信任ありがとうございました。
2019年度もよろしくお願いします。
3月22日の開票で、2019年度も日の出福祉園労働者代表に過半数代表として信任していただきました。さっそく来年度の各種労使協定を締結しますが、内容は園内メールでお知らせします。
立候補所信表明にも書いた通り、今年度日の出福祉園では36協定違反が発生しています。36協定締結当事者である労働者代表としては、法令違反を知っていて放っておくわけにはいきませんので、青梅労基署に申告に行くことを施設長に告げていました。施設長は今年後4月以降の勤務実態を調査し、法令違反の事実を労働者代表と組合に詳細に示し、一定の改善策も示しました。そのため、青梅労基署への申告は保留した経緯があります。
労働安全衛生委員会は毎月の各部署報告で、傷病による休業者数、労災申請者数、36協定違反事例数、最大夜勤回数などを確認しています。36協定違反ではなくても、日の出福祉園独自の規定で時間外60時間以上の職員には、園の負担で健康診断を行うことを青梅労基署へ届けています。当然ながら、各部署報告書には正確な実態が記載されていなければいけません。厚労省の毎月勤労統計のように恣意的に操作された数値だと統計の意味をなしませんし、青梅労基署に嘘の届けをした事になってしまいます。
労働安全衛生活動は産業保健という側面と労務管理という側面があります。各部署報告書は労務管理の基礎データなのです。基礎データが間違わないように、職員ひとり一人が正確な超勤申請を行ってください。自分の超勤を申請しない、または業務上の災害を労災申請しないということがあれば、日の出福祉園の労働安全衛生活動は進みません。日の出福祉園では、これまで多くの職員が健康を害して職場を離れていきました。障害を抱えながら働き続けている職員もいます。健康で安全な職場、障害を抱えても働き続けられる職場にするには、みんなの力が必要です。隠れ残業、隠れ労災は自分一人が我慢すればいいという問題ではありません。仲間のために労働安全衛生活動を実効的なものにするために、正確な超勤申請、業務災害報告、労災申請をお願いします。
日の出福祉園 医務 林武文