10・1郡山工場外注化阻止へ!
9・11郡山集会に結集しよう!
9月11日(木)13時
本町緑地(JR郡山駅から南に徒歩5分)
主催:国鉄労働組合郡山工場支部
民営化・外注化は必ず事故を引き起こす
2001年、朝霧事故で保線作業をしていた労働者がJR資本に殺されてから今もなお、多くの現場労働者や利用者・地域住民がJR資本によって殺され続けている。国鉄分割民営化・JRによる外注化で、指揮命令系統が完全に崩壊した。二次・三次下請けと委託を重ねることで安全が損なわれ、車両品質も低下している。
今こそ、JR本体とJR関連会社という枠を越えて、労働組合の壁を越えて、職場全体で外注化阻止を闘うときだ。国鉄労働組合郡山工場支部は、全国のJR関連労働者に9・11集会への参加を呼びかけている。JR東日本郡山工場の外注化阻止闘争は、郡山における外注化阻止闘争というだけではない。そこから広がる、全国の職場の外注化を阻止する第一歩として決定的に重要だ。JR西日本では後藤工場(米子)、JR四国では多度津工場での闘いが重要になってくる。
外注化の本当の目的は労働組合を解体すること
JR資本が、民営化・外注化を進めるのは、コスト削減以上に、労働組合を解体するという大きな目的があるからだ。JR資本は、一気に外注化するのではなく、部分を外注化していき、団結を破壊することで、労働組合つぶしを完遂しようとしている。今回の郡山工場外注化に際しても、工場全体を一気にではなく、機器着脱業務の部分だけを外注化すると言っている。しかし、外注化攻撃がかけられているときこそ、JR本体と下請けとに分断されている職場の労働者全体が、団結できるチャンスだ。敵の目的である労働組合解体ができなければ、追い詰められるのはJR資本の側なのだ。
JR各社が進めている駅ナカビジネス。JR西日本では、岡山駅など主要駅の売店がセブンイレブンに外注化されはじめた。JR四国でも、宇多津駅の売店がセブンイレブンに外注化された。今まで、JR関連会社がやっていた駅の売店を、JRと関係ない会社にすべて丸投げ外注化する。ここでもJRの無責任体制が作られている。JR西日本の真鍋社長は、『これまでローカルな駅だとキヨスクを置いても、お客様が少なく、店を閉めざるをえない。ここ10年くらいどんどん売店を閉める方向で進んできました。しかし、小さなお店でも、セブンイレブンさんの品揃え、サービスでやってみれば、経営が成り立つかもしれません。無人駅のような場所でもコンビニを置くことで、駅に人が集まってくる可能性が出てくる。』と言っている。駅の外注化・無人化を進めて駅員を削減する一方で、売店は出店させて、もうけを優先するという、JR資本を許すことはできない。
自分の職場で外注化阻止を闘い、すべての労働者と団結しよう!
