《書庫 偉大なる迷言「諸行無常と諦めろ」》
民主労総ゼネスト
27万ゼネスト打ち抜き、5・1メーデー、6月第2波ゼネストを宣言

24日午後から全国17都市でゼネスト大会が同時開催された。ソウルでは市庁前広場で開かれたゼネスト大会に1万5000人が結集した。
「今日、民主労総26万9044組合員がゼネストに参加した。始まりは微弱だが、最後には私たちは政権を終わらせるだろう。26万で始める私たちの闘いは、1000万チャングレ(※)を生かし、2000万労働者がこの世界の主人であることを宣言するだろう」
「権力を守ろうとあがくパククネ政権に強力な労働者の闘いを見せつけよう。その日は遠くなかった。今日の勢いで現場を組織し、さらに引き寄せようと励まそう。世の中を変える闘争の先鋒に立とう。民主主義を逆行させ、民衆の生存権を破綻させる反労働政策にけりをつけて、子どもの夢と未来を守るために政権を審判しよう。ゼネスト闘争でパククネ政権を終わらせよう!」
と力強く宣言した。

大会後、「労働法改悪・賄賂授受・セウォル号真相究明隠蔽(いんぺい)/終わらせよう!パククネ政権!」と大書された横断幕を先頭に都心デモに打って出た。パククネ政権は、4・24ゼネストを違法・不法と決めつけ弾圧を狙ってはみたが、阻止線を張っただけでデモには一指も触れられなかった。4・24ゼネストは労働者のみならず各界から支持されており、パククネ政権の腐敗・不正義に対する全人民の怒りを糾合する闘いとなった。国際連帯に立ち上がろう! 国鉄決戦を牽引車として、民主労総のゼネストに続こう!(K)
※チャングレは、昨年、非正規労働者の問題を扱って大ヒットしたTVドラマ「未生(ミセン)」の主人公。囲碁のプロ棋士を夢見て挫折し、総合商社の契約社員となった青年が、会社の理不尽な対応や正規職との格差に悩みながら正社員になることをめざすストーリー。
民主労総など約360の各界社会団体は、パククネ政権の「非正規職総合対策」を「労働者殺しの総合対策」と規定し、これを阻止するための「チャングレを救う運動本部)」を今年3月発足させた。
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