「特別な教科 道徳」の導入強行を許さず、４・１５デモに！
「道徳」教育は戦争教育だ
これまでは教科外であった「道徳」が、小学校ではこの4月から、中学校では来年４月から「教科」とされる。
教育は、その時の政府と教育労働者・保護者の「力関係」によって内容が左右される。
７０年代までは、多くの地域でどこの学校でも、当たり前に平和教育が行われた。しかし、８０年代、国鉄分割民営化による総評・社会党解体以降、平和教育は影を潜め、道徳教育が強制されるようになった。
ちょうど日教組が「反対・粉砕・阻止」から「参加・提言・改革」へ路線転換した時期だ。
そして２００６年「教育基本法」改悪、道徳の教科化が強硬され、安倍政権の改憲と軌を一にする。
教育労働者は、「心」によって「いじめ」が生まれる、「心」によって「貧困」が生まれると「嘘」の教育を強制される。
農村の「貧困」を作文を通して科学的に考察させようとした「綴り方教育」が弾圧された歴史を繰り返してはならない。自分の生活、社会の動き、経済の動きを科学的にとらえようと努力している現場の教育労働者の実践とほこりが木っ端みじんに砕かれることなど許せない。
今こそ、労働運動が力をもって、政府と労働者の力関係を転換させない限り、生活は破壊され、戦争に動員されてしまいます。
今週、UAゼンセン大会では、戦前の「産業報国会」化する転換さされます。「自衛戦争」を正当化し、改憲に賛成する「労働組合：＝「産業報国会」が作られます。
教育労働者にとって、高徳教育をする前に、改憲発議をとめ、安倍政権を倒すことこそ子どもへの正しい向き合い方ではないでしょうか。
保護者・労働者は、教育労働者を激励し行動に立ちあがらせるために、たくさんの人でデモをしましょう。
４月１５日に横須賀中央駅前Yデッキで、街宣をやります。発言希望の方はお集まりください。
その後、２時からデモをやります。デモコースは、横須賀中央駅前～ベース前～汐入駅前までです。
