3月24日、243回目のタカキン。冷たい雨の中、今日もタカキンは続く。
群馬合同労組からは群馬バス分会長の解雇撤回の訴えと、3月30日の動労連帯高崎ストと連帯する春闘デモが呼びかかられた。みなさん、参加を!
以下現状だより290号より
福島県自治体職員の自殺急増!
それでも安倍政権は
「原発から8.8㌔の浪江駅に帰れ!」
1~2月で5人が自殺
『河北新報』の記事によれば、福島県と県内市町村職員の自殺が増え続けていることが報道されています。
さらに、今までとも違う特徴は「若手が自殺している」こと。
半数が20代後半から30代前半の青年労働者であること。
また、避難区域をかかえる自治体職員のうち、56%以上が、医療機関に通院するか投薬を受けているという、異様な実態も浮かび上がりました。
「辞めてもらってもかまわない」と、高線量の町に住まないとクビと脅す町長
下の『河北新報』はその翌日の記事。1年半前の15年9月に避難指示解除になった楢葉町に帰った町民は名目上でさえ11%。
楢葉町の本庁舎勤務の約100人のうち、名目上、町に帰った職員は35人(3月8日記事)ですが、実際に住んでいるのは約10人。理由は高汚染地だから。
強制的に毎日10人を宿直
安倍政権が楢葉町にやらせているのは「危機管理体制のため」と、輪番制で毎夜10人の職員を現地に宿直させています。これらのストレスが9人を殺したのです。
楢葉町は原発から15・8㌔。浪江は8・8㌔。
3月17日に前橋地裁で福島からの避難者の集団訴訟判決がありました。部分的に国の責任を認めさせたのは非常に重要ですが、判決の骨子は「福島に帰れ」というもので、認められません。
そして来週には、原発から数キロの所にまで帰れと強制しようとしています。それがJR常磐線の浪江駅までの延伸です。
動労水戸に支援を
これに対して動労水戸は「高線量の地に住民は帰れという暴政に、労働組合のストライキでたたかおう」と訴えています。
すでに先行して3月初旬にストを打った(左はじのチラシ)のに続いて、3月末~4月に第二波ストを構えています。
動労連帯高崎と群馬合同労組もこれと連帯する取り組みを計画しています。スト支援行動と、支援・救援カンパの取り組みもよろしくお願いいたします。