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【安倍打倒の11・2労働者集会に集まろう☆】 福島・椎名千恵子さんからの訴え

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【安倍打倒の11・2労働者集会に集まろう☆】
福島・椎名千恵子さんからの訴え
 
 
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    殺し、殺される戦争に追い込む
    安倍を倒そう 

    「許すな改憲!大行動」代表呼びかけ人

     福島 椎名千恵子さん




     生きるか、殺されるか。それを強(し)いる敵がいるようだ。
    そうであるならば、その敵と闘う以外にない! その意地が身
    体中からグラグラと煮え立つような怒りと憎しみとともにわき起
    こった記憶がよみがえってきた。19の頃の決断だ。

     半世紀近くも前のベトナム反戦行動の日。10月8日、羽田弁
    天橋。「学生が一人殺されたぞ!」「オウッ!」「官憲の装甲車にやられた!」。激しい衝撃が背筋を走り抜けた。顔は涙でグシャグシャ。両腕は痛いほどガッチリと名も知らぬ人と組み合
    っている。デモ隊の足音、装甲車の走音が入り混じったすさま
    じい轟音(ごうおん)、真っ黒い空にキラッキラッと監視灯から走った白い光に恐怖で凍りついたことも事実だった。

     続く闘争の記憶は、催涙弾(さいるいだん)と投石の攻防の後、国会議事堂を背にして延々と続いたフランスデモ。勝ち誇るようにみなぎってきた解放感として残っている。

     生きるか、殺されるか! それが再び、目の前の課題として
    現れたのは、まぎれもなく2011年3月だった。福島原発事故
    は起きてしまった。選択の余地は放射能から離れるか、被曝
    に甘んじ、この地で生き抜くか。闘う! この問題の元凶の正
    体と真っ向から闘う。半世紀前にやり残したこと、自分へのツ
    ケを払い済ませていくこと、それが生きることと覚悟した。

     7・1集団的自衛権行使の閣議決定は安倍政権の戦争発動
    と受け止められ、全国を震撼(しんかん)させた。潮目(しおめ)
    が変わり、街行く人びとが「安倍を倒せ」と口に出す情勢にな
    った。

     3・11以降、?抗(あらが)う民?が日本全土で立ち上がり、7・
    1でまたその数が増え続けている。この力が原発を止め、再
    稼働を阻止し続けている。

     8・17日比谷公会堂には「安倍を倒そう」と1830人が決起し
    た。そこで「世界の労働者とつながり戦争を止めよう。社会を
    動かしている労働者階級の手に世界を奪い返そう」と誓い合
    った。

     9・11郡山闘争には、平日にもかかわらず全国から650人
    が決起して労働運動の復権と再生の水路を開いた。国労郡
    山工場支部の橋本光一さんのこれまでの粘り強い闘いと、そ
    れに呼応する動労総連合の若者たちの奮い立つ姿がその核
    心に座っていた。

     11・2労働者集会は、7・1以降のすべての闘いをさらに超え
    るものとして構え、一人でも多くの決起をつくり出すための行
    動に創造的に取り組むことが急がれるであろう。しかしそれは
    同時に、目の前の人に、当たり前に淡々と「戦争を始めようと
    している安倍政権を倒しませんか。そうしないと生き延びてい
    けません」と語りかけることでもある。

     いのちを殺す、殺される戦争に追い込む安倍政権を倒そう。労働者の闘いで人間を、いのちを大事にする社会に変えてい
    こう。これが福島からの渾身(こんしん)の訴えです。
     
     
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