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Channel: 宝の山
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[転載]大阪放射能汚染ガレキ裁判原告団 団長小山より

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大阪ガレキ裁判原告団・小山です。
 
昨日の大阪府ガレキ裁判【第5回期日】には約70人の原告と傍聴の方に集まっていただきました。
 
ありがとうございました。
 
法廷では、前回の期日に私たちが行った求釈明(焼却灰の放射能濃度2000Bq/kg以下なら安全とする根拠を、ICRPの計算式の正当性に立ち返って質した)に対して、被告が直前に提出した答弁書(準備書面)では「ICRPの表に書いてある」旨しか答えていない事を指摘しました。
 
「私たちはICRPを根拠にしていることは知っている。説明を求めたのは、ICRPの線量係数が正しいと大阪府が判断した根拠のことです。」原告弁護団は、大まかに言えばこのように指摘し、法廷で口頭陳述しました。
 
また、別途原告が法定外で「任意に」(これは、裁判所の指示によらずに、という意味です)提供を求めてきた北港処分場に埋め立てられた焼却灰のサンプルについて、大阪市が「安全が家訓されているので、再検査のために提出する必要はない」と書面で回答したことに対して、原告弁護団が「少なくとも飛灰の埋立地点の5cm上と1m上では有意な線量率の差がある。これは相当量の放射能があると言うこと。大阪市の提出証拠の飛灰の放射能濃度を疑う合理的な理由がある。だからサンプル提供を求めている」と口頭陳述しました。
 
報告集会とその後の「原告団・支援する会意見交換会」では、いままでの裁判の局面と争点のまとめ、そして今度の裁判方針と法定外の運動方針を提案し、議論しました。
 
法定外では、原告団として①高島市放射能チップ問題に原告団も取り組む。②大阪市に対して北港処分場の焼却灰の回収と安全な保管を要求する申し入れを開始する、の2つを議論しました。
 
詳しいことは原告団ニュースで、またブログでご案内いたします。
 
IWJに本日の報告集会がアップされております。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124860

今回は、拍手が何度も沸き起こった事が印象的でした。
参加者全員が今までに無い、連帯感を持って
会を進めている感じがして、とても良かったです。
 
 
 
 
070-5653-7886

転載元: 反一億総被曝 被曝は危険 STOP玉砕


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