危機に揺らぐ東労組(上) 一体何が起きているのか?
昨年末、東労組は「格差ベア反対」を掲げてスト権批准の一票投票を実施した。12月31日まで2ヵ月間を費やして行なわれた組織の総力をあげた取り組みであったが1月末現在、投票が終わって1ヵ月が経つというのに、その結果は全く発表されていない。
東労組は、突如として2月10日に臨時大会を召集すると言い出した。しかもその目的は「大会代議員によるスト権批准投票を行なうため」だという。全組合員の一票投票を実施したのであれば、本来開く必要の全くない大会だ。おそらくは、一票投票の結果が正当化できないほど酷いものだったのだろう。
『緑の風』は、一票投票について、「組織強化への課題がまだまだ不十分だった」「格差ベアの本質に迫れなかった」「労働者意識を向上させられなかった」「ストを『する』『しない』という闘争形態のみの議論が自立化して『ストでお客さまに迷惑がかかる』という議論に止まってしまった」等羅列

記事元 動労千葉を支援する会