ス労自主「8君不当解雇撤回!」闘争に連帯
合同労組レイバー・ユニオン福岡は1月21日、スタンダード・ヴァキューム石油自主労働組合西日本合同分会連合会(ス労自主)がホテル日航福岡で開催された「中国九州地区EMGマーケティング代理店・特約店会議」に対して行った『8君不当解雇撤回!エクソンモービル市場撤退絶対反対!再雇用闘争貫徹!国鉄闘争勝利!』闘争に連帯し、同ホテル前で午後12時半から2時まで街宣行動を行いました。
この日の闘争に参加したのはレイバー・ユニオン福岡をはじめ国鉄闘争全国運動・九州、NAZEN福岡、星野文昭さんを取り戻す会・九州、福岡労組交流センターなどの労働者13名。正午にホテル前に結集、さっそくス労自立組合員内川さんを先頭にリレートークを行い街ゆく人に「8君不当解雇撤回!」のビラを配りました。
ス労自主は、第一次石油危機渦中の1974年に「第2組合デッチあげ分裂攻撃」を経て1982年9月に結成され、10月には全国組織として発足しました。エクソンモービルの前身であるエッソ石油が1976年に1名、82年に2名、また84年に5名の計8名を不当解雇したことに対し、この間一貫して「8君の不当解雇撤回」の実現を訴えて闘ってきました。
2012年6月に石油メジャー・エクソンモービルが世界第3位の石油消費国・日本から事実上の撤退。子会社の東燃ゼネラル石油に自社持ち株分と「のれん代」を合わせて3832億円でエクソンモービル有限会社を売りつけて米本国へ資金引き揚げを図り、社名を「EMGマーケティング合同会社」へ変更しています。エクソンモービル社は2003年に名古屋油槽所において工事労働者6名を火災事故で死亡させ、12年には大阪・堺製油所の溶融硫黄30トンの漏失事故の隠蔽を図っています。ス労自主はこれら死亡事故や漏失事故隠蔽、組合員の再雇用拒否に対する闘争にも取り組んでいます。
記事元 レイバーユニオン福岡のブログ