二本松市の甲状腺がん発生率
他地域の2.6倍!!
(写真は某おじさんの二本松グループ応援行動から)
『ゆにおん同愛会』さんからの転載記事です。
二本松市の現状についてはこちら『4.2(木)ミニ学習会「二本松市周辺は なぜ 甲状腺がんが多いのか?」』に詳しく出ていますので、そちらをご覧ください。
その中からいちぶを抜粋
甲状腺がん・疑いと診断されたこどもは、須賀川市など「いわき市を除く南東地区」や福島市周辺では10 万人当たり20 人台なのに対し、二本松市周辺では60 人台です。2.6 倍です。この違いが単なる偶然のバラツキである可能性はわずか4%で、二本松市周辺の発見率は、いわき市を除く南東地区より高いことが統計学的な検定(Fisher 直接確率検定)で明らかになりました。
二本松市の甲状腺がん発生率は福島市周辺の、なんと2.6倍だそうです。
驚きました、群を抜いている。
まことに悲惨と言う他ない。
二本松と言えば思い出すのは某「短○○じさん」が盛んに通っていた或る「二本松グループ」のことです。
私が一昨年の暮れにブログ上で某「短○○じさん」と激しくバトルし、厳しく批判したところです(詳しくはおまけを参照してください)。
が、こういう結果を見るとさすがに「ざまぁ見ろ」という気持ちにはなれません。
いくらバトルしていたからと言ってもそんな気持ちにはなれない。
「ハァ~~、ヤッパリか。だからあんなに言ったのに・」とため息が出ます。怒りもモチロンですが、怒りとともに沈痛な気持ちがこみ上げるんです。
無責任さに怒りがこみ上げるんですよ。
二本松は事故直後に高濃度汚染されたところです。
その年の秋には二本松産新米から500ベクレルの高いセシゥムが検出されたところなのです。
いわゆるホットスポットなのです。
それなのに、某「短○○じさん」が精力的に肩入れした脱原発派のある「二本松グループ」は、復興のために帰還支援運動をすると言っていたのです。
信じられないことに「高濃度汚染地域に住み続ける」という運動を始めたのです。
だからわたしは批判したのです。
その批判に対して某「短○○じさん」は二本松グループに肩入れしながら、何と言っていたか。
「ダマされるな」と言ったんです。
「たんぽぽにダマされるな」と。
「中核派は活動資金集めのために原発反対と言っている。活動資金集めのために『ふくしま共同診療所』を建設している。
彼らの女子供のためという言葉に騙されないで下さい。」などと、まるで公安警察の言葉をそのままオウム返しに叫んでいたのです。
「騙されないで下さい。」と言ってダマしていたのはおじさん、どちらですか。
じつはこの男なのです。
「騙されるな」と言いながら、じつはこの男、復興支援派、帰還運動派に精力的に肩入れしていたのです。
「二本松グループ」が脱原発運動の中から出てきた復興支援、帰還運動グループだったからこそ某「短○○じさん」は彼らに目をつけ、毎月のように足げく二本松通いし、肩入れをしていたわけです。
(今さら言い逃れ出来ませんよ、証拠は有りますからね某「短○○じさん」。シレ~~ッとして知らんフリしてはダメでしょう、自分がやった事なんだから。)
(もちろん某「短○○じさん」の二本松通いのもうひとつの目的は、「被曝反対、避難させろ」の運動をしていた「子どもフクシマを分断する」という目的も兼ねていたのだろうと思いますけど。。。)
しかし今となってはとても残念です。
でも、今からでもいいです。二本松のあるグループには復興と帰還のために運動するのではなく、避難と移住支援のために全力を挙げてほしいですね。
そして出来ることなら今すぐ全員避難してほしいです。
或る二本松グループのスローガン
「東日本大震災復興支援の一環として、「風化させない」「忘れない」「復興支援の力を取り戻す」をテーマに活動する・・・」云々http://ameblo.jp/v-saigai-otani/entry-11601485356.html
いかがです?
この運動方針、どこかおかしいですよね。
私たちは政府の言う「絆」運動、「復興」運動、帰還促進の尻押しをするために反原発運動をやってるのですか??
そんな事のために、私たちは毎週毎週、官邸前に立っているのでしょうか。
もちろん違いますよね。
(以上、当ブログ管理者)

以下、転載記事
4.2 「二本松市周辺はなぜ甲状腺がんが多いのか」
ミニ学習会
二本松市周辺は なぜ 甲状腺がんが多いのか?
「福島の地形と風向きから考える」:菊池京子
「ヨウ素131放出量推定の現状」:温品惇一
福島の子どもたち約36万人の甲状腺を検査した結果、甲状腺がん・疑いは110名。「想定外」の多さです。福島県内を9つの地域に分けて甲状腺がん・疑いの発見率を調べると、10万人当たり20人台(福島市周辺、いわき市を除く南東部)のところから、二本松市周辺(二本松市、本宮市、大玉村、三春町)のように60人台のところまで、2.6倍の開きがあります。二本松市周辺の発見率は、いわき市を除く南東地区より高いことが統計学的な検定で明らかになりました。
二本松市周辺はなぜ甲状腺がん・疑いの率が高いのでしょうか?甲状腺がんの原因とされるヨウ素131の半減期はわずか8日なのに、原発事故当時はほとんど測定されていなかったので、どのくらいの量が大気中に放出されたのか、どのような地域分布になったのか、分かっていません。「専門家」が信用していた放出量の推定値もひどく過小評価されていたことが、昨年末のNHKスペシャル「知られざる大量放出」で明らかになりました。
4月2日のミニ学習会では、福島の立体地図を見ながら、地形から風向きと放射性物質の行き先を考えます。また、ヨウ素131の放出・拡散具合がいまどのように推定されているかについても紹介します。どなたも自由にご参加ください。
4.2ミニ学習会「二本松市周辺はなぜ甲状腺がんが多いのか」
4月2日(木)午後6時開場 午後6時15分~9時15分
文京区男女平等センター・研修室D
地下鉄丸の内線、大江戸線「本郷三丁目」駅下車 徒歩5分、都営地下鉄「春日」駅7分
文京区本郷4-8-3 本郷真砂(まさご)アーバンハイツ1階 TEL 03-3814-6159
参加費:500円(資料代込み)
申込先:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
チラシPDF:http://urx.nu/iIoK
記事元:なんくるブログ

おまけ