SEALDs防衛隊って、何だ?
「民主主義って、何だ?」
みんな気づいてくれたのね
- なかなか気づいてくれない…と悩んだけど、みんな気づいて声を上げ始めたのね。良かった、気づいてくれて。みんなは、デモしたりネットを使ったりして行動してるのに、私は参加してないので、心苦しく申し訳なく思います。だけど、心底から喜ぶわ。長い目で見たら、必ずあなた達の財産になるから。
white noiseさん
TDC、SEALDsは味方ですか?
- いくら立憲主義が脅かされている事態だからといって、東京デモクラシークルー(TDC)は単なる暴力集団としか思えません。
3.11以降「右も左もない」「シングルイシュー」の運動体が、どれだけ数多くの人をパージしてきたことか。
彼らの一部がSEALDsと国会前集会の時間調整を友好的にしていた別団体を、(3.11以降の運動方針他で意見が対立してきたからだろうと想像しますが)脅し、結果一時的とはいえ、その団体は集会を取りやめる事態に至りました。
脅した連中は「あざらし(SEAL)革命防衛隊」などと名乗っていますが、SEAL→SEALSとなると米海軍特殊コマンドの事を指す、という指摘に対して「ヘサヨ、釣れたwざまぁw」などと言い放っていましたね。
そう「沖縄や三里塚の古い運動をブルドーザーで轢き潰す」と称して、ブルデモを開催したのもTDC。
しかも「クール」という理由からでしょう、当初Web等で使用されたアイコンがこともあろうにイスラエル軍のブルドーザーだったと。
彼らと人脈が連なる連中主催の差別撤廃2013年東京大行進では「ヘイトスピーチに反対する会」を暴力的に追い出したり、第一悌団は1963年のワシントン大行進へのリスペクトとしてブラックスーツ着用などとドレスコード指定。第二悌団以降は自由なカッコとかやってました。
63年のキング牧師はじめとするワシントン大行進参加者は、みなスーツなりドレスアップしていましたが、それがどういう理由によるものだったかは、ご存知のとおり。
そして13年ワシントンで行われた50周年記念行事の参加者たちは(オバマらを除き)スーツなりドレスアップした人などいませんでしたよね。
50年前の先達をリスペクトしつつも、黒人等マイノリティの置かれている深刻な差別、格差について語られていました。
そのことを指摘されると、「貧乏人」「ヘサヨ」等またしても悪罵のオンパレードでしたね。
なんというか、「施し」による差別反対運動という印象を当時受けましたね。
翌14年の行進では、自衛隊戦闘服を着た右翼の参加者が、LGBTの象徴であるレインボーフラッグを簒奪するかのように「レインボー旭日旗」を掲げていました。
で、ただ今現在あざらしナンタラはSEALDsのデモの「自警団」として、ご活躍中。
松沢呉一という賛同者は「警官より怖い図体のでかいチンピラみたいなお兄さん、オッサンが見回っているから、コーラーについていけないとかデモ方針にいちゃもんつけるな!でも人数足りないから中高年も兵隊として参加しろ」とか喚いていますが、誰も注意するやつなし。
で、SEALDsですが、前身の(秘密保護法反対やってた)SASPL時代からそうでしたが、「警官と仲良くしようぜ」が既定方針。
「警官」に逆らうやつは来ないでくれ、「おまわりさん」に感謝しようとかやってますが、要するに「不当逮捕だ」などと叫ぶやつは極左、新左翼と決め付けてるのみならず、主催者として参加者がトラぶっても「助けませんよ」宣言に等しいということです。
しかも笑止なのは、彼らが辺野古に出張って抗議するときは「警察の弾圧を許すな!」という至極全うなことを言っているという・・・
TDC他「右も左もない」連中と共通しているのですが、「オレらの現場だけが(反差別など)の現場」「その現場に来ないで批判するな!」「でもヘサヨは来るな!」とか平気で矛盾すること言ってるんですね。
そしてです。
http://www.sealds.com/
これがSEALDsのサイトですが、そこに書かれているSTATEMENT以下に対して「大人の研究者」から批判があったのです。
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=480331362124220&id=100004420802283
一つは日本の大学で研究している韓国人女性、鄭玹汀氏によるもの。-
http://datyz.blog.so-net.ne.jp/2015-06-21-1
もう一つは中国の東北師範大で教員をされている大田英昭氏によるもの。
両者とも共通しているのは、日本の戦争責任を総括せずして(SEALDsが主張する)日本が東アジアの緊張緩和のイニシアティブを取ることなどできようか、ということです。
大田氏は加えて「沖縄は戦後70年間平和だったのか」という疑問を投げかけています。
至極全うな「批判」だと思ったのですが、何が起きたか?
https://www.facebook.com/tokuya.yonezu/posts/932531400122585
「若者がやってるんだ、何をウワメセな」的愚にもつかないことを言うSEALDs保護者の政治学者(木下ちがや)はまだしも、鄭玹汀氏に対するマチズモあふれる「脅迫」が同じ研究室のよく知らない男性から行われたと。
また、鄭氏に賛同した方々のうち、なぜか在日朝鮮人の方々のみ「罵倒」「嘲笑」されたと。
http://datyz.blog.so-net.ne.jp/2015-06-26
他方、大田氏は上記状況を憂慮、SEALDsからの再批判に対する再々批判において、「SEALDsの一部支持者」による暴力に対する非難声明等対処を要請しましたが、現時点でSEALDsは一切答えていません。
そして
https://twitter.com/SEALDs_jpn/status/615752199465926656-
SEALDsは当然のことながら「戦争法案」を廃案すべきと主張しつつも、「憲法、国民の生命に関わることですから国民投票するのが当たり前」だと言ってます。
私は従来から安倍内閣を倒しても、次の展望が見えない、国会勢力図からいっても来年の参院選は非常に厳しい、だから「壊憲」の国民投票を意識して行動すべきと主張してきました。
また、現在「戦争法案」に反対しているのは、何も「護憲派」だけではないことも意識していましたし、むしろ現政権なり後継政権が、方針転換して「王道」の壊憲を優先させるほうが怖いと思っていました。
何せ日本会議系各極右団体は、着々と「壊憲」のための1000万筆署名活動を全国で地道に行っているのです。
SEALDsはいったいどんな立場なんでしょうかね?
「国民投票」の結果、「壊憲」だったらしょうがない、よくがんばった的な立場なんでしょうか?
http://www.kanaloco.jp/article/105790/1/
カナコロ=神奈川新聞に掲載されたSEALDs中心メンバーのインタビュー。
全野党に対して共闘を呼びかけ、候補者一本化のための「予備選挙」を主張してますね。
これマジで言ってるの?というくらいの状況認識。
過保護な周りの大人たちも何も言わない。
SEALDsはともかくも、彼らを庇護する(ふりをしているとしか思えませんが)TDCや「右も左もない」連中は、ともかく新左翼のセクト主義が大嫌い、しかし、彼らがまさにセクト主義に嵌っている点は、もう隠しようがない、と思っています。
やってることが言論弾圧であり、反差別が聞いてあきれる差別主義者集団だとも思っています。
批判者を「MERS=病原体」扱いするやからもいましたしね。
安倍や百田と何が違うのか?私にはサッパリ理解できないので、TDC及びSEALDs主催の運動には、一切関わりたくありません。
https://mobile.twitter.com/aki21st/status/616579266310897665
https://twitter.com/aki21st/status/615881913044086784
https://twitter.com/aki21st/status/610759767716270080
- これはもちろん私個人の考えですので、みんなそうすべきとは言いませんが、SEALDsは政治家を利用できる存在だとみなし、また、集会に小泉純一郎を招きたい、などとも言ってますので、特に「護憲派」のみなさんは、彼らの運動に参加されるにせよご注意が必要かと思います。
「おまえらは極左だ、勝手に弾圧されてろよ」とも言ってますしね。
そして、3.11以降「右も左もない運動は新しい」などと朝日新聞、東京新聞、赤旗などリベラル・左派系メディアや岩波『世界』、週間金曜日などリベラル系論壇、学者・知識人、政治家、政党が称揚し、今に至るも無批判であることが、非常に恐ろしいとも感じています。2015/07/0401:38
記事元 村野瀬玲奈の秘書課広報室