4・25法大集会 呼びかけ文
一昨年10月、法政大学の武田雄飛丸君(文化連盟委員長、国際文化学部)に対して「無期停学処分」が下されました。御用学者=大久保利晃の講義批判と学祭飲酒全面規制反対集会を行ったことを「理由」とするものです。
大学当局や御用学者を批判したり、学内でデモや集会などの活動を行えば処分。学生が声をあげれば処分。こんな大学は絶対に許せません。法大に象徴されるこうしたあり方こそ、「産学連携」と「教育の民営化」の下、学生を安価に使い捨て、“もの言わぬ商品”におとしめ、ブラック企業の蔓延に加担してきた大学の姿ではないでしょうか? また、「原発安全神話」「放射能安全神話」をまき散らす原子力ムラとしての大学の姿ではないでしょうか?
よって私たちは、法大処分撤回の闘いは全国大学に通ずる問題だと考えています。4月25日、全国学生は法大集会とデモに集まり、不当処分を撤回させ、ともに腐った大学のあり方を変えていきましょう!
法政大学では2006年以来、ビラまき・立て看板規制に始まる規制・管理強化をめぐり、大学当局と学生が真っ向から激突し、これまでにのべ125人の逮捕、33人への起訴、13人への処分が行われています。「営業権」と「施設管理権」に学生は従えと迫り、闘う学生を警察と結託して弾圧する当局に対し、私たちは今回の行動スローガンでもある、「不当処分撤回!」と「大学の主人公は学生だ!」を掲げ、団結を固めて不屈に闘ってきました。
法政大学では2006年以来、ビラまき・立て看板規制に始まる規制・管理強化をめぐり、大学当局と学生が真っ向から激突し、これまでにのべ125人の逮捕、33人への起訴、13人への処分が行われています。「営業権」と「施設管理権」に学生は従えと迫り、闘う学生を警察と結託して弾圧する当局に対し、私たちは今回の行動スローガンでもある、「不当処分撤回!」と「大学の主人公は学生だ!」を掲げ、団結を固めて不屈に闘ってきました。
そのような中、私たちはついに本年2月12日、東京高裁での暴処法弾圧控訴審で「被告5人全員の完全無罪判決」をかちとりました(検察は上告せず同26日に無罪判決が確定)!
「暴処法」(暴力行為等処罰に関する法律)とは、治安維持法とセットで1926年に制定された戦前来の治安弾圧法です。99.9%超の有罪判決率を誇る日本の刑事裁判において、同法の学生運動への適用で完全無罪を勝ちとったのは史上初のことです。法大当局と警察・検察が癒着しての学生でっちあげを暴きました。この歴史的大勝利を実現した力は、大学資本と学生の非和解性をはっきりさせ、8年間にわたり「絶対反対の団結」を貫いて闘ってきた法大闘争の路線にあります。
この間の情勢は、学生の誇りと団結を取り戻すために闘う法大闘争の意義をますます高めています。現在、青年・学生をとりまく現実、そして原発事故後の福島の現状に対して大学が果たしている役割は犯罪的です。2004年の国立大学法人化以降、政府・財界の大学統制は強まり、営利活動や国策推進の「障害」となる要素はキャンパスから暴力的に排除されてきました。自治会の非公認化、自治寮・サークル活動つぶし、つまり学生自治が解体され、学生は「大学の主人公」から「サービス受給者」へおとしめられてきました。法大の掲げる「営業権」「施設管理権」とは、「大学の主人公=理事会」「教育=ビジネス」という宣言です。この中で学生は、規制強化と、膨れ上がる「学費・就活・奨学金」の三重苦を前にかつてない負担を強いられ、それは若者の権利意識や雇用、労働条件破壊という問題に直結しています。
この間の情勢は、学生の誇りと団結を取り戻すために闘う法大闘争の意義をますます高めています。現在、青年・学生をとりまく現実、そして原発事故後の福島の現状に対して大学が果たしている役割は犯罪的です。2004年の国立大学法人化以降、政府・財界の大学統制は強まり、営利活動や国策推進の「障害」となる要素はキャンパスから暴力的に排除されてきました。自治会の非公認化、自治寮・サークル活動つぶし、つまり学生自治が解体され、学生は「大学の主人公」から「サービス受給者」へおとしめられてきました。法大の掲げる「営業権」「施設管理権」とは、「大学の主人公=理事会」「教育=ビジネス」という宣言です。この中で学生は、規制強化と、膨れ上がる「学費・就活・奨学金」の三重苦を前にかつてない負担を強いられ、それは若者の権利意識や雇用、労働条件破壊という問題に直結しています。
安倍政権の「大学改革」は、この大学の現状をより推進するものです。「総長権限強化」と「教授会自治解体」で、若者を資本によりいっそう都合の良い「労働力商品」に加工する「教育」の追求です。
また、この間の福島の子どもたちの異常な割合での甲状腺がん増加について、広島大や長崎大、福島大の御用学者を含む福島県民健康管理調査検討委員会が「原発事故と問題はない」と発表したことからも分かるように、大学は原子力ムラの重要な一角として、安倍政権の福島切り捨て政策に「学問」の名でもって加担しています。武田君が批判した大久保利晃も国策機関=放射線影響研究所理事長であり、郡山市原子力災害対策アドバイザーとして、政府の福島切り捨て政策に加担する札付きの御用学者です。
これらすべては、学生の自治や団結を破壊し、反対言論を封殺し、武田君のように闘う学生を処分することで初めて成り立っています。逆に、法大3万、全国300万の学生が団結して行動を開始したときに、それは大学のみならず社会を変える大きな力となります。大学・学問を、「若者の未来を奪う場」「福島切り捨ての場」にしてはなりません。学生はキャンパスの真の主人公として、大学を政府・財界・御用学者の手から取り戻そう。学生の団結体としての「学生自治会」を全国につくりだそう。
弾圧を狙う公安警察
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これらすべては、学生の自治や団結を破壊し、反対言論を封殺し、武田君のように闘う学生を処分することで初めて成り立っています。逆に、法大3万、全国300万の学生が団結して行動を開始したときに、それは大学のみならず社会を変える大きな力となります。大学・学問を、「若者の未来を奪う場」「福島切り捨ての場」にしてはなりません。学生はキャンパスの真の主人公として、大学を政府・財界・御用学者の手から取り戻そう。学生の団結体としての「学生自治会」を全国につくりだそう。
弾圧を狙う公安警察

4/25洞口さんアピール!
4/25申入書の読み上げ
4/25申入書を法大当局が受け取りを拒否!
4/25法大デモ!
4/25法大デモ終了!
暴処法裁判での無罪獲得が示すように、学生は「絶対反対」を貫いて闘えば勝利できます。現実を変えることはできます。だからこそ私たちは、4・25法大集会―デモに多くの法大生と全国学友が集まり、ともに声をあげ、法大闘争をさらに爆発させることで、すべての処分を撤回させたいと考えています。そしてまた、この闘いを大学と国家を根本から変革する決定的な出発点としたい。