「失業率低下」「GDP順調な伸び」「企業収益増大・
好決算」「賃金上昇」etc. =景気回復傾向
景気のいい経済指標ばかり発表される割に
庶民にとってその実感は皆無。
広がるばかりの格差・貧困にあえぐ人たち急増
これは、先日のアメリカ中間選挙において
それまでオバマ(民主党)を支持・期待していた人が
三行半を突きつけて共和党に一票を投じたため
民主党の大敗につながった大きな理由・不満だ。
失業率低下とはいっても、「派遣」」という雇用形態が
存在しないアメリカでは、生活のため涙を飲み意に反した
職場において「アルバイト」で生計を立てざるを得ない
人たちが増えただけの話。
おや?日本と全く同じではないか!
富める者は益々富み、貧しい者はさらなる貧しさに
あえぎ奈落の底へと堕ちてゆく社会。
アメリカはそんな政治にNO!と声を挙げたのだ。
オバマが何もやらなかったとは言わない。
しかしアベには言いたい。害遊に出かけた国の数を指折り数え、
遅効性の毒矢を射、数え切れない訳の分からない法案を提出・
閣議決定し、形式的にお気に入りの有識者を集めただけの委員会を
設置するばかりで、国民に一切目を向けることのない冷たい政治に
ウンザリだ。国民一人一人が確実に安心して暮らせる平和な国に
するのが民主主義国家の長たる総理の使命ではないか。
第二次アベ内閣が成立してからまもなく2年になるが、
何一つ国民のために力を尽くしたという形跡はなく
将来に向けた展望・希望のカケラも持てない国になっただけ。
さて、日本の貧しき労働者たち・社会的弱者たち、今私たちが
やるべきことは何か??