10月27日、清水群馬合同労組書記長がアルバイト先の藤岡市内のホテルを不当解雇されました。
電話でのやり取りの中で組合通告をしたら、社長の態度が一変し、「もう雇用できません」「やめてください」と一方的に通告し、翌日付で「懲戒解雇」の「解雇通知書」が送られてきました。ふざけるんじゃない!絶対に許しません。解雇撤回まで徹底的に闘います。ご支援をよろしくお願いします。以下は、従業員宛の手紙です。
従業員のみなさんへ。
私、清水は4月からフロント業務で働いてきましたが、10月27日、社長との電話のやり取りの中で解雇を言い渡されました。ご迷惑とご心配をおかけしますが、不当な解雇なので、解雇を撤回するように要求して闘います。
みなさんにご理解頂きたいのは、今回の解雇は、まったく不当で違法だということです。社長が勝手にシフトをいじくって、仕事を減らしたり、変更したり、説明なり、相談なりがあるのが当たり前ですが、そういうことがまったくない、この会社は、売上げが落ちれば平気で店をたたんだり、売り払ったり、そういうことをやる会社だなと思い、きちんと言っておく必要がある、私は群馬合同労働組合という個人加盟ユニオンの書記長を以前からやっているので、この際、通告しておこうという中でおこりました。
シフトのことで話をはじめたら、社長の態度が変わり、私が仕事が出来ていないからだ、と言われました。それは、わかります。みなさんに迷惑かけているのも自覚しています。サボっているわけではありませんが。それで「わかりました。」という返事をしました。社長もいったんは「がんばりましょう。」で話は終わりました。
ところが、それに続けて、労働組合に加入していることを伝えておきます、と話した途端に社長は「うちとは雇用できません」「もうやめてください」と言い、翌日付で「懲戒解雇」の通告書を送ってきました。
これは労働者の基本的権利である「団結権」を不法に侵害したものなので、群馬合同労働組合として、絶対に許しません。労働者は個人で文句を言えば、首を切られたり、不利益扱いや嫌がらせを受ける。だから労働組合をつくる権利、労働組合に加入する権利、労働組合として会社に要求したり、闘う権利が憲法でも保障されています。それを守る法律もあります。社長はこれを踏みにじった違法行為者です。だからこの解雇は絶対に撤回させます。同時にこれまで黙ってきましたが、違法な労働条件を正すように要求しました。二つの要求が実現するまで、徹底的に闘います。
この会社、このまま放っておくとろくなことはありません。みなさん、組合に入っていっしょに闘いましょう!(組合費は毎月500円です)またこの際、社長に直してもらいたいこと、言っておきたいことなどありましたらお気軽にご相談ください。職場をよくするのは、労働者が力をあわせて声をあげるしかありません。よろしくお願いいたします。