【東北大学学生運動】
安倍をたおす日! それが11/2だ!
韓国・アメリカ・ドイツの労働者と団結して戦争を止めよう!
「自衛」と称して行われているイラク・シリア空爆を支持した安倍政権は、日本を「戦争のできる国」へつくり変えようと狙っています。10月8日、「日米防衛協力のための指針」見直しの中間報告を発表し、日米の軍事協力について、従来の「日本」や「日本周辺」という地理的限度をなくし、平時から緊急事態まで切れ目なく大きく拡大させようとしています。
11・2集会は、労働者・学生の団結で、安倍政権の戦争策動をとめる日です。「1%」の資本家の利益のために私たちは殺されてたまるか! 東北大生のみなさん、11月2日、東京日比谷野音で行われる全国労働者総決起集会に行こう。
◆韓・米・独の労働者が参加!
11・2集会は、韓国・アメリカ・ドイツの労働者が参加する国際連帯集会です。“日本が侵略されたらどうするのか?”ー安倍政権は私たちに恐怖をあおって「戦争のできる国」につくり変えようとしています。これに対する回答が、国際連帯の闘いである11・2集会です。
第二次世界大戦も、いま行われているイラク・シリア空爆も「自衛」と称して行われています。安倍政権のいう「国民を守る」というのは嘘っぱちです。「1%」の資本家のために、「99%」の側である労働者・学生が戦場に送られ、殺し合いをさせられるのが戦争です。
侵略戦争に対して、戦争当事国同士の労働者が戦争に協力せず、団結すれば阻むことができます。各国の労働者や学生が、自分の国の政府の戦争参加をやめさせる、やめないのなら倒す、これが戦争を社会からなくす道です。
11・2集会に参加する労働者は、それぞれの国、それぞれの職場・キャンパスで闘っている労働者です。パククネ政権が進める鉄道民営化にストライキで闘っている韓国・鉄道労働組合、オバマ政権による学校民営化、米軍による学校募兵活動や学校民営化と解雇に反対して闘う米・ロサンゼルス統一教組(UTLA)、世界中の労働者が11・2に駆けつけてきます。国境を越えた労働者・学生の団結をつくり、戦争をとめよう。
◆11・2集会で安倍政権を倒そう!
小渕・松島らの辞任に示されるように安倍政権はボロボロです。戦争・改憲とともに、原発再稼働の安倍政権を11・2集会でたおそう。
「政治家はカネの問題が多い。でも失望はない。最初から期待していないから」「大臣になる前に仮設住宅で過ごせ。そうしないと、私たちの苦しみは分からない。危機感を持って汚染水対策や廃炉作業に力を入れないと、時間がいくらあっても足りません」「小渕さんだけは私たちの苦しみも分かってくれるのでは、と期待していた。正直がっかりした。もう政治家は信じられない」(浪江町・仮設住宅に住む女性)。
福島から発せられる心底からの怒りと一つになって闘おう。
安倍政権は、人間の命を何とも思っていない! 原発事故から3年半が経過しているのに、未だに避難生活を強いられている人々が公式統計でも県外4万5200人、県内8万1300人。子どもたちから甲状腺がんが104人も発見され、リンパ節へ転移している子どもたちもいるのに、「原発事故との因果関係はない」と言い切り、帰る家を奪われ、生活を破壊された人々を切り捨てて、原発再稼働をしようとしています。こんな連中をこれ以上“国の代表者面”させるわけにはいかない。アベノミクスの幻想もすでに剥がれ落ちています。
私たちの未来を、安倍政権や支配階級に委ねるのではなく、闘いを通して切り開こう。
10月8日、東北大学でクラスに刃物を持って「殺してくれ」と訴えた学生が示していることは、何の希望も見いだせない社会に対する絶望であり、テストだ、単位だ、と競争をあおられ、団結が奪われてきた大学・教育の矛盾にほかなりません。求められていることは、極限的な競争社会の中でどう生き残るかではなく、生きづらい、生きていけないような社会を変える闘いであり、団結です。
未来を勝ち取るために11・2集会に参加しよう。
記事元 東北大学学生自治会