
前回のブログで、私たちユニオンの地域分会もある練馬区の「オープンスペース街」など5ヶ所に、6月1日に家宅捜索が行われたことをお伝えしました。
その翌日・翌々日と不当捜索は拡大し、私たち東京北部ユニオン事務所も含めて計9ヶ所、押収物は優に100点以上という異常な弾圧です。あらためて、今回の弾圧について整理し、強く弾劾します。
・NPO法人「オープンスペース街」の事業所2カ所と職員、元理事宅など5カ所に不当な捜索。
・「石神井警察署派遣」と書いてあるが、すべて公安一課所属の警視庁公安部。捜索は最大5時間にわたった。
・容疑は「詐欺」の一言。
6月2日
・前夜のテレビニュースと新聞朝刊に「障害者の就労支援をした事業者に支払われる区の給付金を不正受給」「過激派が関係」などと悪意に満ちた報道。
・午前中に「街」が新たに立ち上げた訪問介護事業所と職員宅2カ所にも捜索。
・「石神井警察署派遣」と書いてあるが、すべて公安一課所属の警視庁公安部。捜索は最大5時間にわたった。
・容疑は「詐欺」の一言。
6月2日
・前夜のテレビニュースと新聞朝刊に「障害者の就労支援をした事業者に支払われる区の給付金を不正受給」「過激派が関係」などと悪意に満ちた報道。
・午前中に「街」が新たに立ち上げた訪問介護事業所と職員宅2カ所にも捜索。
・午後、記者会見。テレビ局2社、新聞社2社が参加し、熱心な質疑。

・前日の捜索と同時刻に利用者宅数軒に公安警察が「事情聴取」に踏み込んでいたことが発覚。
6月3日
・東京北部ユニオン事務所など2カ所にも捜索。これで捜索は計9カ所に。
・地域ビラや弁護士対策など反撃も進む。
安倍政権による労働組合潰し、「障害者は死ね」攻撃許せません!
安倍政権のもとでの本当に許せない障害者作業所と労働組合への弾圧が、この練馬区で起こっています。
6月1日、関町北の障害者就労支援事業所「オープンスペース街」と職員の自宅など5カ所に、公安警察権力が突如押しかけ、延々5時間にもわたって不当捜索をし、事業所運営に必要な物品を根こそぎ押収していくということが起こりました。更に不当捜索は翌日・翌々日と続き、計9カ所にまで拡大しています。押収品の総数は優に100点を超えるという異常な事態です。
これは、障害者作業所を潰そうとする攻撃であり、同時に「街」職員も加盟する私たちユニオン憎しの弾圧に他なりません。ぜひ一緒に抗議の声をあげてください!
これは、障害者作業所を潰そうとする攻撃であり、同時に「街」職員も加盟する私たちユニオン憎しの弾圧に他なりません。ぜひ一緒に抗議の声をあげてください!
ありもしない「詐欺」容疑ー区を飛び越えて公安警察がでっち上げ弾圧
家宅捜索の令状に書いてある容疑は、「詐欺」の一言だけ。何の根拠もありません。
そもそも、作業所の請求・支給を統括するのは区であり、仮に何か過誤があったとするならば行政が監査をするものです。公安警察がいきなり「見込み」で家宅捜索を行うこと自体がありえないことです。実際に、捜索は9カ所にまで拡大しながら、1人の逮捕者も出ていません。弾圧のための弾圧です。
そもそも、作業所の請求・支給を統括するのは区であり、仮に何か過誤があったとするならば行政が監査をするものです。公安警察がいきなり「見込み」で家宅捜索を行うこと自体がありえないことです。実際に、捜索は9カ所にまで拡大しながら、1人の逮捕者も出ていません。弾圧のための弾圧です。
作業所の運営や請求業務に必要な物品を根こそぎ押収して業務をさせず、また捜索をテレビ局に扇情的に報道させて過激派キャンペーンをふりまき、作業所を潰すことが狙いです。
しかし、「街」職員と利用者、ユニオンが一緒に反撃に立ち上がり、地域住民から寄付や差し入れが相次ぐなど、公安警察の意図は完全にうち破られています。
障害者殺しと社会保障解体を許さない!
今回の弾圧は、安倍政権が狙う社会保障の全面解体の要として、作業所という歴史的に各地で勝ち取られてきたあり方と障害者そのものを抹殺する大反動です。
今回、家宅捜索と同時に、公安警察は「街」を利用する障害者宅に「事情聴取」と称して訪問し、連日交番などに連れ出して調書を取ろうとしていることが発覚しました。「対応ができないように、家宅捜索と同時に訪問した」と言い放ちつつ、「街はみんなしゃべっているから、安心して答えていいぞ」と卑劣な手法で弾圧の協力者に仕立て上げようとしているのです。「障害者はウソと甘言でどうにでもできる」と徹底的にいたぶって都合のよい「供述」を取ろうとし、それによって人格破壊してもかまわないという、人間として最も許されない差別に満ちた卑劣な手口です。 精神的な病気や障害を抱えた人の社会復帰に向けた大切な場である「作業所」を、障害者自身によって破壊させようという、こんな卑劣な行為は絶対に許せません!
障害者の作業所などの福祉施策は、当事者と地域住民、そして公務員労働者が手を携えて創り上げてきた歴史的な獲得物です。これを根本から破壊し社会保障を全面解体しようとする安倍政権の意を受けた策動を、一緒にはねかえしましょう!ご支援をお願いします。
戦争国会下での労働組合つぶし
今、国会では安倍政権が安保関連法案を通そうとしています。「戦争法案などという無責任なレッテル張りは誤り」「自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争に参加するようなことはけっしてない」。誰も信じない大ウソをついて本気で戦争をやろうとする安倍政権。
まさにこの時に、戦争に反対してストライキでたたかい、地域とつながって活動する労働組合の存在を、安倍政権はもはや容認できない。そういうことから、私たちユニオンへの政治弾圧に踏み切ってきたと考えています。
とりわけ、私たちユニオンには、練馬地域を中心とした介護・福祉労働者が結集してきています。介護分野は劣悪な賃金・長時間労働が横行し、離職率が高いなかで、政府は外国人労働者をより一層導入しようとしています。しかしそれ自体が「治安問題だ」としています(「介護の仕事は衛生知識は必要ない、言葉も通じなくていい、誰でも3日でできる」「移民を受け入れ、人種で分けて居住させるべき」産経新聞コラムでの曾野綾子発言!)。
新自由主義の全面破綻のなかで、社会保障を全面解体しようとこんなムチャクチャな弾圧をせざるをえない公安警察の姿こそ、安倍戦争政治の正体です。この弾圧への怒りを、逆に地域での戦争反対の力にし、労働組合を地域に力強くつくりあげましょう。
6・7日比谷公会堂集会へ!
今週末日曜日には、6・7国鉄闘争全国運動大集会が日比谷公会堂で開かれます。中曽根首相(当時)が「国鉄分割民営化で労働組合を潰し、新しい憲法を作る」と豪語したその根本とたたかい、解雇撤回の勝利一歩手前まで来ている国鉄闘争を軸に、ありとあらゆる産業・地域から労働者が集まります。韓国の鉄道労組も参加します。
ここにこそ、戦争を止める力があります。地域から私たちと一緒に参加しましょう!
・・・・・・・・・・・・転載 終わり・・・・・・・・・・
群馬で大阪で東京で、多分他の場所でも
安倍戦争政権の戦争反対の声を押しつぶそうとする弾圧が起きています。
弾圧には団結で立ち向かい跳ね返しましょう!
黙っていたら相手の思うつぼ。
命がかかっているんです!
戦争願望。。経済のため?
そんなもんの為に、どれだけの人間が死んだ気が済むのでしょう。
自衛のための戦争?
最初から侵略戦争を開始する事を宣言します!なんて戦争を始める国はありません。全て自衛のためと銘打って始めるのが戦争です。
イスラエルのガザ攻撃や有志連合の空爆で幼い子どもたちが血まみれになっている写真を見て
胸が痛まない人は居ないでしょう。
自分の子どもや家族が血まみれになって死んでいくのが戦争です。
自分の子どもや家族が人殺しをするのが戦争です。
そして戦争がはじまる時に一番最初に邪魔者とされ迫害されるのが障害者です。
街はみんな一緒に地域に生きる仲間として活動を続けて来ました。
戦争で殺し殺されるのはマッピラごめんです。
団結して頑張りましょう!