4月22日にふくしま共同診療所の院長である布施幸彦さんの講演会を行います。どなたでも参加大歓迎です。

安保法制の強行に反対し、国会前や全国の街頭を埋め尽くした1000万人ともいわれる人々。多くの人々が、国の政策はウソだらけであったことをつかみ、自分たちの力で社会を変える運動をいまなお続けています。
他方で安倍政権は、福島第一原発の事故に苦しむ人々を無視するかのように全国の原発を再稼働させています。福島の医師会は、167人もの子どもたちが「小児甲状腺がん、またはその疑い」と診断されても「放射線の影響とは考えにくい」とし続けています。県民健康調査検討委員であり福島大特任教授でもある清水修二氏は「被曝リスクと折り合いをつけろ」と主張します。
けど、本当にそうなのでしょうか? “もしがんになっても死に至らないから心配ない“としてしまう医療でいいのでしょうか? “国が決めたことだからしょうがない“とあきらめるしかないのでしょうか?
「ふくしま共同診療所」は、被災・被ばくの現実と訴えから学び応える診療所として、全国・海外からの募金によって開院しました。
「ふくしま共同診療所」は、被災・被ばくの現実と訴えから学び応える診療所として、全国・海外からの募金によって開院しました。
親や原発労働者・除染労働者たちが周りに言えない悩みを抱えて来院しています。布施先生は、福島に向き合うために毎週群馬から福島に通い、甲状腺エコー検査や丁寧でわかりやすい説明を行ってきました。そして、2014年からは福島に移住して院長に。
また、学生時代には学生自治会として大学問題・政治問題にも取り組んできた、とてもアクティブで気さくな先生でもあります。福島に寄り添う布施先生のお話を聞きに来てください。
記事元 全学連福島ブログ