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「核のボタンを持って爆心地に入ることを、いったい誰が望んだでしょうか?」 オバマ・安倍の広島訪問反対行動! 報告

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5月26日原爆ドーム前 「8・6ヒロシマ実行委員会」主催のデモ


5月26日-27日、オバマ米大統領・安倍首相の広島訪問反対行動が、「8・6ヒロシマ実行委員会」のよびかけで闘いぬかれました。NAZEN福岡もNAZENナガサキの仲間とともに九州から駆けつけました。

「米大統領に見てほしい。そして原爆投下への謝罪をしてほしい。二度と繰り返さないと誓ってほしい。核兵器・戦争をなくしたい」という被爆者の思い、平和を願う人々の気持ちをふみにじる広島訪問であることを国内のマスコミはほとんど伝えませんでした。

世界一の核保有国の大統領の訪問でした。大統領はアメリカの最高司令官であり、就任以来核実験を繰り返し、プラハ演説でも核独占の維持を表明、今後30年間で110兆円の予算を核兵器の開発と小型化に使う予定です。原爆投下に謝罪もせず、北朝鮮への核使用すら狙っている中での広島訪問。私たちは絶対に許さない。

核のボタンを持って爆心地に入ることを、いったい誰が望んだでしょうか? 

安倍首相もまた、独自の核兵器を持ちたいからこそ熊本震災後も核につながる原発を停止させない。私たちはそれに対して、はっきりと反対の声を挙げました。オバマ幻想が崩れたとき、みんなが絶望することなく、ゼネストと国際連帯で社会を変えるという希望・道があることを訴え、伝え広げることができました。 

26日・27日、ものすごい数のマスコミが来ていました。世界に発信されるということでした。真剣に見つめる人の多さにも圧倒されました。機動隊も無視できない広島の人々の目。しかし、繁華街は人が少なく、「いつもはこんなに少なくない」という広島からの声あり、驚きます。警察はなんと熊本からも動員される戒厳体制でした。



27日原爆ドーム前

27日は右翼が集会を妨害してきました。機動隊と右翼を前に座り込み。集会・デモには年休をとって結集した広島や中四国各地の労働者、そして全学連を先頭に約100人が参加しました。




被爆二世、広島連帯ユニオン、全学連などからの怒りのアピールが行われ、8・6ヒロシマ大行動実行委員会共同代表の大江厚子さんから「5・27オバマ訪問に反対する声明」が読み上げられました。



デモでは「謝罪なき訪問反対」「安保のために被爆地を利用するな」「沖縄から全ての基地を撤去せよ」「北朝鮮への戦争阻止」と声を上げ、突き進みました。

私たちは自分の住む地域へ帰り、このことを伝え、「日本でもゼネストを!」の炎を大きくしよう。フランスでは大規模ストライキ、原子力発電所の出力も抑制されていると報道されてます。学生はキャンパスで、労働者は職場で、高齢であっても、病人であっても、人は一人では生きていけない。だからこそ地域の中で、戦争を止め、社会を変える主体として生きることができる。弱くさせられている者が強く生きられる社会を目指そう。




デモ後、しばらくしてからの原爆ドーム周辺。

警官が山のようにうろうろしていて、日常生活が破壊されています。


ホワイトハウスから核ボタンを持ち出しているところ

       
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     核のボタン 

広島に落とした22,000倍の核兵器を発射出来る装置、別名「ニュークリアー・フットボール」(上のカバン)




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