医療従事者・未来を担う学生・・
とりわけ福島県民多数の参加を切望致します

‥2012年、ふくしま共同診療所が開院してから、多くの医師や医療関係者の協力のもとで被曝による健康被害と向き合い、あるいは仮設住宅を訪問し、住民に寄り添った医療活動を行ってきました。その中で、次のような課題が浮き彫りとなっています。
① 小児甲状腺がんが多発しており、甲状腺に限定されない非がん性障害も懸念されます。これらに対する対策が必要とされたいます。
② 「安全・安心」のキャンペーンに対しては、科学的な批判と正しい情報を住民に提供していく必要があります。
③ 増加する「震災関連死」に対して、医療的・社会的な援助と防止策を立てなければなりません。
④ 「避難・保養・医療」の原則に立って、医療活動を強化していくことが求められています。
4年目の「3・11」を前にして、被曝と向き合う医療をいかに実践していくのか。
「安全・安心」の空文句で福島の人々が切り捨てられることを、決して許してはなりません。
チェルノブイリや世界的な教訓から学び、福島県に暮らす人たちの生の声に耳を傾け、ともに討論しながら福島の課題とその克服に迫っていければと考えます。
■3・8被曝医療ふくしまシンポジウム(国際医療シンポジウム)
と き 3月8日(日)13時より
ところ 福島グリーンパレス・瑞光の間(福島市太田町13-53)
パネリスト 崎山比早子(高木学校 国会事故調委員 医師)
金益重(韓国東国大学医学部教授 韓国反核医師の会運営委員)
山田真(子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク)
布施幸彦(ふくしま共同診療所院長)
お問い合わせ 024-573-9335(ふくしま共同診療所)
ところ 福島グリーンパレス・瑞光の間(福島市太田町13-53)
パネリスト 崎山比早子(高木学校 国会事故調委員 医師)
金益重(韓国東国大学医学部教授 韓国反核医師の会運営委員)
山田真(子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク)
布施幸彦(ふくしま共同診療所院長)
お問い合わせ 024-573-9335(ふくしま共同診療所)
《賛同人》
今井 重信 (湘南中央病院理事長)
南川 逸雄 (南川げんきクリニック院長)
山口 研一郎 (現代医療を考える会代表)
郷地 秀夫 (東神戸診療所所長)
黒岩 卓夫 (医療法人萌気会理事長)
末光 道正 (八尾北医療センター長)
春日井 清 (内科医 青森県)
遠藤 順子 (医師)
武田 啓治 (医師)
東 顯 (医師
松本 文六 (医師)
(1月31日現在)

杉井医師の訴え
■3・8国際医療シンポを成功させたい
集会などの行動は、避難する人たちとともに現状を共有し、闘う方向性、持続する心を強化し共闘する中身が必要。そして反原発を闘う人たちの思想的・運動的なすり合わせ、切磋琢磨。「福島はこうです、どうしましょう」という一般的な話ではない。運動なんだから、思想なしには進まない。集会はそういうものを考える機会になる。
そして現在何が必要かということ。医療なり、具体的に起こるであろう不安に応えるものでなければ。応えきれないことはいっぱいある。それを考えるこちら側の契機になる。
集会などの行動は、避難する人たちとともに現状を共有し、闘う方向性、持続する心を強化し共闘する中身が必要。そして反原発を闘う人たちの思想的・運動的なすり合わせ、切磋琢磨。「福島はこうです、どうしましょう」という一般的な話ではない。運動なんだから、思想なしには進まない。集会はそういうものを考える機会になる。
そして現在何が必要かということ。医療なり、具体的に起こるであろう不安に応えるものでなければ。応えきれないことはいっぱいある。それを考えるこちら側の契機になる。
うちの本町クリニック(東京・国分寺)でも保険適用で甲状腺エコー検査を始める。全部の医療機関、看護学校などに働きかけ続けます。
3月8日の国際医療シンポジウムを、今までの全力を結集し、各種の国内外の人たちとの真摯な意見交換を通じて、状況を踏まえて今後の方向性を確認し、一般の認識にしていくものとして成功させたい。
3・11から4周年、現状打開のための怒りを結集する「反原発福島行動’15」と共通のものとして勝ち取らなければならない。
そして原を推進しているのは全世界の資本主義者どもだから、国際連帯の力も結集して成功させたいと思っています。〈了)
アックス・ローゼン博士 ドイツ
(核戦争防止国際医師会議)
福島原子災害の健康への影響について3Satドイツ公共テレビチャンネルで放映された「Nano」番組
3Sat/Nano: なぜ福島災害は無害化されているか。(日本語サブ・タイトル)