新入生の皆さん、入学おめでとうございます。私たちは富大学生自治会再建会議です。
今、中東やウクライナで起こっている戦争、そして世界戦争につながるような朝鮮侵略戦争の危機など、まさに自分達の目の前で世界戦争の危機が爆発しています。しかし全世界では青年、学生が先頭で反戦運動と社会変革の闘いの先頭に立っています。
学生は大学や教室の小さな世界に閉じこもるのではなく、全世界の立ち上がる労働者、学生と共に行動しよう!
◆学生が反戦闘争を牽引!京大で反戦スト!
◆学生が反戦闘争を牽引!京大で反戦スト!
去年、安保法制=戦争法反対の国会前100万、全国1000万人とも言われる歴史的な闘いが巻き起こりました。
この「戦争を止めたい」という声の先頭ははまさに学生の姿がありました。特に、昨年10月27日には、京都大学で戦争反対、軍事研究反対の反戦バリケードストライキが学生の手によって行われました。
これは、改憲と戦争を進める安倍政権に対して、そして「いかに戦争を止めるか?!」という問いに対して学生が決意と行動で示した偉大な闘いでした。この学生の決起に対し、「自由の学風」を売りにしている京都大学当局はこの反戦ストを「威力業務妨害」だとして、6人の学生を告訴し、警察に売り渡しました。
全国で立ち上がる反戦行動、学生の「軍事研究反対」「戦争を止めよう」という声を「犯罪」としたのです。
しかし、何が正しいかは「法律」ではなく労働者・学生のの思いにあります。6学生を無実で釈放させるために全国から学生が集まり、学生、街頭からストライキ支持の声と2500筆以上もの釈放要求署名が集め、6人の学生をみごと無実で奪還しました! ここで、示されていることは戦争への動きと、反戦運動への弾圧に対し、学生の団結と行動した力で打ち勝てるということです。
◆富大当局による原発推進!
2004年の国立大学法人化以降、ここ富山大学では大学の自治と学生の自治、学生の自主・主体性がどんどん奪われています。学生のビラまき規制、花見の時間帯の制限など、学生同士の交流というものがどんどん奪われ、政治的な論議がかけらも出来なくされています。
大学の中で行われることを全て許可制にして、大学当局は「大学は学生のもの」というあり方を根本から変えています。
学生の存在をトコトン低め管理するあり方と、改憲を進め、大学から軍事研究、経済的徴兵制を狙う安倍政権は全く一体のです。
さらに、富大当局は大学の最高決定機関である経営協議会に久和進北陸電力社長を入れ、1億円の寄付をもらい大学から原発推進を進めています。福島原発事故から5年。富大当局は、国と一体で福島切り捨てを行い、原発推進を進めています。私たちの大学、教育が企業や国家の利益・利潤に奉仕するものへと変質させられています。
同時に、学生に襲いかかる貧困と非正規職の拡大。学生も生きていけない現実。軍事研究に対しても何一つ批判を表明しない富大。大学から「おかしい!」が渦巻いています。
◆全国反戦ストへ!学生自治会再建しよう!
◆全国反戦ストへ!学生自治会再建しよう!
今、世界各国、フランス、韓国、ドイツなどで学生、労働者が今の貧困、そして戦争に突き進む世の中に対して声を上げ始めています。
学生、そして世界を動かしている労働者と学生には、絶対に戦争を止める力があります。全国の学生、労働者と連帯して富山大学でも戦争への怒り、大学の軍事研究、原発推進の反対の声をたばね、学生自治会を再建させよう!
今年は、安倍政権の戦争と改憲に対して、全国で反戦ストが闘われようとしています。自治会を再建し、富大からも教育と大学を取り戻す反戦ストライキをやろう! 再建会議と共に、世界の仲間と連帯して学生が戦争を止め、社会を変える先頭に立とう! 4・22新歓講演会に参加しよう!
◆コラム
★今週の新入生歓迎ミニ企画★
◎沖縄戦と米軍基地の現実
5月の沖縄ツアー(5月14日~16日)に向けて、沖縄戦や基地問題の現実を学びます。米軍新基地建設反対の闘いの現局面も合わせて報告します。
◆13日(水)13時30分~
◎原発御用学者と福島の現実
現在、福島で167人の小児甲状腺ガンが出ている現実や、原発御用学者の問題、特に北陸電力と癒着し原発を進めている富大の問題も学習します。
◆13日(水)16時~

