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田中俊一、いよいよ露骨に    毎日猛烈な高濃度汚染水が流出しているにもかかわらず「心配ない」

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田中俊一、いよいよ露骨に
 
毎日猛烈な高濃度汚染水が流出しているにもかかわらず「心配ない」

規制委員長「心配ない」=「ピリピリせずに」汚染水問題

時事通信 9月11日(水)16時38分配信
 
 東京電力福島第1原発の放射能汚染水が海に流出している問題で、原子力規制委員会の田中俊一委員長は11日の定例会見で、安倍晋三首相が国際オリンピック委員会(IOC)総会で「状況はコントロールされている」などと発言したことに関連し、「心配しなければいけないような状況でないことは、私もそう思っている」と述べた。
 田中委員長は根拠として、第1原発の港湾外では海水に含まれる放射性物質濃度が低いと強調した。ただ、港湾外にも放射性物質は出ており、濃度が低いのは海水で薄められたためとみられる。
 また田中委員長は、規制委のこれまでの対応について「非常に良くやっていると思う」と自賛する一方、「メディアもあまりピリピリしないで、よく見ていてほしい」と述べ、報道が不安をあおっていると主張した。 
 
 
 

<福島汚染水>規制委員長、首相発言を擁護

毎日新聞 9月11日(水)21時1分配信
 
 原子力規制委員会の田中俊一委員長は11日の記者会見で、東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、安倍晋三首相が「完全にブロックされている」と発言したことについて「非科学的だと思わないし、政治家の発言として問題ない」と擁護した。福島県沖の魚を食べるよう首相に勧めるかとの質問には「大いに食べていただきたい。私自身、福島県産の干し柿やきのこを食べているが元気に過ごしている」と述べ、安全性を強調した。

 田中委員長は「第1原発の状況はそれほど心配しなければならない状況ではない」と指摘。一連の汚染水問題で、地元漁協が試験操業の中断などを決めたことについては「やめたのはこの社会状況では売れないからで、危険だからやめたわけではない」と述べた。

 一方「(国の基準を超える放射性物質が)出ていない魚が市場に出るのに日本人は買わない。口では『福島県を支援しよう』と言っているのに、ちっとも支援になっていない」と苦言を呈した。【中西拓司】
 
 
 
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トリチウム濃度15倍に=タンク北6.4万ベクレル-地下水放出で遮断策・福島第1

 
 東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は11日、漏れたタンクの北側に掘った観測用井戸で10日に採取した水から、放射性物質のトリチウムを1リットル当たり6万4000ベクレル検出したと発表した。8日採取の4200ベクレルの約15倍に急上昇し、法律上海に流せる限度の同6万ベクレルを上回った。
 この井戸を掘る際に土を分析したところ、地面の2.5~4メートル下で、最大で毎時0.09ミリシーベルトの放射線量を検出。東電福島復興本社(福島県楢葉町)で記者会見した相沢善吾副社長は「漏れた汚染水が浸透した可能性はある。地下水の流れを追跡し、必要なら対策を取る」と述べた。
 同じ井戸で9日に採取した水からは、トリチウムが同2万9000ベクレル検出された。トリチウム以外のベータ線を出す放射性物質は8日採取分の3200ベクレルから低下し、9日分は1900ベクレル、10日分は2000ベクレルだった。
 この井戸は、汚染水が漏れたタンクの北約15メートルにある。第1原発の地下では山側から海側に向かって地下水が流れており、東電はタンクから約100メートル海側に井戸を掘り、地下水が原子炉建屋で汚染される前にくみ上げて海に流し、汚染水を減らす計画を立てている。
 相沢副社長は「汚染された地下水がくみ上げ井戸の方に行くことがあれば、遮断などの対策を確実に取りたい」と述べ、地下水放出計画への影響を防ぐ考えを示した。(2013/09/11-20:57)
 
 
 
 

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