提案が出されたが、否決された。瓜生道明社長は「引き続き国の審査に全力を挙げて対応する」と述べ、再稼働を急ぐ考えを示した。
東京電力の総会は、福島第1原発事故の影響で実質国有化されてから2回目。株主提案は過去最多だった昨年の15議案から10議案に減った。福島第2原発(福島県)、柏崎刈羽原発(新潟県)の廃止などが要求された。
広瀬直己社長は、放射能汚染水の流出や福島第1原発の廃炉作業で混乱が続いている現状を踏まえ、「広く社会の皆さまに多大な迷惑と心配を掛ける事象があった。深くおわび申し上げる」と陳謝した。
関西電力の筆頭株主の大阪市は、原発に代わり再生可能エネルギーや火力発電所を増やすことなどを求める5議案を京都市と共同提案した。
大阪市の橋下徹市長は2年ぶりに総会に出席し、会社の答弁次第では市の全保有株を売却する可能性を示した上で、「原発再稼働と言ってたら会社はつぶれる。経営陣の継続はあり得ない」と経営責任を厳しく追及した。これに対し、八木誠社長は、引責辞任を否定した上で「原子力を重要電源として活用する」と原発の必要性を改めて強調した。
国内の原発は2013年9月15日から稼働ゼロが続いている。北陸を除く8社は現在、再稼働の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請済み。審査が最も先行する九州電力川内原発(鹿児島県)以外は再稼働時期のめどが立っていない。
九州電力の総会では、今夏以降の稼働を目指す川内原発の廃止を求める株主提案が出されたが、否決された。瓜生道明社長は「引き続き国の審査に全力を挙げて対応する」と述べ、再稼働を急ぐ考えを示した。